春の気配 三十三間堂 楊枝のお加持大法要
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通し矢が行われた三十三間堂では同じ日に「楊枝のお加持大法要」が執り行われます。今日はお堂の東側、この日には屋台が並ぶところに行きます。
長時間に及ぶ通し矢(大的大会)ですから、途中ここで休憩、軽く食事をするのにもってこいです。
三十三間堂 (正式には蓮華王院)
現在は天台宗妙法院の管理になるお堂。長寛2年(1164)鳥部山麓(現・阿弥陀ヶ峯)にあった後白河上皇・院政庁「法住寺殿」の一画に平清盛が造進した。一度、焼失したが、直に復興に着手し文永3年(1266)に再建。その後、四度の大修理を経て750年間護持されている。
長大なお堂は「和様入母屋本瓦葺」で、南北に118メートルあり、お堂正面の柱間が33あることから「三十三間堂」と呼ばれ、堂内には丈六の千手観音坐像(国宝)を中央に1001体もの観音像(重文)と共に風神・雷神、観音二十八部衆という30体の仏像(国宝)が祀られている。
千体堂の中心に3本の高い幟が立っています。てっぺんには、極彩色の竜頭です。
この日、堂内では「楊枝のお加持大法要」(やなぎのおかじ)が行われています。
観音様に祈願した法水を参拝者に注ぎ、頭痛封じと今年1年間の無病息災を祈る 平安時代から続く伝統行事です。
千体堂にも無料で入れますが、楊枝のお加持大法要を受けるため1時間半待ちの列になっていました。(なので入っていません)
袴姿の男性と・・・
こちらも袴姿の女性と・・・ちょっと不思議な風景
池の周りに、春の訪れを感じました。
蝋梅が咲き始めています
透明感のある黄色い可憐な花
蝋細工のよう
木瓜(ぼけ)の花も咲いています。
サザンカも
そして・・・十月桜
細い花びらが可憐で優しい色の花
三十三間堂の通し矢の日は楽しめますよ。
京都で生まれ育っているのに初めて行きました。来年はじっくり決勝も見たいなあと思っています。
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門扉の柵の隙間からお向かいの法住寺を覗いて見ると・・・なにやら。。。明日に続きます。
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コメント
何がどうっていうわけではないんだけど、
春めいてきているよね。
空?花?日差し?
いい感じですよね。
投稿: munixyu | 2015年1月20日 (火) 12:47
まだこれから寒さの本番だけど、花は咲いてるんですねぇ~。三十三間堂は、京都を感じるのにはわかりやすいんですが、他の観光寺との距離があるような気がして、最近は足が遠のいています。。。
今日はたまたま頭痛なので、楊枝のお加持のご利益をこちらから頂けたらいいなぁ。。と思いつつ読んでいましたw
1月ももう少しで終わりですが。。。2月は吉田神社行きますよね!!楽しいから行ってごらん!って言われるんですが、時期が時期だけになかなか行けないのです~
投稿: ばるさろ | 2015年1月20日 (火) 22:11
★munixyuさん こんにちは♪
大寒がすんだばかり、これからが冬本番。
それでも春の兆しは見えてきましたね。
投稿: りせ | 2015年1月21日 (水) 10:36
★ばるさろさん こんにちは♪
東山七条のあたりは広々していますので、他のお寺との距離が遠い気もしますが、歴史あるお寺の密集地だともいえますよ。
東福寺、智積院、泉涌寺、豊国神社、方広寺、豊国廟、新熊野神社、新日吉神宮、、、そして、頭痛の「今熊野観音寺」といろいろ揃っていますよ。
吉田神社の節分の追儺式は今は近付けないことを覚悟してくださいね。もみくちゃになりますから。
鬼が下りてくる細い山道は一方通行で規制してるし・・・私は、多分夜店を楽しみに出かけるくらいにします。
節分の日が底冷えの最高潮ですよ。
投稿: りせ | 2015年1月21日 (水) 10:48