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2011年9月11日 (日)

本法寺 三巴の庭 十(つなし)の庭

目次 からたっぷり京都をご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

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写真は全て拡大します。

季節外れに桜が咲きましたが、涅槃会(ねはんえ)にあわせて長谷川等伯筆の「佛涅槃図」が涅槃会館にてご開帳された時に撮ったものです。
長谷川等伯筆の「佛涅槃図」は京都三大涅槃図の一つで、縦10m、横6mに及ぶ紙本濃彩図。慶長4年(1599)長谷川等伯61歳の時の作品。(重要文化財)

勿論撮影は禁止ですので、今日は「三巴の庭」と「十(つなし)の庭」の紹介です。

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本法寺(ほんぽうじ)
永享8年(1436)日親上人の創建。日蓮宗。本阿弥家の菩提寺。
もとは四条高倉にあり一条戻橋辺に移ったが、天正15年(1587)にこの地に移った。光悦の寄進状を添えた紫紙金字法華経(重文)、長谷川等伯の釈迦大涅槃図(同)など貴重な寺宝がある。庭園「三巴の庭」は光悦作、国の名勝。涅槃会館にて宝物展示あり。境内諸堂のうち、本堂、開山堂、多宝塔、庫裡、書院、大玄関、唐門、鐘楼、経蔵、宝蔵、石橋、棟札、13枚すべて、京都府有形文化財に指定されています。

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こちらが入口です。

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十(つなし)の庭
ひとつ、ふたつ、みっつ、数えると・・・十(とう)は「つ」が付きません。そこで「十」を「つなし」と読みます。
子供の「しつけ」は9才までにしなさいと言う教えでもあるそうです。

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それぞれの石にいわれがあるそうですが、石は9つしかありません。10個目の石は心の中にあるのだそうです。

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続いて「三巴の庭」へ・・・

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本法寺は1度記事にしています。こちらも見てください。

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光悦垣の向こうに「三巴の庭」が見えています。

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本阿弥光悦(ほんあみ こうえつ)
桃山・江戸初期の芸術家。京都で刀剣の鑑定、研ぎなどを家業とする本阿弥家の出身。「寛永三筆」の一人とされ、書や蒔絵、陶芸に独自の芸境を展開。角倉素庵らと優美な嵯峨本を出版。徳川家康から鷹峯の地を拝領し、一族、工匠らと移住、光悦村をつくる。墓は北区鷹峯光悦町、光悦寺。1558(永禄1)~1637(寛永14)。

光悦寺の記事はこちらをご覧ください。

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「三巴の庭」(みつどもえの庭)  本阿弥光悦作  国の名勝に指定

書院東側から南へ曲り込んだ鍵型になっており、枯滝石組は室町時代の手法が再現されている。

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室町時代の書院風枯山水の影響を強く残しながらも、桃山時代を感じさせます。

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東南隅の奥深い部分に枯滝石組(三尊石組)が配され、一段落して配置された縦縞模様をもつ青石により水流の落ちる様相を表現している。

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縁先間近い位置に、長さ1.5mほどの十本の切石で縁どられた十角形の蓮池と、半円を二個組み合わせた円形石とともに図形的意匠を見せている。

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十角形の蓮池

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長谷川等伯筆の「佛涅槃図」を見に行ったので、展示の会館の前の十の庭を主に撮っていました。三巴の庭は手入れもされていないように見えました。勝手に見てはいけないように感じて(ひとりだったし)・・・あまり写真は撮りませんでした。

そろそろ何処かへ写真を撮りに行かねば・・・ストックが少なくなりました。今日は秋晴れ・・・でも・・・泳ぎ過ぎでふくらはぎが筋肉痛です。
バタ足のやり過ぎです。何事もやり過ぎてはいけません。

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■散策3 西陣 市中」カテゴリの記事

コメント

りせさん、おはようございます

先日は、季節を先取りして、紅葉をみせて頂きましたが
このところの残暑の中で、桜とは

お庭の名前も、色々な意味があるんですね
最後の赤いお花は、さざんか?それとも椿でしょうか?

