将軍塚大日堂 2011 紅葉
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今日はとても鮮やかな紅葉をお届けします。
京都の夜景スポットと言えば「将軍塚」っていいますが・・・東山ドライブウェイ頂上の無料駐車場の小さな展望台は「将軍塚」ではありません。(私も間違っていました)
本当の将軍塚は駐車場から北へ100m程行くと・・・青蓮院の飛地境内の「将軍塚大日堂」があります。その中の大展望台から京都全市街が一望できます。
将軍塚大日堂の閉門は17:00(16:30受付終了)だから、夜景が見れるのは今の季節と、春秋のライトアップの時になります。
夜景じゃなくても、京都市内の素晴らしい眺望が見れますよ。
将軍塚大日堂
将軍塚一帯の山頂にあります。大日堂の御本尊は平安時代に作られた石造の胎蔵界大日如来で、付近の山中から発見された花頂院の遺仏と伝えられる。
碑のあるところに埋もれていたものを、お堂を造り安置しています。
古来より「大日さん」として信仰されており、幕末勤王の志士は、身の安全をこの像に謝したそうです。
小さな門をくぐって・・・将軍塚へ
色鮮やかな紅葉が迎えてくれました。
枝垂れ桜の白い枝と。
将軍塚
794年(延暦13)桓武天皇が平安遷都に際し王城鎮護のため造られた、直径約20メートル、高さ約2メートルの塚です。
高さ8尺(約2.5メートル)の土人形に鉄の甲冑を着せ、弓矢を持たせた将軍を京都の方を向けて埋めてあると「保元物語」「平家物語」などにあります。また征夷大将軍坂上田村麻呂ゆかりとする伝説も。
平安末期以後、天下に異変があるときは必ずこの塚が鳴動して前兆をあらわすという伝説が生まれ、「源平盛衰記」によると、源頼朝挙兵の前年、治承3年7月には、三度にわたってこの塚が鳴動し、ついでまもなく大地震が起ったといいます。
また、延元年間(1338年頃)には新田義貞がここに陣を敷いて足利尊氏の軍を敗り、また近くは太平洋戦争にここが高射砲の陣地にもなりました。
高さが十数メートルある西の展望台から見ています。ここからは京都全市街繁華街を眼下に見下ろすことができます。
ここからの京都市内の風景は、またいずれ記事に致します。
紅葉の向こうに大日堂の屋根が見えています。
左上に見えるのが北展望台。・・・そちらの方に向かいます。
この付近からは、古墳石室や経筒などが発見され、古墳の一つは大日堂の枯山水庭園の一部となっています。
将軍塚がこんなに紅葉が多いとは知りませんでした。
桜の頃も良さそうですね。
あの方々は測量をされているようでした。
このあと南禅寺に行ったのですが・・・南禅寺の喧騒と比べると、訪れる人も少なくて、紅葉を堪能出来ました。
北展望台からの景色を今日は少しだけ・・・思わせぶりに。
将軍塚大日堂 (青蓮院の飛地境内) ◆場所はここです。
拝観時間: 9:00~17:00 (16:30受付終了)
※春・秋に夜間ライトアップを開催しています
拝観料 : 500円
アクセス :地下鉄東西線『蹴上』駅から徒歩30-40分。
その他の交通手段は車のみです。(無料駐車場あり)
※暗い山道を登ることになります。車、タクシーでの参拝をお勧め致します。
将軍塚からの京都の眺めはサスガでした。
「京都の眺望、夜景は将軍塚」。・・・素晴らしい眺めは・・・多分年を越してから。・・・お正月の記事になると思います。
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北展望台の近くの庭園。
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