平清盛の若一神社
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今日はちょっと雰囲気を変えまして・・・若一神社です。
9月の初め、西大路通りを車で下っていた時・・・「平清盛」という字が目に飛び込んできました。「降ろして~」・・・で、撮ってきました。来年の大河ドラマは「平清盛」ですね。
若一神社 (にゃくいちじんじゃ) ◆場所はここです。
平安末期平清盛がここに別邸を建て「西八条殿」と称し、紀州熊野の若一王子の御霊を祭ったのが始まり。以後清盛の勢威がのびたというので開運出世の神として崇められる。社前の清盛手植の大楠がシンボル。
雨交じりの日で、少し暗いです。
「若一王子」の額の上は龍が対面しています。
平清盛像
平清盛が六波羅在住の頃、このあたりは浅水の森と称し風光明媚な処で、別邸を造営し「西八条御所」と称しました。
仁安元年(1166年)8月、熊野詣に向かう時「土中に隠れた御神体を世に出し奉斎せよ」と御告げがあり、邸内を探すと東方築山より夜光が放ち、土中から若一王子の御神体が現われる。社を造り鎮守し開運出世を祈ると、翌年仁安2年(1167)太政大臣に任ぜられた。
境内から外の楠社(くすやしろ)。楠を祀っています。
大楠
樹齢800年を超す楠。平清盛が太政大臣に任ぜられたのに感謝して手植えしたもので、若一神社の御神木です。
◆因みに「後白河上皇お手植えの楠」は「新熊野神社」にあります→こちらです。
本殿 御祭神は若一王子(にゃくいちおうじ)
狛犬さんの背中の苔の色が素晴らしい。
なんともニヒルな。いや・・・違うなあ。(゚ー゚;
御神水
開運出世の水として、また新生児誕生に際しての産湯としても有名とか。
手水舎
歌碑 「萌出づるも枯るるも同じ野辺の草 いづれか秋にあはで果つべき」
来年の大河ドラマは平清盛でしたね。
今は凄く雑然とした感じですが・・・始まるとともにスッキリするかも。
産湯、そして初宮詣に・・・
雨が季節を進め、秋色が濃くなりました。
今日は良い行楽日和です・・・が、じっと我慢しとこ。(u_u。)
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お守りも色々です・・・が、高いですねえ。
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コメント
来年は、平清盛でしたね。ここも、大河ドラマの後の紀行のところで、紹介されるでしょうね。背中の苔が、年月を感じます!
お守り、可愛いな!
投稿: ごま | 2011年10月 1日 (土) 07:50
西大路駅の近くですね。
交通量が多い場所なのに、ここだけは鬱蒼としていて、不思議な感じのするところですね。
投稿: わびすけ | 2011年10月 1日 (土) 10:10
こんにちは、りせさん。
若一神社、来年はたくさんの方が来られるんでしょうね。
そびえ立つ大楠が、清盛さんの手植とはすごいです。
「若一王子」の額、凝ってますね
清盛さんの横顔、きれいです。
昨日のコメントで、最後に操作ミスで「通りました。」と入ってしまってごめんなさい。
投稿: さらそーじゅ | 2011年10月 1日 (土) 11:23
りせさんの写真、最高!
どこがって、もっと見たいなぁと思ってクリックすると
『拡大!』
他と違うトコですね。お守りや石碑の文字まで読める
ありがとう!・・・京都行きたい~
追伸 きのうの続き 一乗寺に「バ」のつくケーキやさん?
