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2012年7月29日 (日)

東寺 弘法さんの日に・・・贔屓

目次 からたっぷり京都をご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

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※写真は全てクリックで拡大します。

21日は「弘法さんの日」。伏見稲荷大社の宵宮祭の前に行って来ました。

先ずは陸橋からですが、東寺の五重塔といえばここからの景色ですね。

東寺 正式名称は:教王護国寺(きょうおうごこくじ)
東寺真言宗の総本山。794年(延暦13)の平安京造営に際し、その2年後の796年(延暦15)、国家鎮護のため羅城門の東に創建。823年(弘仁14)空海(弘法大師)に下賜されました。

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3時頃に到着。お店が片づけ始められていました。

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ゆっくり見ることもせず通り抜けましたが・・・ここはじっくり見てみたいお店です。

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昼ごろに急な大雨が降って、水溜りが出来ていました。

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3時がお店の終了みたいですね。品物も少なくてなってて残念です。

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知恩寺の手作り市も良いけれど、骨董の並ぶ弘法さんも楽しいです。

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今日は東寺で初めて見つけた物を紹介・・・個人的趣味なものです。

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金堂の屋根の上・・・龍ですか?  このようなのは初めて見た気が致します。

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そして亀さんの上に大きな石碑が乗っているの・・・いろんな処で見かけますが・・・

亀を撫で撫でしながらぐるりと一周してらっしゃるのは初めて見ました。

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「万病ぬぐい」
尊勝陀羅尼碑の下の亀に見えるのは中国の想像上の動物の贔屓(ひいき)で、龍の子とされ、重い物を背負うことを好み、甲羅に立つ石塔は永遠不滅といわれ、古来より石柱・石碑・墓の土台に用いられており、万病平癒の御利益があると信仰を集めています。万病ぬぐいの布で贔屓を擦り、自身の幹部を擦ってください・・・(立札より)

そうだったのですか・・・亀に似てますが、「贔屓(ひいき)」という中国の伝説の生き物らしいです。初めて知りました。万病ぬぐいをされていたのですね。

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贔?  (Wikipediaより参考に・・・)
日本の諺「贔屓の引き倒し」とは、「ある者を贔屓しすぎると、かえってその者を不利にする、その者のためにはならない」という意味の諺だが、その由来は、柱の土台である贔屓を引っぱると柱が倒れるからに他ならない。
「贔屓」を古くは「贔?」と書いた。「贔」は「貝」が三つで、これは財貨が多くあることを表したもの。「?」はその「贔」を「尸」の下に置いたもので、財貨を多く抱えることを表したものである。・・・

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それからもうひとつ感心したのが・・・大日堂(現在の回向所)の前にあるお線香立て。

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スゴイ彫刻ですね。龍ですか?

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こちらが後ろだと思いますが、龍の顔も見えています。

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しつこいようですが・・・横からも。

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そして・・・御影堂(大師堂)横の灯籠にも龍。今年は干支の辰づくしです。

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東寺の事務所、綺麗です。

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コメント

東寺の弘法さんまだ行った事がなくて、おもしろそうですね。贔屓のことも初めて知りました。実物見たくなりましたよ。

投稿: kei | 2012年7月29日 (日) 10:08

へぇえええー、ただの亀さんじゃないのね
重いものを持つのが好きなんだ
偉いですなぁ♪

投稿: munixyu | 2012年7月29日 (日) 11:47

★keiさん こんばんは♪
お店の片付けが始めってて残念でした。秋になったらもう一度・・・
贔屓って、架空の動物なのですね。あの石像は色んな処で見かけますが、やっと意味が分かりました。
延暦寺、勧修寺、黒谷の墓地・・・今思い出した場所です。

投稿: りせ | 2012年7月29日 (日) 22:06

★munixyuさん こんばんは♪
長寿の亀だとばかり思ってました。
ちょっと可哀そうだなあと見てましたが・・・重い物を乗せるのが趣味だったのですね。

投稿: りせ | 2012年7月29日 (日) 22:09

亀みたいな贔屓は滋賀県の長命寺にもありました。
やはり大きな石碑を背負っていました。
http://resort.travel-way.net/gif/kyoto/chomeiji_chushajo_10_07_23_2.jpg

投稿: candle light | 2012年7月30日 (月) 01:15

★candle lightさん 初めまして♪
コメント有り難うございます。(o^-^o)
滋賀県の長命寺というと、琵琶湖周航の歌に出てくる長命寺ですね。
立派なお寺の名前の石柱を背負ってますね。有難うございます。
これから贔屓を見つけると「何を背負っているんだろうか」・・・って気になります。

投稿: りせ | 2012年7月30日 (月) 11:16

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