西本願寺 大銀杏と飛雲閣
←目次 2006年1月27日から毎日更新しています。
西本願寺の御影堂前の大銀杏の色付きを待っていました。
もしかしたら地面が真っ黄色~♪ ・・・て、期待しても、それは無理。西本願寺は門徒さんたちが大勢各地からいらっしゃってお掃除されているから。
立派な御影堂門です。
鮮やかな大銀杏(天然記念物)が見えています。
この大銀杏は低い位置から各方向へ水平枝や斜方枝を出す特異な形状を持つが、これは植栽時から剪定等の行き届いた管理がなされていたと思われます。
樹齢400年、御影堂の建立の寛永13年(1636)と同じ頃のものだと。
この大銀杏は「水吹き銀杏」とか「逆さ銀杏」と呼ばれています。
「水吹き銀杏」といわれるのは、
「天明の大火(1788)」(団栗辻子から出火、京都市中の大半を焼失)や、元治元年(1864)の大火の際に火の粉を浴びながらも生き抜いた樹です。
一般にイチョウは保水力・耐火力に優れた樹種だそうです。
「逆さ銀杏」と言われるのは、
苗木の時に逆さに植えたために横に広がったという言い伝えからのようですが、背の高い銀杏を見慣れているから、そう言われるのも分りますね。
御影堂から、京都タワーが見えます。(下の銀杏は水吹き銀杏ではありません)
飛雲閣(国宝)も見えています。
飛雲閣は、金閣、銀閣とともに京都三名閣の一つ。秀吉が建てた聚楽第の一部で、三層からなる楼閣建築です。二層の歌仙の絵が美しい。
飛雲閣は特別公開もありますが、塀に囲まれた中の池の前から外観を見るだけで、撮影禁止のため、こうして遠くから撮影するほかありません。
西本願寺伝道院も見えます。◆→記事はこちら。
西本願寺境内には銀杏の木が多いですね。
向うに鐘楼と飛雲閣が見えています。
境内からは塀越しにしか鐘楼も飛雲閣も見えません。
鮮やかな鐘楼です(TOPの写真も)。鐘楼の向こうの紅葉が真っ赤ですね。
極彩色です。
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コメント
掃除も、行き届き過ぎると風情がなくなるよね。
銀杏、元気なところがいいね。
紅葉する樹の中では、一番強いよね。うん、綺麗♪
投稿: munixyu | 2014年12月 9日 (火) 13:27
これは豪勢な!イチョウと言うとやはり上に向かって、天を刺す様にツンツンと並んだ並木を思い浮かべますが、コレはクスノキのような貫禄ですね~
西本願寺は飛雲閣、日暮門が有名ですよね!でも街中すぎて案外スルーしがち。。。近くまで行っても寺域が広すぎてどこから入るのか探してるうちに疲れて諦めてしまうw飛雲閣は撮影禁止なのですね。。呑湖閣も気になってるのですがあちらは公開すらなさげ(;´д` ) トホホ
長五郎餅!北野大茶会からのやつですね!京都駅でも見かけたんですが、木曜休みで買えませんでしたw
投稿: ばるさろ | 2014年12月 9日 (火) 21:22
★munixyuさん こんにちは♪
御揃いの法被やタスキをかけて大勢の門徒さんが掃除してらっしゃいます。
400年なのに元気な銀杏です。紅葉より目立ちますね。
投稿: りせ | 2014年12月10日 (水) 10:56
★ばるさろさん こんにちは♪
緑の銀杏も綺麗ですが、黄葉したのは目を見張るくらいに美しいですね。
剪定で、あんなに広がるんですね。
特別公開っていうから、大喜びで行ったんですよ。そしたら、池の前から正面を見るだけ。外観さえも撮れない、監視員が居られました。なのに、遠くからだったら撮り放題です。西本願寺の中も特別公開で入りましたが、撮影禁止でした。
国宝の唐門も何度も記事にしていますので見て下さいね。
右の空白に寺院名を入れて検索していただいたら直ぐに出ますので。
投稿: りせ | 2014年12月10日 (水) 11:06