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2011年6月27日 (月)

知恩院 法然上人御廟 千姫の墓・・・そして手摺り

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

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写真は全てクリックで拡大します。

知恩院の方丈庭園を見に行くつもりでした。

いつものように知恩院へは黒門から入りました。先日までの工事は・・・これだったようです。石段の中央に頑丈な手摺りが設けられていました。

この道が好きだったのに・・・手摺りが必要なほどの段の高さじゃないと思うけど。

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手摺りは嬉しいけれど・・・目立ち過ぎるし、これも景観破壊のうちかも。

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方丈庭園は工事中の為、中には入れません。

なので、私の好きな石段をランチ仲間に誘いましたが、こちらも・・・手摺りの工事中。
両側の白塀に囲まれた長い石段。
とっても素敵だったし、テレビのロケ地としてもよく見たのに・・・

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上から見下ろせば・・・。好きな風景がこれで、また2つ無くなりました。

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では御廟にお参りさせていただきます。

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御廟の手前の拝殿です。

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宝永7年(1710)に建て添えられた檜皮葺のお堂。

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京都市内を見渡せます。

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法然上人御廟
方三間の宝形造本瓦葺で、周囲には唐門のある玉垣がめぐらされています。

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帰りがけにお坊さんがやって来られました。

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徳川二代将軍徳川秀忠の娘で、お江様の長女・・・千姫のお墓に向かいます。

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知恩院のHPには千姫の墓に付いての記述が少ないので、検索してみたところ・・・

茨城県常総市のHPに・・・「千姫の墓(天樹院廟)は、本堂左手奥にあり、平成9年度の保存修理により、これまで伝えられてきた遺髪ではなく、遺骨が納められていたことが判明した」と書かれています。

ということは・・・他にも「千姫の墓」とされるところがあるそうですが・・・知恩院のお墓には何が納められているのでしょうか。

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千姫のお墓の後ろにあるのが「濡髪大明神」
知恩院を火災から守る濡髪童子をまつりますが、「濡髪」という名の為、祇園町のきれいどころの信仰を集め、また縁結びの明神としても参詣者があるそうです。

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吉田山の宗忠神社の桜の石段に手摺りが出来た時、がっかりしたものです。
時代の流れかも知れませんが・・・上れなくなったら私は・・・
美しい風景を下から見ているだけで満足するタイプです。

もう真夏を思わせる気温に蒸し暑さ・・・まだ6月というのに、どうなってるんでしょうね。 

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知恩院境内にて・・・絵になる2人。

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 2 知恩院と界隈」カテゴリの記事

コメント

40万も、写真があるなんて、びっくりしました(◎o◎) 整理だけでも、大変です!丸いのは、木魚かな?手すり、バイアフリーのためにいると思いますが、とってつけたような物は困りますね。千姫の墓って、あっちこっちにあるんですか!びっくりです(◎o◎)

投稿: ごま | 2011年6月27日 (月) 10:25

今日は…!

知…知識向上人類務
恩…恩愛是至上幸福
院…院奥求在深遠営
手…手摺無用長物也

利便と快適を求めても人は幸せにはなれない!
本当の幸せと尊厳は自己の心がけと己の心根の在り方に…あるのでは?(私の個人的説法…

投稿: もうアルツ | 2011年6月27日 (月) 10:43

★ごまさん こんにちは♪
デジカメ歴は2002年からだし・・・夫もデジイチは持っていますので、2人分の枚数なのでPCに保存された写真はそれくらいあるんじゃないですか?
枚数気にせずバシャバシャ撮ってます。数えれば数えられますが・・・邪魔くさくて。
写真の整理なんてしていませんよ・・・PCに溜めてるだけ。1割をブログに使ってます。
世の中、文句が出ない前に予防処置をするようになりましたから・・・景観は二の次のように思います。

投稿: りせ | 2011年6月27日 (月) 13:32

★もうアルツさん こんにちは♪
有り難うございます。力強いです。
信者さん、信心深い人は仏様の前まで行って手を合わせたいと当然お考えになると思いますが・・・遠くにあって偲んで拝むことも心に変わりはないと思います。
黒門の石段も、御廟の石段も・・・シーズンで賑わってる時以外は人が歩いている姿を見ることは珍しいです。
なのに何故・・・と思います。何百年も美しい景観であったのに、お寺の意思だけで「利便と快適」で美しい景観を壊しても良いものか・・・
今時の風潮・・・責任逃れの為に先回りしてやっておく・・・そんな感じがしてなりません。
お寺の言い分としては、秋の法要で信者さんが大勢来られるから・・・多分そうだとは思いますが・・・
どうしてもというなら・・・御廟への短い石段の手摺りのように隅に目立たない鉄の棒1本で良いと思います。

投稿: りせ | 2011年6月27日 (月) 13:44

手摺り・・・もっと端のほうに
しかもよく似た色で・・・

さらにこんな中央付近におくと地震きたら
手摺りたおれて道が塞がるよね

投稿: munixyu | 2011年6月27日 (月) 14:15

そうですねぇ、何故真ん中に?とも思いますね。
昇り降り両方の利便を考えての事でしょうか?
人生50年以下の時には手摺りもいらなかったでしょうが、今や80ン歳の時代だから仕方がないかも知れませんね。
歳を取れば、余計にもお近くでお参りしたい願望が強いかもしれませんし・・・
法然上人の800年遠忌ともなれば、年配者が沢山見えるのでしょうしね。
余談ですが、姉も親鸞聖人の750年で出かけました(笑)

此方の菩提樹が、今見頃です。
りせさんのお陰で、毎年見逃さずに済んでいます(^^)

投稿: fmk | 2011年6月27日 (月) 18:09

★munixyuさん こんにちは♪
お寺さんのされることに言っても仕方が無いことですが。。
京都の綺麗な風景を撮りたいと思うものにとっては・・・驚きです。
もう少し何とかならなかったのかなあと思います。

投稿: りせ | 2011年6月27日 (月) 19:24

★fmkさん こんばんは♪
私ごときが何を言っても、どおってことないでしょうが・・・新しい大きなことを始める時は様々な思惑、駆け引きがあるでしょうから・・・
私は只、いつまでも、いつまでも美しい風景を見たかった。
利便と景観・・・合い入れる処置を・・・と望みます。
手摺り無しの写真は沢山撮ってるから、自分自身はそれで満足ということにします。

投稿: りせ | 2011年6月27日 (月) 19:30

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