豪華 ぼたん桜 枳殻邸
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枳殻邸のボリュームたっぷりな牡丹桜、今を盛りに咲いています。思いっきり元気が出そうな桜です。
枳殻邸(渉成園)は、東本願寺の別邸で、周辺に植えられた枳殻(からたち)の生垣にちなんで枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれています。◆場所はここです。
西門(受付)前の枝垂れ桜も満開です。
庭園からは京都タワーがにょっきり。(ちょっと~w(゚o゚)w)
寛永18年(1641)、この地を徳川家光から寄進を受けた本願寺宣如上人が、承応2年(1653)、石川丈山らとともに庭園を築き、別邸としたところである。
もとは、鴨川に達する広大なものであったが、現在でも200メートル四方の大きな庭園である。
平安時代初期、嵯峨天皇の皇子左大臣源融が奥州塩釜の風景を模して難波から海水を運ばせた六条河原院苑池の趣向を取り入れている。
庭園の風景はまたこんどにして・・・今日はぼたん桜の写真だけに致します。
桜は・・・修善寺寒桜、紅枝垂れ桜、山桜、ソメイヨシノ、ぼたん桜と種類も多く、3月半ばから5月まで楽しめるそうです。
とっても可愛くて・・・
長く咲いてそうです。
尚ここは・・・源氏物語の光源氏のモデルとされる源融が作った六条河原院の地とされています。
・枳殻邸(きこくてい)・・・正式には「渉成園」というらしいけど・・・昔から「枳殻邸」としか言ってないから、枳殻邸で通しますね。
・御所も自由に入れる処は「京都御苑」が正式だって知っています。
「京都御所」「大宮御所」「仙洞御所」との区別で「御苑」って使うことはあるけれど・・・
東京じゃないんだから・・・「御苑」だなんて・・・京都人として当然「御所」で通しますね。
体力、気力・・・ちょっと疲れが出ていて・・・今日は桜の写真だけにしました。
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コメント
ここが、源氏物語の六条邸のモデルなんですね。平安時代、優雅な時が、流れていたのかな?でも、怨霊とか、恐れていた時代でもあるんですね。ぼたん桜、華やかです。今、思いだしましたが、りせさんのおっしゃるとおり、色付きのティッシュで、花を作りました。今は、色付きのティッシュを見かけませんね。
投稿: ごま | 2011年4月25日 (月) 10:17
ぼたん桜、八重で綺麗ですね。
色も優しくていい感じです。
源融言えば、清凉寺に入って左手の方にひっそりとお墓があったような・・・
投稿: fmk | 2011年4月25日 (月) 12:04
ほんと、元気そうですよね ぼたん桜♪
にしても修善寺寒桜、紅枝垂れ桜、山桜、ソメイヨシノ、ぼたん桜
って、いろんな桜がある京都って
やっぱりええとこですよね
投稿: munixyu | 2011年4月25日 (月) 13:20
ぼたん桜、綺麗ですね。
こちらのお庭、お正月に行きました。
桜も綺麗なんですね。
投稿: 金魚 | 2011年4月25日 (月) 15:10
春の元気は八重桜
枳殻邸に咲く花々は
華麗にして謙虚
橘に棘の庭には
鳳凰は住まぬと言われ
昔の思いのみが独り歩きする
六条邸の片隅に今も残る
気持ちは牡丹の八重に
秘められているような…
そんな風情が花に秘められているらすい…
投稿: もうアルツ | 2011年4月25日 (月) 18:40
嵯峨天皇の皇子であった源融の活躍したのが西暦800年代(822~895、当時としてはかなり長生きです)、『源氏物語』が世にでるのが西暦1000年前後のことと言いますから、およそ150年程の開きがあるといえるでしょう。
現在の我々からすると、大体幕末前後の物語を読んでいる感覚でしょうかね。
『源氏』のお陰でプレイボーイの名前のみ高くなった感がありますが、例えば陽成天皇のもとで左大臣を勤めていた際に、自分より下位の右大臣藤原基経が摂政に任じられたのを不服として、辞表を叩き付けて自邸に引きこもってしまったとか、その陽成天皇の後継問題では、自分の娘が産んだ清和天皇を擁立しようとする藤原基経に対し、「いかがは。近き皇胤をたずねば、融らも侍るは(訳:何ぬかす。天皇の血筋の近いとこ言うたら、融かておるわい)」と、タンカを切ってみせたとか、向こうっ気の強いエピソードも伝わっていますね。
面白いのは、源融の属する嵯峨源氏、「湛(たたう)」とか「順(したごう)」とか、基本的に名前が漢字一文字なんですね。意外なところでは、羅生門の鬼退治で有名な渡辺綱も嵯峨源氏なのだそうです。
投稿: わびすけ | 2011年4月25日 (月) 19:13
★ごまさん こんばんは♪
西側の入口はどおってことないのですが、河原町通りの長い塀は趣があるのですよ。
文化祭とかの看板にティッシュの花で飾られたましたね。淡いピンクが綺麗でしたね。
投稿: りせ | 2011年4月25日 (月) 21:05
★fmkさん こんばんは♪
今日、御所に八重桜を見に行って来ました。
凄かったですよ。見事!!
→→→→・・・大変な1日でした。
源融のお墓・・・清凉寺に入って左手・・・というと・・・多宝塔の前あたりですか?
清凉寺のどこかにあったように思います。何回も行ってるから写真は撮ってある筈ですが・・・
投稿: りせ | 2011年4月25日 (月) 21:12
★munixyuさん こんばんは♪
桜の種類もいろいろありますね。
はかなく散ってしまう・・・観がありましたが、長く楽しめますね。
投稿: りせ | 2011年4月25日 (月) 21:28
★金魚さん こんばんは♪
お花が多いですね。
池の睡蓮を見たいなあと思っています。
もう、藤、あやめ、シャガなんかも咲き出しています。
投稿: りせ | 2011年4月25日 (月) 21:31
★もうアルツさん こんばんは♪
枳殻の棘のある庭には鳳凰は来ないのですね。
あおさぎ、白鷺がギャアギャア言って子育てしてました。( ´艸`)プププ
河原町通りに面した方にある橋廊の辺りなど、古の趣があります。今日は桜だけにしましたが、他の所もいつかしますね。
桜も早咲きから遅咲きまで・・・長く楽しめますね。
ぼたん桜は「雅」そして「豪華」。
投稿: りせ | 2011年4月25日 (月) 22:13
★わびすけさん こんばんは♪
渡辺綱、源融・・・当時にしては名前が漢字一文字って、変わった名前だと思っていました。
人間っぽい、なかなか面白い逸話の方ですね。
西から入った方からは広々し過ぎて、源氏物語をイメージ出来ませんが、河原町通りの塀は趣があって、素適ですね。
投稿: りせ | 2011年4月25日 (月) 22:32