枝垂れ桜降る 天龍寺~♪
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今日は天龍寺の桜の風景です。
裏山に登った時に、桜の時期には是非来たいと思ってたところですが、少々遅めでした。もう2日早く行けば・・・ちょっと残念な枝垂桜でした。(撮影:4月10日)
庭園の門を入って・・・満開のつつじが目をひきました。
天龍寺(てんりゅうじ)
臨済宗 天龍寺派の大本山 京都五山:第一位
足利尊氏が後醍醐天皇の霊を慰めるため、暦応2年(1339)夢窓国師を開山として創建しました。たびたびの火災で創建当時の壮大な面影はとどめていません。
現在の諸堂は明治になって再建されたもの。方丈には藤原時代の釈迦如来坐像を安置。多宝殿は吉野朝の紫宸殿を模して建てたものです。
「曹源池庭園」・・・夢窓国師の作庭。日本初の史跡・特別名勝に指定されました。
対岸に鮮やかなピンク・・・つつじでしょうか。
山にも桜が美しい。
散策路を行きます。境内は枝垂れ桜で埋め尽くされています。
何度も天龍寺には来ていますが、これだけ枝垂れ桜が多かったとは・・・。
咲いてない時は気付かないものです。椿に雪やなぎ、つつじ・・・色とりどり。
平和観音
裏山の中腹に立つ大きな枝垂れ桜を目指して・・・
実はこの枝垂れ桜が目的だったのです。陽に輝いています。
かなり花が散っていました。来年こそは満開に来たいと思います。
見下ろすと・・・先ほどの枝垂れ桜
ここは「望京の丘」というそうです。遠くに大文字山も見えるんです。
いかがでしたか、天龍寺の枝垂れ桜。少々遅い訪問でしたが充分満足できました。
「京都を歩くアルバム」は毎日更新で京都の桜の風景をお届けしています。
・・・元気の素・・・満開の桜はまだまだつづきますよ。
これからは・・・八重桜を幾つか撮りに行くだけにします。
撮り溜めた写真でデスクワークということになりました。
・・・やっと静かな日に戻りました。皆様コメント宜しく。
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コメント
桜も、散りかけも、いいものだと思います。つつじが満開ですね。赤紫もいいものです。歴史が好きですが、中でも、一族の流れを表す系図が好きなんです。なかなか、系図が好きだという人に会ったことがないんで、自分は変わり者かなと思っています。奈良の花の寺のほうが多いんですか。びっくり(゜ロ゜; 電車の乗り換えがよくないんで、奈良市方面は、めったに行きません。10年ぐらい、行ってないかな?大阪市へ行くほうが、便利なのです。
投稿: ごま | 2011年4月16日 (土) 10:13
今日も雅を有難うございます。
桜の散り際の潔さにはいつも感服していましたが、椿の散らぬままに落ちるのはどう理解したらよいのでしょう。
散らずに落ち、落ちてもまだ美しい...。気高い自尊心か土壇場の往生際の悪さか。どちらも当てはまるような。
やりたい放題散らかった桜の花びらの掃除は煩わしさを感じ、落ちた椿には名残惜しさを覚えそうな。
投稿: きなこ | 2011年4月16日 (土) 11:44
りせさん コメント久しぶりです。 ブログへの訪問はほぼ毎日
見せていただいています。
次から次からの更新、そして内容の濃いすばらしい写真の数々、
驚きを隠せません。 すばらしいですね。
天竜寺の桜は優雅でのどかな雰囲気、京都の桜はいつ見てもすばらしい景観を生み出してくれますね。
りせさんのセンスある画角の写真がその雰囲気を遺憾なく発揮されていますね。 素敵です。
枝垂れ桜、椿、雪柳みんな雰囲気を盛り上げてくれますね。
投稿: pretty | 2011年4月16日 (土) 12:24
いやぁー、枝垂れたおしてますなあ
鯉まで桜にみえてしまいそうです・・・汗
