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2014年10月 3日 (金)

酔芙蓉 咲く 大乗寺 

目次 からたっぷり京都をご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

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※写真は全てクリックで拡大します。

初秋の楽しみの花の一つが「酔芙蓉」(すいふよう)。
「酔芙蓉の寺」として知られる、山科の大乗寺に行って来ました。

大乗寺 (だいじょうじ)  法華宗   地図です
縁起は古く300年以上前に遡るが、近年は廃寺の危機にあった。
平成4年に、大本山本能寺の執事長の職を辞して無住の当寺に移った現 岡澤海宜住職がツルハシ1本で参道造りからはじめ、酔芙蓉の挿木を育て、今では1300本に増えた酔芙蓉が見事な花をつけており、立派な花寺となりました。

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山際の木立がうっそうとした中に、「酔芙蓉の寺、大乗寺」はあります。

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寺院建築の本堂はまだありませんが、中には・・・

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祭壇がちゃんとありました。いつの日か立派な本堂に納まりますように。

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大きなどんぐりがボトン、ボトンと落ちてきています。

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酔芙蓉をかき分けるように進みます。(上から眺められるように脚立が用意されていました)

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このブログでは大乗寺の酔芙蓉を何度も記事にしていますので、「酔芙蓉」はご存知かと思いますが・・・

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酔芙蓉 (すいふよう)
朝は白く咲き、時間がたつと淡いピンク変化、そして夕刻には鮮やかな濃いピンク色に・・・
「酔」の名の如くに、酔った人の顔が赤く変化してゆくような花です。

幾重にも重なった透き通るほどに繊細な花びら、上品な色合いです。 

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たった一日だけ咲く「一日花」。はかない花です。

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赤く丸くなっているのは、1日だけ咲いた花の終わった姿です。

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境内には日蓮の晩年の歌碑や百人一首「源宗干朝臣」「宗千の祖父第五十八代光孝天皇」の歌碑、京都市詩吟連盟の歌碑他ニ基の歌碑が立つなど、文学の寺としても親しまれています。

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平成15年、酔芙蓉観音像が建立され多くの人々の参詣を得ています。

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お昼1時半ころに訪れて・・・1時間弱。

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僅かに濃くなってきたように思います。

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一番赤くなるのは5時を過ぎると聞きました・・・下は古い写真ですが(撮影:2004年)の午後3時過ぎの花の色です。

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隣のお寺(光照寺)に掲げてあった言葉

  「他人を見る眼も 大切だが、自分を見る眼は もっと大切だ」

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酔芙蓉は10月半ばまで見頃は続きます。

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ホトトギスが咲き始めていました。

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コメント

酔芙蓉、一日で終わるはかなさが美しいですよね。
酔芙蓉や月下美人や沙羅双樹など一日花には独特の
はかない美しさがあって、それぞれ、いいですよね。

投稿: munixyu | 2014年10月 3日 (金) 15:40

★munixyuさん こんばんは♪
勿体ない花ですね。
蕾はたくさん付いてますが、1日で終わるとは・・・花弁の1枚1枚が薄くて透き通ったみたいで、これもはかなくて綺麗です。

投稿: りせ | 2014年10月 4日 (土) 01:00

酔芙蓉のお花は上品でいいですね。
ほろ酔い加減が美しい。
そして何とも儚げ。

一度行ってみたいと思いながら、実現していません。
りせさん、大乗寺は初めて行かれた時と雰囲気は
変わりましたか?

投稿: 8mama | 2014年10月 5日 (日) 11:40

★8mamaさん こんばんは♪
最初行った時に、小さな株を2ついただきました。
実家で地植えしたものは、高さが3mを越えて凄く大きく育ち毎年豪華な花を咲かせています。
大乗寺さんの酔芙蓉も放っておくと巨大になりそうなので、剪定、挿木が大変だと思います。
雰囲気は最初と同じですが、最初の数年は酔芙蓉の花に見立てた和菓子を頂けたのですが、多分訪れる人が多くなり過ぎたのか、今ではされなくなっていました。

投稿: りせ | 2014年10月 5日 (日) 20:32

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