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2014年9月20日 (土)

大将軍八神社 方除守護所

目次 からたっぷり京都をご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

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※写真は全てクリックで拡大します。

「大将軍八神社」・・・初めての記事です。
有名な神社なのに不思議ですが、実は「・・・つれづれ編」で夫がする筈だったので、こちらでは控えていました。

一条通り妖怪ストリートや、近くのお寺は何度かしているのに、ええくらいにしなくては・・・で、やっとの登場です。

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大将軍八神社
平安建都の際に都城の方除(ほうよけ)守護神として造営されたのが始まりとされ、当初は大将軍堂と称したが、江戸時代初期になって大将軍社と改められている。
祭神は古来の日本の神ではなく大将軍一神を祀っていたが、 明治時代に「神仏分離令」によって 神道を国教とし現在の形「素盞鳴尊、その御子五男三女神、並びに 桓武天皇を合祀」となり、御子八神と暦神の八神が習合して以後社名は「大将軍八神社」という。

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大将軍とは、
陰陽道にいう星神天大将軍で、方位をつかさどる神である。このため、建築・移動・旅行などに関し、方除け、厄除けの神として世間の崇敬を集め、その時々の権力者達も当社を厚遇したといわれる。

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・坤・離・巽・震

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・艮・坎・乾・兌     方位・・・私には全然分りませんが

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当社には、平安時代中期から末期にかけての大将軍信仰高潮期に奉製されたと思われる「神像」百余体が所蔵されている。

このうち、武装像、束帯像、童子像合わせて八十体が昭和47年(1972)に重要文化財に指定された。いずれの像も、独特の表情、装束で異彩を放っており、興味深い。また、陰陽道に基づく、古天文暦道資料(府指定文化財)も蔵されている。 (方徳殿に収蔵)

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大将軍社は王城守護のため古来より方除けの神として京都の四方に祀られています。

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※現在の大将軍神社の所在は以下のとおり。

  東: 東山区の東三条大将軍神社。 ◆→記事です

  西: 上京区の大将軍八神社。    ( この記事)

  南: 伏見区の藤森神社境内。    ◆→記事です

  北: 北区の今宮神社摂社疫神社  ◆→記事です
     西賀茂大将軍神社                ◆→記事です

  
 またこれらとは別に、祇園社(八坂神社)も大将軍を祀っている

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招霊(おがたま)の木   神代榊

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「いわし雲」なのか「 ひつじ雲」なのか・・・すっかり秋の空 撮影:18日

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つづいて、一条通から法輪寺(だるま寺)までを紹介します。

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 4 西陣 」カテゴリの記事

コメント

いわし雲?ひつじ雲?
空もいよいよ秋本番。
最近、朝夕が少し寒いですよね。

投稿: munixyu | 2014年9月20日 (土) 12:32

★munixyuさん こんにちは♪
いわし雲、ひつじ雲・・・うろこ雲もあるようですね。
1つ1つの大きさが違いなのでしょうか?

投稿: りせ | 2014年9月20日 (土) 13:43

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