投稿: munixyu | 2011年4月16日 (土) 12:46
りせさん、こんにちは♪
枝垂桜・椿・雪柳、そしてミツバツツジでしょうか、色とりどりのお花がきれいですね。
本当に地に着かんばかりの枝垂桜が有るんですね。
天竜寺にこんなに沢山桜が有ったとは驚きでした。
こちらも此処の所の暖かさで一気に満開になりました。
投稿: fmk | 2011年4月16日 (土) 16:29
★ごまさん こんにちは♪
山を彩る山ツツジが綺麗になって来ましたね。
先日は花筏というか・・・疏水を流れる花びらを撮りに行って来ました。
桜は咲き始めから最後まで物語があるというか・・・いいものですね。
奈良って、大阪から凄く交通の便が良くて通勤圏。大阪のベットタウンだって聞いたとことがあります。
投稿: りせ | 2011年4月16日 (土) 16:51
★きなこさん こんにちは♪
椿って落ちても花の形をしていて「私はいつまでも椿です」って言ってるみたい。
豪華だし、落ちても様になりますね。武士のなんとかって不吉な花の落ち方って言いますが、掃除も楽だし。
桜の最後は一面の桜の絨毯も綺麗だけど、その後は迷惑かも、桜だけに許される特権かも・・・( ´艸`)プププ。
仰る通り、見方を変えれば、考え方も180度変わりますね。
投稿: りせ | 2011年4月16日 (土) 17:20
★prettyさん こんにちは♪
prettyさん、関東から毎日見に来て下さって有り難うございます。m(_ _)m
最近気が付いた事ですが・・・
大量の写真(1日400枚以上)を即PC保存することは簡単。その日のうちに記事用に加工するのが新鮮で・・・写真ブログの皆さんは手間取ってらっしゃるのでしょうか。
出かけることがしんどいので、これからは楽になりました。
写真・・・有り難うございます。o(*^▽^*)o 風景を撮るって楽しいですね。
その場でアングルは決めて撮ってますが、写真を記事用にする時、もう一度トリミングし直すのが楽しいんです。
でも、後で見直すと「何故こっちを選ばなかったの?」って、気分で選ぶ写真・トリミングも変わります。
お寺には枝垂れ桜が似合いますね。枯山水に紅の枝垂れ桜・・・絵になって素敵です。
京都の桜、まだまだ続きますから楽しんでくださいね。
投稿: りせ | 2011年4月16日 (土) 18:02
★munixyuさん こんにちは♪
大きな枝垂れ桜・・・木の高さの分だけ枝垂れています。
鯉が出てこないんですよ。待って待って・・・やっとあれだけ姿を見せてくれました。
メダカもいましたよ。
投稿: りせ | 2011年4月16日 (土) 18:09
★fmkさん こんにちは♪
やっぱりミツバツツジですよね。
仁和寺はミツバツツジでも有名。去年御室桜を見に行った時、沢山咲いていました。
天龍寺は雪の日に思いっきり撮ったので、曹源池庭園はもう撮らなくても良かったのですが・・・
枝垂れ桜が見事。他の花も良かったです。
そちらには満開の春がやって来ましたね。
京都はもうかなり散りました。それでも、今年は長く楽しめた方だと思います。
投稿: りせ | 2011年4月16日 (土) 18:17
心配された雨は降りませんでしたが、風がひどかったですね。
屋外で挙式された方がいらっしゃいましたが、大変そうでした(綿帽子が…!)。
椿の花って、必ず上を向いて落ちますよね。「裏を見せない」潔い散り方として、武家に好まれたのだそうですよ。
よく言われる「首が落ちる」さまを連想させるから忌み嫌われた、というのは武家の故実に疎い庶民の間で広まった誤りなのだそうです。
高尾の上り口にある平岡八幡宮の宮司さんに教えていただいたお話です。
投稿: わびすけ | 2011年4月16日 (土) 18:23
★わびすけさん こんにちは♪
有り難うございます。
