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2013年2月 6日 (水)

北向山不動院  

目次 からたっぷり京都をご覧ください。2006・1・27から更新

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※写真は全てクリックで拡大します。

安楽寿院のすぐ先にある北向山不動院。一般に北向不動の名で親しまれています。  

興教大師が鳥羽天皇の病気平癒を祈願した際に不動明王が出現、回復した天皇の勅命により、興教大師が開山した勅願寺です。

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北向山不動院 (きたむきざんふどういん) 
天台宗の単立寺院。 山号は北向山。
大治5年(1130)、鳥羽上皇の勅願により鳥羽離宮内に創建され、興教(こうきょう)大師を開山としたのが当寺の起こりである。
本尊は大師が自ら仏師康助に刻ませた不動明王(重文)。王城鎮護のため北向に安置した。そのため上皇から北向山不動院の名を賜ったといわれる。久
寿2年(1155)、播磨国 大国の庄を寺領として、藤原忠実が中興に当たった。その後、応仁の乱の兵火などの災害に遭ったが、幸い本尊不動明王は難を逃れた。朝廷の保護も厚く、近世に至って復興した。

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鐘楼にかかる梵鐘は二品済深(にほんさいしん)親王の御銘があって、元禄7年(1694)に名越浄味(なごし じょうみ)によって鋳造されたものです。
名越浄味は代々お茶の釜を造って有名でしたが、大仏殿(方広寺)の大鐘を鋳造して梵鐘の方でも有名になりました。

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千手観音、虚空菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩

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境内には十二支守り本尊の石仏などが安置されています。

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現在の本堂は、正徳2年(1712)、東山天皇の旧殿を移したもの。近畿36不動尊第22番霊場。

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王城鎮護のため不動明王像は北に向けられていることが「北向山」の名の起こり。

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「一願の護摩」といい、お不動さんにその願いをきいていただける、といわれる。

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護摩堂、大護摩厳修道場があります。

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名前だけは知っていても、詳しいことは知りません・・・ちょうど書かれていましたので、載せておきます。(拡大させて読んでくださいね)

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境内の石仏

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洗心水

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北向不動尊 向こうは薬師如来

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手前から大日如来、稲荷大権現、山王大権現

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不動滝

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この日は安楽寿院とこちらだけ行って来ましたが、鳥羽・・・まだまだ訪れてみたいところです。

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 2 伏見 稲荷 藤森 鳥羽」カテゴリの記事

コメント

いろんな仏様といわれがあって、おもしろいです。読んでいて、楽しかったです(^_-)
小さい石仏、可愛いです(^_-) 最後の仏様が、色がついているせいか、人間ぽくって、親しみを感じました。

投稿: ごま | 2013年2月 6日 (水) 10:14

こんにちは、りせさん。
不動明王像が北に向けられていることが「北向山」の名の起こりなんですね、勉強になりました。
最後のお地蔵さま、白くお化粧されてドキッとする美しさです。
昨日は、大阪で用事をすませた後京都に行って、白沙村荘と霊鑑寺に行って来ました。特別公開の霊鑑寺、きれいなお庭とお人形がよかったです。円山応挙の本物の襖絵も拝見できました。

投稿: さらそーじゅ | 2013年2月 6日 (水) 12:31

たくさんの仏さんがいるところなんですね
賑やかでいいんだけど、さすがに名前までは
覚えきれませんね。でも、高校生クイズとか
ウルトラクイズの問題にいいかも♪
北向山不動院にいる仏さんの名前を全て答えよ
なんでね♪

投稿: munixyu | 2013年2月 6日 (水) 14:05

ありがたいと言いますか何と言いますか・・・
一ヶ所にこれだけまとめられると、単価が下がっちゃいますよね(苦笑)。
頭巾のお地蔵さんがかわいらしいですね。

投稿: わびすけ | 2013年2月 6日 (水) 17:35

こちらの不動院の境内は広いのですか?
沢山の仏様というか、ぎゅうぎゅうですねえ。

説明文は拡大して読みました。
干支別で守ってくださる仏様があるのですね。知りませんでした。
私、阿弥陀様でした。
ザルみたいな頭なので、とても覚えられないので、2月6日のブログは
仏様便利帳になります。

投稿: 8mama | 2013年2月 6日 (水) 22:07

★ごまさん こんばんは♪
ごまさんの守護仏は分かりましたか・・・
最後のお地蔵様、とても綺麗ですね。

投稿: りせ | 2013年2月 6日 (水) 22:39

★さらそーじゅさん こんばんは♪
霊鑑寺って、椿のお寺ですね。椿の時に行って撮ってるのをまだ記事にしてないんですよ。
あの可愛いお地蔵様、ふかふかの赤頭巾も似合ってますね。

投稿: りせ | 2013年2月 6日 (水) 22:45

★munixyuさん こんばんは♪
緑の少ない境内に、真新しい石仏さんが一杯です。
今更全部覚えること出来ないけれど、主要なのはいくつか覚えたいですね。
歴史、仏像ブームだから、クイズ用に覚えておくのも良い・・・♪

投稿: りせ | 2013年2月 7日 (木) 01:59

★わびすけさん こんばんは♪
古いお寺だけれど、石仏さんは案外新しそうでした。
頭巾のお地蔵様・・・女性みたいで美しいですね。造作が黒塗りなのが神秘的。

投稿: りせ | 2013年2月 7日 (木) 02:02

★8mamaさん こんばんは♪
広いかと言えば、広い方かもです。
殺風景です。緑はほとんどありません。
石仏さんたちの位置も、これから配置換えされそうに思います。
不動滝、稲荷大権現、山王大権現のある裏の方から入って来たんです・・・ちょっと異様なお寺だなあと最初思いました。
お寺で守護仏のキーホルダー買うときなど、自分のを覚えておくと良いでしょ。
8mamaさんは大丈夫、私はザルですから、このページを見に来ます。

投稿: りせ | 2013年2月 7日 (木) 02:11

 思うのですが、お記事の最後にポコンと載せられる写真がいつも面白いな、と思っております。
 それにしましても、守り本尊、五大力尊、諸仏など、たくさんおられるのですね。どなたが私などをお守りくださるのだろう、と思います。最後のお写真のお方かな?

投稿: Zu-Simolin | 2013年2月 7日 (木) 17:37

★Zu-Simolinさん こんばんは♪
最後とTOPは同じ場所で2つ以上撮ってある写真で、行き場のないものです。特に最後はお気に入りでアップ気味のにしています。
たくさん仏さんが居られるときに、自分の守り本尊を覚えておけば。
最後のお方・・・綺麗ですね。私も守って欲しいです。

投稿: りせ | 2013年2月 9日 (土) 00:40

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