雲龍院 2 双龍風雷図と石灯篭
←目次 からたっぷり京都をご覧ください。2006・1・27から毎日更新。
泉涌寺の別院・雲龍院 18日までの特別公開に行って来ました。
雲龍院 双龍が彩る皇室ゆかりの寺院
応安5年(1372)、後光厳天皇によって創建された泉涌寺派別格本山。皇室と密接な関わりを持つ寺院で、皇室の位牌を祀る荘厳な霊明殿や、後土御門天皇の「御黒戸御殿」であった雅な趣の本堂「龍華殿」(重文)が建つ。
今回の特別公開は、平成22年10月に奉納された水墨画家・堂野夢酔筆の迫力ある襖絵「双龍風雷図」、及び「星供」の九曜星本尊九体、「後小松天皇肖像画」などの寺宝の特別展示がされました。
霊明殿前の石灯篭
この灯籠は徳川最後の将軍、徳川慶喜が 孝明天皇陵前に建立したのを 幕末の混乱で倒され、当院の住職が避難させて据えた… といういわれがあり、少し傾いているのが 慌てぶりの象徴とされています。
以前、地面は殺風景だったのですが・・・菊の紋の砂紋が描かれていました。
本堂「龍華殿」(重文)
本尊・薬師三尊像を祀る堂内では、「双龍風雷図」の襖絵が公開されていました。
本尊以外は撮影がOKで、説明の方が写真をどうぞどうぞ・・・と皆さんに仰ってました。
中央にあるのは写経塔です。お一方写経をされています。
右から雷神
平成22年10月に奉納された水墨画家・堂野夢酔筆の迫力ある「双龍風雷図」です。
左端には風神
堂内から外を・・・
雲龍院はもう一回記事に致します。悟りの窓からは古木の紅梅が元気に花開いていました。
◆今日も来て下さって有り難うございます。ブログランキングの応援宜しく。m(_ _)m
-------------------------------------------------------------------
2ヶ所クリック宜しく
人気ブログランキング→ ブログ村→
-------------------------------------------------------------------
| 固定リンク
「● 3 泉涌寺と界隈」カテゴリの記事
- 大クスノキ 新熊野神社 若一神社(2012.05.23)
- 雲龍院 3 悟りの窓の古木の紅梅(2012.03.23)
- 雲龍院 2 双龍風雷図と石灯篭(2012.03.22)
- 雲龍院 1 雪のような白梅(2012.03.19)
- 木彫り雲龍 瀧尾神社の拝殿天井(2012.01.03)
コメント
石灯籠の配置が変わってるね。
菊の砂紋で皇室ゆかりと解るけど・・・。
そやろね新しいんや・・・。
投稿: Tacchan | 2012年3月22日 (木) 09:43
菊の紋の砂紋がきれいで、素晴らしいです(^_-)
襖絵、迫力がありますね!今にも、飛び出してきそうです!
最後の写真は、なんでしょうか?ついたてかな?
投稿: ごま | 2012年3月22日 (木) 10:11
おはようございます!私も先週の3/16に友人三人と行きましたよ。龍の写真撮らせていただきました。でもりせさんの写真と比べるとなんという違いでしょう!ヘタッピいな私。でも写真を撮るのは好きです。友人と灯籠の下の菊の御紋に感心!由来にへ~!でした。次の日、真如堂を拝観したのですが、ここも写真はOKでした。お寺さんの好意をみなさん裏切らないでマナーを守ってほしいですね。
投稿: shimasi | 2012年3月22日 (木) 10:19
ここの石庭は
石が細かいですよね
さらさらした雰囲気が伝わってきます♪
投稿: munixyu | 2012年3月22日 (木) 12:29
おお、「五爪の龍」ですね。
古来「五爪の龍」は皇帝の象徴で、ほかのお寺じゃどんな立派な雲龍図でも爪は三つだったりするんですが。
さすが皇室ゆかりのお寺ですねぇ。
投稿: わびすけ | 2012年3月22日 (木) 14:20
★Taccha~n こんにちは♪
石灯篭の地面・・・まえに来た時までは・・・「どうにかならないかなあ」って思うほど何にも無かったの。
灯籠の下の砂紋が菊の御紋とはサスガ御寺やねえ。綺麗。
投稿: りせ | 2012年3月22日 (木) 14:50
★ごまさん こんにちは♪
白砂が綺麗・・・菊の御紋も綺麗。
この時、龍を描かれた作者の作品もいろいろ飾ってあって・・・木に龍が描かれてました。
投稿: りせ | 2012年3月22日 (木) 14:54
★shimasiさん こんにちは♪
16日だったら梅がもっと咲いていたでしょうね。
いえいえ、部屋の中の写真は皆同じだと思いますよ。ゆがんでるのを見易く修正しています。
特別公開の時だけ撮影禁止というのが多いのに、撮影OKというのが嬉しかったです。
本来お寺さんは厳しいことは仰らないものです・・・真如堂の庭園・室内も普段はOKなのに、特別公開で来られる説明の方が「室内は一切ダメ」って仰ったことがあります。「事なかれ主義」が悲しいなあと思います。
投稿: りせ | 2012年3月22日 (木) 15:18
★munixyuさん こんにちは♪
綺麗な白砂ですね。
ホント、細かそうです。描くの難しいでしょうね。
投稿: りせ | 2012年3月22日 (木) 15:29
★わびすけさん こんにちは♪
スゴイ・・・わびすけさん、サスガです。説明の方も仰いませんでしたよ。
爪・・・5本ですね。初めて見たかも。昨日の天神さんも3本ですしね。
築地塀の5本線や菊の花びらの枚数・・・皇室関係には色々特別な数があって・・・龍の爪もでしたか・・・(o^-^o)
投稿: りせ | 2012年3月22日 (木) 15:34
冬の旅に合わせて灯篭を設置し直したのかな?
砂紋まで描いちゃって、凄い庭師さんですね、剪定といえ
素晴らしい人です。(専属の斉藤さん)畳も真新しいですね、紋縁 にして床から変えてますね!
珍しいほど先進的なお寺さんです。住職さん、奥方様、スタッフのおばさん皆様が気さくな人です。是非一度行って欲しい処です。隣の近代的なお墓も驚くでしょうね?
中には大石内蔵助の書も隅の方にあったり、あちらこちらに生け花を飾り、写経の周りはぐるっと一週出来た様な記憶があります。 もし行った際には裏にも廻ってみて下さい、ほっこりしますよ!
投稿: uzu | 2012年3月22日 (木) 18:26
★uzuさん こんばんは♪
雲龍院のHP、奥様のブログを見て・・・気さくさが分かります。お墓もへーって感じで驚かされました。
奥様のブログから、お嬢様が私の後輩かなあと思ったりして親しみも湧きました。裏に廻るのですか? 綺麗な白梅があるって書いてましたが、以前はねず梅の横から入ったことがありましたが、あそこでしょうか?
砂紋・・・サービス精神の表れでしょうか? 綺麗でした。
投稿: りせ | 2012年3月23日 (金) 01:11