下鴨神社 市女笠が可愛い献上・紀州梅道中

←目次 からたっぷり京都をご覧ください。２００６・１・２７から毎日更新。

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６月６日は「梅の日」らしいです。
「梅の日」は、１５４５年の賀茂神社（上賀茂神社と下鴨神社）の例祭で、梅が献上された故事にちなみ、紀州梅の会が２００６年に制定しました。

下鴨神社の緑の中を進む雅な行列です。

和歌山県南部の「紀州梅の会」の方々が上賀茂神社と下鴨神社を訪れ、青梅を奉納します。

これが見たくて・・・「市女笠」、「虫の垂れ絹」の平安装束が好きで待っていました。

虫の垂れ絹からほのかに透けて見える顔、装束がとても雅です。

採れたての青梅が籠に盛られています。

市女笠（いちめがさ）
市女笠は女性が外出する際にかぶる笠で、真ん中の部分が高く作ってある。この高くなった部分を巾子（こじ）と言うが、巾子は浅いものと深いものがあり、虫垂れぎぬをつける時は浅くて笠全体が大きくなったものが、被衣（かづき）姿の時は深く、笠全体が小さなものが、それぞれ用いられた。

虫の垂れ絹・・・平安時代から鎌倉時代にかけて、女性の外出時の市女笠の周囲に芋麻（からむし）の繊維で織った薄い布を垂らしたもの。

鳥居をくぐって・・・

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見物客・カメラマンがもっと多いかと思っていましたが、意外に少なかったです。

楼門をくぐり・・・

行列は境内へ入ります。

参道でテトラパックの試供品の梅を１ついただきました。

アクセントの藤の花も効果的。

行列は本殿に入って・・・

本殿での御祈祷が終わると紀州梅道中は上賀茂神社に向かって出発します。途中は車で行かれるそうですよ。

今年の梅の日は金星の日面通過と重なりました。

そろそろ梅雨入りも近いかと思い、昨日も写真を撮りに出かけていました。

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履物も綺麗に揃えられています。