どこどこ? 3ヶ月待っていきなり代引きで来たのは
「な」のつくとこでした(o^-^o)
投稿: ゆっこ | 2011年10月 1日 (土) 12:53
平清盛
・・・うーん、このひとは
ようわからんですよねー
あほなんだか、すごいんだか・・・汗
投稿: munixyu | 2011年10月 1日 (土) 13:46
★ごまさん こんにちは♪
さて、来年の大河ドラマは私見続けることが出来ますでしょうか。今年は早々と撤退してしまいました。
古い神社ですね。お守り・・・写真をよく見ると・・・他よりも高いです。w(゚o゚)w
投稿: りせ | 2011年10月 1日 (土) 14:10
★わびすけさん こんにちは♪
何度かこの前を車で通ったことはあるのですが、「平清盛」の看板は初めて目にしました。それにしても楠は立派です。
地図で見ると梅小路蒸気機関車館に近いんですね。
投稿: りせ | 2011年10月 1日 (土) 14:18
★さらそーじゅさん こんにちは♪
ここ、歴史も古くて由緒がありますが、大河ドラマでどうなるのでしょうか・・・想像出来ない。
楠が大き過ぎて、額も暗くて・・・よーく見ると龍なんですよ。龍の上の笠みたいなのは何なのでしょうね。
清盛像は新しそうです。
「通りました」消しておきました。
投稿: りせ | 2011年10月 1日 (土) 14:33
★ゆっこさん こんにちは♪
「拡大」・・・古いのは左上にポンと出るでしょ。今のは真ん中にボワーッと。ココログ、早くから今のにしてくれていれば良いのに。
何にでも興味シンシンというか、お守りは可愛いし、鬼瓦は恐いし・・・きっと興味のある方もおられるだろうし・・・
「ぱ」じゃなかったですか。「な」は知らないです。
紅葉の京都、もう予約でいっぱいなのかしら。でも、京都市としては泊まってくれないって悩んでいるそうですよ。
投稿: りせ | 2011年10月 1日 (土) 14:43
★munixyuさん こんにちは♪
私は吉川英治の「新・平家物語」しか読んでいませんが、平清盛は結構好きですよ。
読んだの古いからはっきり覚えてないけれど。
さて、来年、大河ドラマはどうなるか? 見るか見ないか。
投稿: りせ | 2011年10月 1日 (土) 14:48
武信稲荷さんのある三条商店街も『龍馬伝』が始まるまでは龍馬の「りょ」も無かったですからね(笑)。ここもそんな感じかと。
六波羅辺りは色々とやりそうですね。
大河は…私はパスです。テレビも無いですし(苦笑)。
とりあえず、変に美化しないでやってくれるといいかなぁ、と。
投稿: わびすけ | 2011年10月 1日 (土) 17:49
こんばんは♪
大河ドラマ、来年は清盛なんだー!
「江」も見ていないし疎くて・・・
きっと来年は、綺麗にお手入れされるかもですね。
御神水に蛇口がついているんですね。
狛犬の背中のコケ本当に綺麗です。
此方は寒いくらいになりました。
家の金木犀が香っていますよー(^-^)
投稿: fmk | 2011年10月 1日 (土) 18:23
こんばんは、キャロルです。お久しぶりです。
この若一神社は三度ほど訪れています。
精魂込めて社と御神木を拝みました。
三年ほど前に、平家の史跡をいろいろ巡り歩いてて、
ここもそのうちの一つでした。
当時を偲ぶものは御神木だけですが、周辺はどんな風景だったんでしょうね。
狛犬の背中の苔は気がつきませんでした。
ここの住職さん、とても感じのいい方でした。
投稿: キャロル | 2011年10月 1日 (土) 21:46
★わびすけさん こんばんは♪
神社もお寺も観光に乗ってる処は驚くほど人がやって来てますが、観光とは無縁の処はこれまた驚くほどひっそりしてますね。
京都Naviの「平清盛ゆかりの地をたどる」によると・・・六道珍皇寺-六波羅蜜寺(清盛像、清盛供養塔)-建仁寺南門(矢の根門)-八坂神社(忠盛燈籠、祇園女御塔)-鹿ケ谷-若一神社(清盛邸跡)-祇王寺らしいです。東山一帯ですね。
1年間の大河ドラマは・・・長過ぎて・・・。
投稿: りせ | 2011年10月 1日 (土) 23:43
★fmkさん こんばんは♪
思わぬお寺が「検索」で来ると・・・大河ドラマは今この辺りなのねって分かります。
1年間見続けるのは根気が要りますね。気合いが入らないとなかなか続きません。
ここの神社のお手入れは・・・想像するに・・・今まで通りだと思います。丁度写真を撮らせていただいた時におられた方が神社の奥様だったと思いますが、飾られない方でしたもの。
あの大楠の影で陽当たりが悪そうで、苔が付くのでしょうね。苔の背中の狛犬も珍しい。
金木犀・・・って聞いたら、やたら金木犀の香りがして来ました。(o^-^o)
投稿: りせ | 2011年10月 1日 (土) 23:54
★ャロルさん こんばんは♪
京都には大きな楠をたくさん見ることが出来ますが、「平清盛が植えた」と思うと大きさもひとしおですね。
当時は「浅水の森」って書いてましたが、どんなんだったのでしょうね。
若一神社には三度。そうですか、歴史に詳しい方には当然の史跡なのですね。
私なんか、信号で止まった時に横を見たら「平清盛公」って書いてあったので慌てて行きました(笑)
個人で撮影だけしてると住職さんのお話を聞くこともないので残念です。
あの大楠のお陰で陽が射し込まないでしょうね。緑の毛波の狛犬さんでした。
投稿: りせ | 2011年10月 2日 (日) 00:21