野仏庵 京ことば源氏物語
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昨日12日は野仏庵に「京ことば源氏物語」、女房語り・山下智子 第6帖【末摘花】を聴きに行って参りました。
京ことば源氏物語は、京都在住の国文学者 中井和子先生が15年の歳月をかけ源氏物語全54帖を現代京ことばに訳されたものです。大修館書店より出版(全五巻)
京ことばは今から百年ほど前の京都の言葉で訳されており、書き言葉ではなく話し言葉です。
原文を標準語化したときの地の文の朗読とはすこしニュアンスが違い、宮中に仕える女房が垣間見た出来事を問わず語りに語るという風情があります。
玄関では立派な虎の衝立がお待ちかねです。
◆山下智子さんのWeb site「京ことば源氏物語」→こちらです。「スケジュール」のページを見ていただくとこれからの予定が分かります。説明はサイトより引用させていただきました。
山下智子さんのプロフィールは→◆こちらをご覧くださいね。
テレビでもお馴染みの方ですよ。京ことば訳源氏物語」の女房語りを通し、失われゆく美しい京ことば、やまとの心を後世に伝えるべく各地で語りの会を開いてらっしゃいます。
それはそれは美しい京ことば。惹きこまれるように、魅了されて聞き惚れました。
普段は京都弁と言いましょうか、雑な言葉をつかっていますが・・・「京ことば」・・・まあ、美しい言葉ですよ、あのようにしゃべって・・・と言われれば、辛うじてしゃべれるでしょうが、あのように流暢には参りません。何度も何度もつかえてしまいます。
赤いベンガラ塗装の主屋は、京都近郊の淀にあった庄屋の旧宅を移築した(昭和40年代)もので、内部には石川丈山の漢詩、文化財や古民具等が多数飾られています。
雨月席・・・窓の外の景色が素晴らしいです。
かなり高いところから・・・
「舟形」が見えています。
上田秋成ゆかりの茶室 「雨月席」
嵯峨菊が活けてありました。
玄関の前の辺り
下のお庭の方の萱葺き屋根が美しいです。屋根の上には貝殻が・・・
黄色く、紅く色付いているのは圓光寺です。
今日は写真も多くなりましたのでここまでです。境内の野仏さんはまたいつかお届けいたします。(境内は紅葉は少ないので、紅葉の名所から先に致します)
語りの会に私が行っている間、夫は「圓光寺」から「曼殊院」「赤山禅院」「鷺の森神社」などを廻って撮ってきています。早いところでは紅葉も3-4分くらいに色付いていて「紅葉の京都」の始まりのようです。・明日からは、「2011・京都の紅葉」のスタートです。
※休日なのでコメント欄は閉じさせていただきます。
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