« 国際交流会館 日本庭園 | トップページ | シャガの参道 日向大神宮 »

2013年5月 9日 (木)

上杉本洛中洛外図屏風 鴨川風景

目次 からたっぷり京都をご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

Aml_9042g
※写真は全てクリックで拡大します。

鴨川のそぞろ歩きが心地よい季節になりました。くれぐれも日焼け対策は入念に。

四条から三条、二条辺りまでを既に記事にしましたが・・・今日はその上です。

Aml_9079a

橋の下がスッキリして、何やら掲示されています。このベンチは丸太が1本。ここは休憩用みたい。河原のベンチの種類は多いです。用途別みたい。

Aml_9034a

掲示されていたのは・・・上杉本 洛中洛外図屏風・・・こういうのを見ると撮りたくなるのです。プラ板とライトで反射がヒドクて綺麗には撮れていませんが。。。

Aml_9042d

国宝 上杉本 洛中洛外図屏風 米沢市上杉博物館所蔵

Aml_9041a

 右隻   ※拡大してご覧くださいね。

Aml_9042f

左隻

Aml_9042e

上杉本(米沢市上杉博物館所蔵本)六曲一双 狩野永徳筆 【国宝】
米沢藩主上杉家に伝わったもので、洛中洛外図の中でも傑作とされ、国宝に指定されている。狩野永徳が描き、1574年(天正2年)に織田信長が上杉謙信に贈ったとされる(『上杉年譜』)。描かれた景観から制作年代について様々な議論が行われてきたが、今谷明は景観年代を1547年と限定し、永徳筆であることを否定した(『京都・1547年』)。今谷説は美術史家にも衝撃を与えたが、その後、瀬田勝哉は景観年代を下げ、注文主を足利義輝と推定。さらに黒田日出男は景観年代を1561年(永禄4年)以後としたうえで、作画完了は1565年(永禄8年)とする史料を示した(『謎解き洛中洛外図』)。
従来は、信長が永徳に命じて描かせたものと考えられていたが、現在は屏風の注文主を足利義輝とし、義輝死後の1565年(永禄8年)9月に完成、その後信長が入手し、1574年に上杉謙信に贈ったものとする解釈が有力である。画面の景観年代は必ずしも制作年代に直結せず、粉本をもとに描いた可能性があること、画面に捺される「州信」の朱文円廓内壺形印は、永徳所用印のうちもっとも信頼度の高いものであること等により、美術史家たちは本作を永徳の真筆とみなしている。(Wikipediaより)

Aml_9063d

右隻  右上・稲荷山  右下・東寺

Aml_9063f

左隻    左上・比叡山  左下・上下御霊神社御旅所

Aml_9063e

祇園会(祭)の鉾が行きます。

Aml_9046a

「神輿渡御」・・・祇園会の中心となる神輿。特別に鴨川に架けられた橋を行きます。

Aml_9056a

御所 宮中で、何か行事が行なわれているみたいです。(左隻の中央端)

Aml_9049a

その少し下の部分

Aml_9048a

右上が稲荷山  左に清水寺 清水の舞台が見えます。三十三間堂も

Aml_9061a

鴨川・・・五条大橋、清水寺へのお参りの道になります。

Aml_9060a

鴨川・・・夏の鴨川は、河狩りと称する鮎漁、鵜飼。水遊びの子供、大人も見えます。

Aml_9038a

・・・そして、現在の鴨川。。。初夏の装いです。河原は元気色。

Jml_7657a

飛び石の橋は何ヶ所あるのかしら・・・

Aml_9071a

ここには・・・高瀬舟までありますよ。今まで気づかなかった。・・・乗れますか?

Aml_9077a

鴨川はまだまだ続きます・・・

更新の励みになります。ランキングの応援を宜しく。m(_ _)m
-------------------------------------------------------------------
 
2ヶ所クリック宜しく 
  人気ブログランキング   ブログ村→にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
-------------------------------------------------------------------

Jml_7645a

|

« 国際交流会館 日本庭園 | トップページ | シャガの参道 日向大神宮 »

 7 京の川」カテゴリの記事

コメント

こうやって、昔の様子がわかるのは、おもしろいですね(^_^) 川で遊んでいる様子を見ると、川遊びを楽しむ感覚は、今と変わらないような気がします。
最後の黄色の花(菜の花でしょうか?)、とっても、きれい、河原で、風に吹かれているみたいに思います。
ブログ、訪問していただけるとのこと、嬉しいです(^_^)

投稿: ごま | 2013年5月 9日 (木) 10:27

橋の下に屏風。いやぁー、なかなかいいもんですねぇ。
昔の京と今との対比ができて、いい観光スポットと
なりそうですよね♪

投稿: munixyu | 2013年5月 9日 (木) 13:45

洛中洛外図。面白いですねえ。
少し拡大してプリントアウトをし、じっくり観察してみようと思います。場所の名称の図も面白い!
すばらしいものを紹介くださいました。

投稿: Zu-Simolin | 2013年5月 9日 (木) 17:13

★ごまさん こんばんは♪
京都市もいろいろやってますね。
単調に河原を歩くだけじゃなく話題作りにもなりました。
黄色いの・・・菜の花です♪

投稿: りせ | 2013年5月 9日 (木) 22:31

★munixyuさん こんばんは♪
もう少し上流には葵祭のパネルがありました。
京都市は鴨川の河原をせっせと整備してますよ。
橋の下もえらい綺麗になってます。

投稿: りせ | 2013年5月 9日 (木) 22:42

★Zu-Simolinさん こんばんは♪
「上杉本洛中洛外図屏風」で検索したら、「京都アスニー」に立派なレプリカがあるようですよ。
「光の破片」・・・いよいよですね。

投稿: りせ | 2013年5月 9日 (木) 22:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 国際交流会館 日本庭園 | トップページ | シャガの参道 日向大神宮 »