龍安寺 方丈と襖絵
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真夏の朝は龍安寺でもこのように誰も居ない時がある・・・って、不思議です。
今日はいつもの龍安寺なら絶対に撮れないところの写真に致します。
龍安寺 「りょうあんじ」と読みます。(「りゅうあんじ」って仰ってる方を多くみかけます)
臨済宗妙心寺派。宝徳2年(1450)細川勝元が徳大寺家の別荘を譲り受け、妙心寺の義天和尚を開山とし禅寺に改めました。
売店です。別に撮らなくてもいいのですが、無人が珍しいので撮っておきました。
方丈内部が撮影できるとは思ってもいませんでした。大丈夫なのか???「撮影禁止」って書いて無いか??? 確認しました。
方丈(重文)は、寛政9年(1798)の火災により消失後、塔頭の西源院の方丈を移築したものです。
皐月鶴翁(さつきほうげつ)が1953から5年がかりで描いた龍と北朝鮮の金剛山の襖絵があります。
方丈正面の部屋です。Ryoanji
方丈の前、石庭に面していつも人が一杯なので、方丈の襖絵を見たこともありませんでした。
以前はとても暗かったように思います。修復中だったこともあったと思いますが・・・
もしかして・・・一休寺さんで「DNPデジタル再製画」となった襖絵を拝見しましたが、こちらもそういうものなのでしょうか??。
とても明るいです。
方丈の中には入れませんが、ゆっくり見させていただいたのは初めてです。
方丈西側
緑が豊 仏殿に通じる回廊が見えます。
その鬼瓦
石庭が向こうに見えます。
ゆっくり石庭と対峙したいと思われる方は、夏の朝一番がお薦めですよ。
龍安寺は、1994年12月「古都京都の文化財」として、「世界遺産条約」に基づく世界文化遺産に登録されました。 Ryoanji
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知足の蹲踞(つくばい) 実物大の模型。(徳川光圀の寄進)
中央の水穴を「口」の字に見立てて共有し「吾唯足知」(われただたることをしる)と読みます。これは釈迦が説いた「知足のものは、賤しいといえども富めり、不知足のものは富めりといえども賤しい」。禅の真髄でもあり、茶道の精神でもあります。
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コメント
これほどまでに誰も居ない龍安寺はめずらしいですね


そして、明るい。これは、朝陽というか、午前中の光を受けているからなのでしょうか?
石庭はもちろんですが、緑の庭、そして”吾唯足知”の蹲踞
ここでも、時間をとってしまいます。
龍安寺、やっぱりいいですね
投稿: サブリナ♪ | 2011年8月12日 (金) 06:27
無人の売店って
ある意味レアですよね♪
投稿: munixyu | 2011年8月12日 (金) 12:43
緑が綺麗です。
投稿: 金魚 | 2011年8月12日 (金) 15:45
龍安寺の襖絵、どんなかんじだったか覚えがありません。
方丈庭園の方は微かに覚えています(>_<)
DNPデジタル再製画って、ある意味頼もしいですね(笑)
蹲の水が涼しげで美味しそう!
“知足のものは賤しいといえども富めり、不知足のものは富めりといえども賤しい”
うーむ、私の場合は、“不知足のものは貧しい上に賤しい”かな。
投稿: fmk | 2011年8月12日 (金) 16:26
こんばんは、りせさん。
龍安寺だから、襖絵も龍があるのかしら。
鬼瓦、恐そうだけれど立派ですね。
人がいないというのは、お写真がすっきりとひき立ちますね。
投稿: さらそーじゅ | 2011年8月12日 (金) 20:25
毎日、暑いですね。
襖絵が、本当に、見事です!無人のところは、引き締まって、見えますね。
回廊、憧れますね。庭を眺めながら歩く、いいですね。
鬼瓦が、怖いけれど、ユーモラスです(^∀^)
水戸黄門さんのゆかりの物があって、嬉しいです(*^ー^*) そうそう、「水戸黄門」の放送が今回で終了ということで、ファンとしては、淋しいです(T_T)
投稿: ごま | 2011年8月12日 (金) 21:29