北野天満宮 芋名月と灯籠と・・・
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昨日の中秋の名月の日、北野天満宮では明月祭(芋名月・いもめいげつ)があると知って、平野神社に行く前に立ち寄りました。
芋名月とは、ずいきや里芋、月見団子などを供えて名月を観賞することから別名「芋名月」とも呼ばれています。
どういう催しなのか、楽しみで行ったのですが・・・
神官さんたちが三光門の前でお祓いをされ、その後拝殿で神事が行われた(高くて見えませんでした)だけで終わったようです。
平野神社の名月祭まで時間が有り過ぎたので、いろいろ撮ってきました。
絵馬堂が好きで中を撮っていた時に、神社関係の方からお聞きした珍しいものを紹介します。
大鳥居の前にある大きな灯籠ですが、これは江戸の火消しの方が御所を護るために来られてた時に奉納されたものだそうです。
今まで注意して見たことはなかったのですが・・・よく見てみるとスゴイですよ。
何処かに江戸の火消しさん奉納って彫られているか見たのですが、無かったです。
6面に2つずつ彫られているのは十二支のようです。
これは龍と蛇・・・辰、巳。「龍」ばかりのサイトを作ってらっしゃる方から、時々コメントをいただきますが・・・ここにもありましたよ。天神さんの拝殿も龍だらけでしたよ。
参道に沿って少し行くと同じ大きさの灯籠がもう1つ。
昔は対として大鳥居の左右にあったんじゃないでしょうか。
参道は灯籠だらけ・・・そんな中に・・・
珍しい灯籠でしょ。お屋敷のよう、屋根になってますよ・・・(ハトが止まってます)
牛は天神さんのお使い。
菅原道真は丑年産まれ、亡くなったのがが丑の月の丑の日。牛に乗り大宰府へ下った。牛が刺客から道真を守った・・・などなど
楼門前の狛犬さん、犬というより獅子ですよね。
お口の開いた「あ」さん。 色付きかけた木々と夕陽に照らされて、秋の色。
境内も秋の色に
風景に人が入ると活き活きして、アクセントになります。自分がその人物としてそこに存在してるようにも思えるでしょ・・・
だからカップルが良い位置に入るのを待って撮ります。
こちらは外人さん
大黒天の灯篭
大黒さんの大きな・・・これ鼻の孔ですよね、口? ここに小石をのせて落ちなければ、その小石を財布に入れて祈るとお金に困らないといわれています。
拝殿の前に、正月の縁起物の大福梅(おおふくうめ)が干してありました。
梅園で収穫されたものほんの一部・・・見ているだけで唾が出そう。
北野天満宮の社殿は国宝、重文だらけ、装飾も立派で豪華絢爛。たくさん撮ってきましたので、続いて見て下さいね。
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コメント
梅干し、今年は妹が初挑戦で、
とってもおいしくできました。
やっぱり梅干しは、いいもんですよね。
投稿: munixyu | 2014年9月10日 (水) 12:42
あの鳥居の前の灯篭、すごいのですね。
しょっちゅう前を通っているのに・・・。
「大きな灯篭」で終わりです。
私の目はいったいどこについているのかと
思ってしまいました。
投稿: 8mama | 2014年9月10日 (水) 16:56
★munixyuさん こんばんは♪
今年は晴れの日が少なくて梅を干すのも大変だったようですね。
でも、上手に出来て良かった。 (^^)//゙゙゙パチパチ
投稿: りせ | 2014年9月10日 (水) 18:26
★8mamaさん こんばんは♪
大きな石の鳥居も凄いし・・・気付かないけど天神さんはやっぱりスゴイです。
他のところも色んなのがあるんでしょうね。私も何にも知りません。
最近、京都学って聞いたことありますが、京都の知らないところを教えてくれるんでしょうか??
投稿: りせ | 2014年9月10日 (水) 18:34
江戸の火消しってぇと、幕末に新門辰五郎配下の町火消が勝海舟の差配で将軍上洛の護衛を務めたって話がありますが、それかな?
普段何気なく見ているものにも謂れがあるもんですね。
投稿: わびすけ | 2014年9月11日 (木) 12:41
★わびすけさん こんにちは♪
絵馬堂で計測されてた方に、有名な絵馬がありますか?と伺った時に教えてもらったのですが、詳しいことは聞いてませんが・・・
将軍上洛の護衛ですか。 火事があって応援部隊に来られたのかとおもいました。
今日のブログの常林寺が、勝海舟の京都の宿だったのも面白いですね。
投稿: りせ | 2014年9月11日 (木) 16:49