« 大将軍八神社 方除守護所 | トップページ | 北野天満宮 拝殿、本殿の彫刻 »

2014年9月21日 (日)

一条通りから奥渓家住宅 安楽寺天満宮

目次 からたっぷり京都をご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

Jmp_0632a
※写真は全てクリックで拡大します。

大将軍八神社の前の通りが一条通り。
今日は一条通りから だるま寺(法輪寺)までの道すがらのお寺などです。

一条通
平安時代の一条通(大将軍商店街付近)に「百鬼夜行」という怪異伝説がありました。夜の町辻を妖怪が行列をなして行進するというものです。
古くなって捨てられた器物が「付喪神(つくもがみ)」という妖怪になると信じられ、この妖怪達が夜の一条通を行進すると考えられるようになりました。

Jmp_0707a

大将軍一条通を「妖怪ストリート」としてコミュニティーホールに「百鬼夜行資料館」を開設。百鬼夜行絵巻の模写などを展示している。

Amo_0536a

百鬼夜行資料館

Jmp_0641a

選仏寺  臨済宗建長寺派
仏日が洛西の念仏寺を譲り受けて改宗、宝暦11年(1761)に現在地に移転し、選仏寺とした。重要文化財指定の絹本著色中峰和尚像は、中国元時代の禅僧中峰明本の頂相画で、現在は京都国立博物館に収蔵される。 (非公開寺院)

Jmp_0636a

選仏寺の周囲

Jmp_0635a

奥渓家住宅(おくたにけじゅうたく)  
通称:梅軸軒奥渓以三薬房(ばいじくけんおくたにいさんやくぼう)
大友宗麟(桃山期のキリシタン大名)の孫奥渓以三を先祖にもち、後水尾天皇の中宮(東福門院)の御典医を務めた。東福門院様崩御の後は家禄を返上して当屋敷(別荘)に移り住み、仁和寺宮門跡の侍医も八代迄務めた医家である。侍医の時の良薬を製造し、現在は製薬として今日に至っています。入口の長屋門と母屋(木造2階建、瓦ぶき、煙抜き付)はいずれも江戸期の町家様式をそのまま伝える建物である市指定建造物。(非公開)

Amo_0526a

この茅葺の門は長屋門といい、かっては間口11間(約20m)もあった江戸時代中期の建物である。 持主の奥溪家は、九州大友氏ゆかりの家で、江戸時代のはじめ、江戸にでて医学を修め、元和6年、東福門院(後水尾天皇の中宮、徳川二代将軍秀忠の女(むすめ))は侍医(じい)となって京都に移り住んだ。いわゆる御殿医であった。

Jmp_0633a

本宅は一条烏丸にあり、下屋敷としてこの屋敷がつくられた。下屋敷は数ヶ所に武者窓をあけ、内部には仲間部屋・馬丁小屋の跡も残されている。この長屋門が建築された頃は堂々たる威容を誇っていたはずである。なお、門内正面に二階建の本宅があり、土間には供待(ともまち)を設け、二階に茶室をしつらえるなど、江戸時代の格式高い様式をよく伝えている。京都市内にあって、ともに江戸時代の民家の貴重な遺構である。
上京区天神道上ノ下立売上ル北町573

Amo_0525a

安楽寺天満宮
ここは、菅原道真の死後に従者が大宰府から帰京して、道真の霊を祀り安楽寺天満宮と称したが、明治期御供所が廃止された時に北野天満宮内に遷座され(北野神社境内の一ノ保社)、 その跡地に再び安楽寺天満宮として創始したと。

Amo_0515a

詳しくは拡大して読んでください。読みづらいですが・・・

Amo_0516a

  ◆地図です。  ※中心を安楽寺天満宮にしています。

Jmp_0625a

Amo_0522a

紙屋川

Jmp_0380a

竹林寺 (平野国臣以下三十七士の墓)
平野国臣は、もと福岡藩士で京都において同志とともに尊王攘夷運動に奔走したが捕えられ、元治元年(1864)、蛤御門の変のとき戦火に乗じて六角獄舎で、生野挙兵の同志、天誅組の水郡善之祐以下16名、池田屋事件の古高俊太郎以下8名ら勤王志士とともに斬首された。「憂国十年、東走西馳、成否在天、魂魄帰地」と辞世の詩をよみ37歳の生涯をおえた。  明治10年、西の京刑場あとから姓名を朱書した瓦片と多数の白骨が発見され、調査の結果、これらは六角獄舎で斬首された国臣ら勤王志士三十七名の遺骨であることがわかり、あらためて当寺に移葬された。

Amo_0511a

法輪寺(だるま寺)の真向かいが竹林寺。
前回のだるま寺は境内の紹介だけでしたが、今回は本殿などにも入りました。次回の記事で・・・

※コメントのお返事が出来ません。宜しく。m(_ _)m

今日もに来てくださった皆様、是非応援クリックをお願いしますm(_ _)m
       

-------------------------------------------------------------------
 

  ★こちらを是非宜しく→   ブログ村→にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
-------------------------------------------------------------------

紙屋川で見かけた豪華な萩の花

Amo_0362a

|

« 大将軍八神社 方除守護所 | トップページ | 北野天満宮 拝殿、本殿の彫刻 »

 4 西陣 」カテゴリの記事

コメント

どんどん秋が深まっていきますよね。
深まるのはいいんだけど、いきなり冬まで
行きそうで怖いかも。もうちょっと秋はゆっくりして
ほしいよね。

投稿: munixyu | 2014年9月21日 (日) 13:30

安楽寺天満宮・・・・初めて知りました。防府には、日本初の「防府天満宮」がありますので~とても興味がある記事でした。有難うございます。

投稿: chuzu | 2014年9月23日 (火) 20:41

★munixyuさん、こんにちは♪
今年は秋が早そうですね。
毎年10月に入っても残暑って感じだったのに・・爽やかな秋が長いと良いですね。

投稿: りせ | 2014年9月24日 (水) 13:52

★chuzuさん こんにちは♪
安楽寺天満宮・・・私もネット検索していて、知る人ぞ知るというか、貴重な史跡ですね。

投稿: りせ | 2014年9月24日 (水) 13:55

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 大将軍八神社 方除守護所 | トップページ | 北野天満宮 拝殿、本殿の彫刻 »