投稿: サブリナ♪ | 2011年9月11日 (日) 08:07

「つなし」ね。なぁ~るほど。

投稿: Tacchan | 2011年9月11日 (日) 10:08

★サブリナ♪さん こんにちは♪
突然の桜もたまには良いでしょ。(*^m^)
今年の桜も撮り過ぎて未公開のが残っていますが、このお庭は初めてなので、今日まで温存していました。
最後のは多分ですよ、名前は書いていませんでしたから。わびすけ椿じゃないかと思います。

投稿: りせ | 2011年9月11日 (日) 12:47

★Taccha~n こんにちは♪
「つなし」。・・・「たぬき」っていうのも何かで聞いたね。

投稿: りせ | 2011年9月11日 (日) 12:56

10個目の石は心の中
・・・そういうの、好きですわぁ
うんうん♪

投稿: munixyu | 2011年9月11日 (日) 13:51

りせさん、「休んでください!」と、きつく、言って、ごめんなさいm(__)m ブログを書くのが、りせさんの楽しみですから、休んだら、楽しみを奪うことになりますから。
つなし、意味が深いです。
桜を見るのも、いいですね!
石灯籠の側にある黄色い花は、何かな?きれいですね(^_-)

投稿: ごま | 2011年9月11日 (日) 14:09

こんにちは
先程送信したと思ったのに入っていませんでした。
何かやったんでしょうね。ボケてるから(=_=)
コピーしとくんだった・・・
本阿弥光悦作のお庭ですか。
そう言えば、光悦の子孫の女優さんがいましたね。
周子(ちかこ)さんでしたね。ポーラのテレビ小説に主演したと思いますが・・・
十(つなし)ですか~、勉強になりました。
槍ケ岳のキレット越え、拝見しました。
怖ろしいですね。生きた心地はしないでしょうね。
私なんか、こんなに暑さが続くんだったら「新穂高ロープウェイ」に行くんだったと後悔しています。
寒いの嫌だからと、上田・小諸に計画変更したんですっ(>_<)

投稿: fmk | 2011年9月11日 (日) 16:55

お寺の前は何度か通ったことがありますが、中に入ったことはないんですよ。
門の形が面白いですよね。

豊臣秀吉が京都の区画整理を行ったときに、寺之内に法華宗の寺が集められ、その差配をしたのが五奉行の一人、前田玄以…って前に書きましたっけ。
五大老(徳川家康、前田利家、毛利輝元、宇喜多秀家、小早川隆景→上杉景勝)のメンツと比べると、五奉行(石田三成、長束正家、浅野長政、増田長盛、前田玄以)って石田三成以外どうにも地味な感じですが、京都の町作りには大いに手腕を発揮したようで、市内の結構あちこちでその活躍の痕跡を見ることができたりします。
例えば現在の三条大橋。
大部分がコンクリート製ですが、一部の橋脚は天正年間の石造の物がそのまま使われています。で、欄干の銘文をよく見ると最後に増田長盛の署名があって、彼が架橋の指揮をとっていたことがわかる、といった具合です。
前の町割りもそうですが、残っているってのが大したもんです。

投稿: わびすけ | 2011年9月11日 (日) 18:17

こんばんは、りせさん。
山門、風格がありますね。
子供のしつけは9才までにしなさいというのは聞いたことがありますよ。
十の庭、白砂が描く曲線がきれいですね。
唐門もいいです。
十角形の蓮池と円形石、変わってますね。

投稿: さらそーじゅ | 2011年9月11日 (日) 18:56

尽きぬ美しき月を観て…下手な「つ」ぬき歌

天空に
浮かぶ銀盤は
お日様の
汲めど底なし
生命の光

夜空に
流れし雲の
切れ目には
笑みが溢れる
眼差しの円

見上げれば
鏡のごとし
照らされて
静寂と沈黙の
時空よ…

オマケ歌

サ…さすがにと
ブ…分をわきまえて
リ…凛とした
ナ…なでしこたるや
♪…うら若かりし♪

り…理あれば
せ…世界が招く
が…額縁に
い…幾重の時も
く…苦労みのるよ(笑)

投稿: もうアルツ | 2011年9月11日 (日) 22:52

★★★皆様、コメント有り難うございますヽ(´▽`)/

今日は暑さは残るものの爽やかな1日。奥嵯峨の愛宕念仏寺から歩き始め大覚寺の観月祭に行って来ました。小望月(望月の前夜の月。陰暦14日の夜の月)がとても綺麗に大沢の池に上がっていました。

