「西尾八ッ橋の里」と昨日の夕焼け
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熊野神社の辺りは八ッ橋発祥の地です。
現在の丸太町通は平安京の春日小路といい、北に1筋、平行に走る路を東大路以東を「春日北通」、以西を「春日上通」といいます。 ◆場所はここです。
春日北通を挟んで北に上の写真の「本家西尾八ッ橋」、南に「聖護院八ッ橋総本店(玄鶴堂)」があります。
享保(1716~36)の頃、箏曲八橋流の祖八橋検校(1614~85)の墓がある黒谷で、琴形の煎餅を売ったのが最初とも、黒谷の茶店主人が夢で検校から製法を習ったともいわれています。
のち聖護院村の八ツ橋屋に生まれた西尾為治は、元禄からの古法に改良を重ね八ツ橋中興の祖と呼ばれました。
「八ツ橋」は、人名の「八橋検校」(やつはしけんぎょう)に由来しています。
・・・この日初めて気が付きました。和食、甘党のお店が出来ていました。
「西尾八ッ橋別邸」
1919年(大正8)、財界人であり、京都法政学校(立命館大学の前身)設立に尽力された、河原林樫一郎氏の旧邸宅。後に東芝産業の所有となり、役員専用の保養所とされていたものを西尾八ッ橋が購入。
2013年、基礎から全面改修・復元を行って「食事・甘味処」として公開したものです。
数寄屋風書院造りの建物には、国産拇材(ぼざい=ツガ)が使われ、襖の取手や釘隠しにも独創的な金物が施されています。
大茶室
庭園と月見台
普段なら、お善哉をいただくところですが、おしるこしかなかったので・・・
テーブル席で「お抹茶と白餅」をいただきました。
・・・でも1000円は高過ぎです。(それも生菓子じゃなくてお餅だし)
やはり、八ッ橋が付いていましたが。。。
メニューには軽いうどんなどもありました。お庭を楽しむのなら、それで良いかな・・・
資料室
建築以前から自生していたと思われる樹齢150年を超える椋の大木があります。
かきつばたの池
これも睡蓮の一種ですか・・・目の覚めるような美しい色
左に茶室、右は上記の大茶室と月見台
御茶室と丸窓
ところで・・・
昨日の東の空の夕焼けがとっても綺麗。青空が残って、雲がピンク。
ネットのニュースで・・・
台風接近で東京都心の西の空が濃い赤色に染まったとありましたが・・・京都の西空も・・・下をどうぞ。。。台風接近、恐いです。
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西の空・・・スゴイ色です。
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コメント
西尾八つ橋さん、こんなお屋敷を購入されたのですか。
維持管理が大変と思いますが上手に続けて下さると
良いですね。
昨日の夕焼け、空半分が赤くなった感ありでした。
あまりの凄さに半分怖くもありました。
日没後も余韻が素晴らしくて。
りせさんのブログに載るかなあと楽しみにしてました。
わーい♪
投稿: 8mama | 2014年10月11日 (土) 11:51
お抹茶と白餅で1000円は痛いよね。
台風接近で濃い赤に染まる西の空。
こういうのって怖いですよね。
投稿: munixyu | 2014年10月11日 (土) 12:38
★8mamaさん こんにちは♪
立派な家屋にお庭です。
ゆっくり出来るのですが、座ってから「何頼もうか??」って困りました。1度しか来ないから高いお抹茶でもと思いました。
夕焼け・・・綺麗というか、恐いというか・・・凄かったですね。
今朝の朝焼けも赤い筈って書いてありましたが、それは確認できずです。
投稿: りせ | 2014年10月11日 (土) 17:27
★munixyuさん こんばんは♪
お寺で用意されているお抹茶の相場は500円です。
夕焼けに染まる空は大好きですが・・・これはやり過ぎというか、天変地異感があって恐いですね。
投稿: りせ | 2014年10月11日 (土) 17:32