椿・・・私は不吉な方しか知りませんでしたが、落ちても綺麗なのに・・・って思っていました。裏を見せない・・・そう解釈するのですか。面白いです。
桜が満開になってから風が酷かったですね。
花嫁さん、綿帽子・・・空気を含んで飛んで行きそうです。
二条城の後に神泉苑にも行きたかったのですが、二条城は広すぎ・・・結局今年は辞めにしました。
平岡八幡宮さん・・・まだ行ってないのです・・・花の天井、撮影禁止でしょ。他に撮るところがあるのかなあ・・・ってそう思うと行き辛くて。
投稿: りせ | 2011年4月16日 (土) 18:39
こんばんは、りせさん。
たくさんの枝垂れ桜、壮観ですね。
地面に落ちた椿の花、運動会の玉入れ競争の赤い玉が転がっているようにイメージしてしまいました。
池面に浮かぶ桜の花びらと美しい鯉、きれいです。
昨日はソメイヨシノの花ふぶきの中を自転車で走りぬけました。雨が降りかけで急いでいたんですけど、いい気分でした。
投稿: さらそーじゅ | 2011年4月16日 (土) 19:52
★さらそーじゅさん こんばんは♪
さらそーじゅさん・・・ホントそうですね
運動会の玉入れ ( ´艸`)プププ
もう花吹雪ですね・・・桜が終わったなあと。。。
桜吹雪の中を自転車で・・・それは爽快!!
帰ってから頭に花びらが乗ってたらなんか嬉しい気分になります。
投稿: りせ | 2011年4月17日 (日) 00:58
最後の写真の構図が面白い。
水面に浮かぶ桜の花弁…水面に遊ぶ鯉…水面に映る桜の枝々!
流石は空間を切り取る名人…( ̄ー ̄)ニヤリ
そう言えば、エッシャーにそんな版画がありましたけど…りせさん、ご存知でしたか?
焦点を合わせる箇所により眼に映るのが変わるのは…誰のせいでしょうね(笑)
構…構婦人品香遊
図…図柄是自然形
魔…魔可不思議絵
術…術惟技巧之晶
師…師曰心象萬恵
投稿: もうアルツ | 2011年4月17日 (日) 00:59
★もうアルツさん こんにちは♪
鯉さん、なかなか出て来ないんですよ。
水面に桜が映ってて、花筏があって、綺麗だなあと思いました。
いやいや、最近は定番構図だと飽きられそうなので、変化を持たせて・・・などと余計なことをして失敗しております。
エッシャー・・・「だまし絵」の。絵はいくつか知っていましたが、名前は覚えてませんでした。
そうですね・・・水面に映った木の影、鯉、花筏・・・どれが一番上か分かりません。
そっかー・・・そういう見方もあったのですね。
投稿: りせ | 2011年4月17日 (日) 12:53
参考までに…
http://www.mcescher.com/
投稿: もうアルツ | 2011年4月17日 (日) 15:22
★もうアルツさん こんばんは♪
今、見ました。9/17 鯉と葉っぱと水面の木々・・・同じでしたo(*^▽^*)o
ず~~っと眺めているのですが・・・分からないです。どう見れば良いのか・・・どこがだまし絵なのか??
またじっくり眺めます。
投稿: りせ | 2011年4月17日 (日) 22:35
エッシャーのこの作品は…(私見ですがぁ)
立体に配置されている自然の木立と、水面に浮かぶ落葉、水面に浮いてきた鯉を…
木立の陰と一緒に水面の二次元的な平面で切り取り、
見る人の視点の動きによって三次元的な錯覚を覚えさせるような作品ではないかと?考えてます。
これが、エッシャーの「だまし絵」の根底にある意図ではないかと…
投稿: もうアルツ | 2011年4月18日 (月) 09:09
★もうアルツさん こんばんは♪
絶対に何かある!! と、眼を細めたり。。。逆さにしたいけどそれは無理。
もうアルツさん、表現が難しい。
建造物は、言われると「なるほど」と直ぐ分かりますが、難しいですね。
二次元、三次元、はたまた四次元空間がいっしょくたに描かれているのでしょうか??
投稿: りせ | 2011年4月18日 (月) 21:57