帰ってからちょっと寝てしまいました。お返事は明日致します。宜しく。★★★

投稿: りせ | 2011年9月12日 (月) 00:30

つなし、面白いですね。こちら、行った事無いので、行ってみようと思いました。

投稿: 金魚 | 2011年9月12日 (月) 00:44

★munixyuさん こんにちは♪
「大切なものは心の中」・・・
何処に、どんな形、色の石を置きましょうか。
どういう願いを込めて・・・

投稿: りせ | 2011年9月12日 (月) 11:52

★ごまさん こんにちは♪
毎日律儀に更新・・・何も書かなかったら鉄人みたいに思われそう・・・で、「疲れました」書くことが多いです。
労いのコメントがくると「大丈夫です」って強がりを言わなければいけないでしょ。
ブログは楽しみに待ってくださってる方の為にも続けています。
心境だけ察していただければ嬉しいです、それで良いのです。そういう時はコメントは少ない方が楽です。ランキングの応援が一番の薬です。宜しく。

投稿: りせ | 2011年9月12日 (月) 11:59

★fmkさん こんにちは♪
今朝、ココログがコメント欄のメンテナンスをしてましたが、不具合が多かったのかも知れませんね。
光悦の子孫の女優さん・・・知りませんでした。
ポーラのテレビ小説って、お昼のドラマですか? お昼のドラマは見ないので知らなかったです。
キレット越え・・・今から思えば考えられないです。あの時の恐怖から、北アルプスで少しの危険地帯でも足に震えが起こるようになって登山は辞めました。
古い汚い写真ですが、想い出として載せています。見てくださって嬉しいです。o(*^▽^*)o m(_ _)m
「新穂高ロープウェイ」・・・羨ましい、行きたい!!・・・あそこから西穂高山荘までが結構厳しい!!

投稿: りせ | 2011年9月12日 (月) 12:15

★わびすけさん こんにちは♪
ここにお庭があるらしいとは知っていましたが、涅槃図と兼ねて行って来ました。
季節が季節だけに殺風景な三巴の庭だったのを、放ったらかしの庭と勘違いするとは、全くなことでした。
歴史は疎いので有り難うございます。

投稿: りせ | 2011年9月12日 (月) 18:09

★さらそーじゅさん こんにちは♪
十角形の蓮池・・・全く眼中に無く、遠目に撮っていたのを拡大させて縦に伸ばしました。m(_ _)m
9才まで・・・理屈をこねる前に。。。ってことでしょうか。

投稿: りせ | 2011年9月12日 (月) 18:13

★もうアルツさん こんにちは♪
詩の楽しみもいろいろ。
月の「つ」抜き・・・今夜は晴れるって言ってましたのに、今は雲が多いです。
「月抜き」のお月見は風情がないですね。
今日も美しい詩を有り難うございます。(o^-^o)

投稿: りせ | 2011年9月12日 (月) 18:18

>りせ様
桜の樹は、そろそろ冬仕度を始めたようです
りせさん、とても素敵なブログの更新を毎日続けていらっしゃるだけでなく、
皆さんお一人お一人へのお返事まで
いつも、頭の下がる想いで拝読させて頂いております
皆さんの書き込みでお勉強させて頂いたり、はんなりとした京都弁に癒されたり、
ココを見つけることが出来て、心から幸せな時間が過ごせています

昨夜のとおり雨のおかげで、空気は澄みわたり
煌々と輝く小望月が、群青から朝焼けに染まる空を彩り
素晴らしい一週間の始まりになりました
りせさんにも、今朝の景色をぜひお届けしたかったです

>もうアルツ様
最近、お名前を拝見しないと思っていたら、
私にまで、素敵な歌をありがとうございます
やまとなでしこ、なでしこジャパンと
秋の七草の一つ”なでしこ”を耳にする機会が増えましたね。
大好きだった大河ドラマ”利家とまつ”で
佐々成政の比良城に結婚のお祝いにでかけた利家とまつが
親子3人で摘んだ”なでしこ”を贈ったシーンに感動し、それ以来、なでしこも好きな花の一つになりました。
今日は、とても嬉しい贈り物のおかげで、心にしっかり充電出来ました
今週も笑顔でがんばります


って、りせさん、またまた伝言板につかわせて頂いて、申し訳ありませんでした

投稿: サブリナ♪ | 2011年9月12日 (月) 19:00

★サブリナ♪さん こんばんは♪
いえいえ、どうぞ、お気遣いなくです。
京都弁で通したいと思ったこともありますが、読んでくださる方が、どんなイントネーションで読まれるかと思うと・・・
ドラマで聞く、あの気持ちの悪い京都弁が想像してしまって・・・
「京ことば」と「京都弁」はんなり度が違うようで・・・

投稿: りせ | 2011年9月12日 (月) 22:02

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