御土居のライトアップ 北野天満宮
←目次 2006年1月27日から毎日更新しています。
御土居が初めて公開された2007年のお昼に紅葉を見に行きましたが、その後人気が出て大変な人出ということで敬遠していました。そして今年、やっとライトアップに行って来ました。 ライトアップの紅葉も美しかったですよ。
先日天満宮の境内の銀杏を紹介した時に申し上げたように、もみじ苑へは本殿の西から入りました。まだ空の明るさが残っています。
御土居(おどい)とは、豊臣秀吉によって作られた京都を囲む土塁で、秀吉による「京都改造事業」の一つとされています。(土手にあるお茶屋の前の展望台)
都を守る防壁あるいは水防のためという説がありますが、御土居によって都を洛中・洛外に区別したとも伝えられています。(なだらかな階段を紙屋川に降りて行きます)
ただし、この人為的な分類は当時の人々には不評で、秀吉の死後はうやむやになっていったそうです。(明かりに照らし出された紅葉は目を見張る美しさでした)
御土居の西は、紙屋川に沿って堤防を兼ねていました。(紙屋川に架かる赤い鶯橋が見えてきました)
北野天満宮の境内には当時の遺構や自然林がよく残っており、2007年にもみじ苑として公開されたのです。(何とも素晴らしい景色でした)
紅葉のスケールの大きさが分って頂けると思います。
見上げると、展望台の赤い欄干が見えています。
紙屋川の両岸から覆いかぶさるような紅葉が、紙屋川にも映って
竹林を照らす緑の明かりも綺麗ですね。
対岸に渡って、
少し行くと、もみじ苑の南端の橋があります。
上をみると、空が暗くなってきました。人出が多いかもしれませんが、来年はもう一度お昼の御土居に行ってみようと思います。
紙屋川から階段を上ると、山門前の出入口の前に休憩所があります。ここで、お菓子とお茶をいただきました。(お茶券付きの入苑ですから、こちらから入ると紅葉を見る前に先ず休憩になってしまいます。)
御土居の敷き紅葉も素晴らしいことでしょうね。紙屋川を埋め尽くすのでしょうか。
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