雪景色 宇治神社 宇治上神社
←新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。2006・1・27から毎日更新。
平等院を後に・・・朝霧橋を渡って宇治神社へ
宇治は古来より、菟道(うじ)と称され、仁徳天皇の弟で応神天皇の皇子の菟道稚郎子(うじのわきいらつこ・宇治天皇)が宇治に来た際、兎が道案内したとの伝承のあるところです。※「菟」「兎」2つとも「うさぎ」と読むのですね。
現在は菟道と書いて「とどう」と読み地名として残っています。
宇治神社と宇治上神社の辺りは宇治十帖の八宮(はちのみや)のモデルとも言われている「莵道稚郎子」の邸宅跡と考えられていて、没後、邸宅跡にその霊を祭ったのが両神社の起こりと言われています。
「桐原水」は兎です。横の鏡が何故あるのか・・・やっと知りました。人を映すのではなくて。見えない部分のうさぎさんの姿を映しているようですよ。
◆宇治神社については→こちらの記事をご覧くださいね。説明も写真もたっぷりです。
今年は卯年。うさぎの神社として岡崎神社が賑わってるようですが・・・
◆宇治の三室戸寺にも狛兎が出来ているのを去年お伝えしました→こちらです。
雪が良い雰囲気に積もっています。
つづいて宇治上神社へ・・・
宇治上神社は世界文化遺産の一つ。宇治では平等院と共に登録されました。
◆宇治上神社はこちらの記事を見て下さいね。→こちらです。
鳥居までのこの道が好きです。
・・・ん?
あら~・・・また門が閉まっています。
ぎりぎりですが5時少し前に来たのに・・・
・・・ということは・・・閉門は4時半か、4時ですか? 柵の隙間から撮りました。
今年話題の「見返りうさぎ」さんが欲しかったのですが、残念でした。
門から鳥居方向。雪化粧の木々が綺麗です。
雪はほとんど止んで、霧雨に変わりかけていました。
撮り溜めした京の雪景色は一応これでお終いです。
今年の京都の雪はもう終わりかな?? まだ2月の中旬を過ぎたばかり・・・さてどうでしょうか・・・
すんなり春になって欲しいようでもあり、雪景色をもう一度見たいようでもあり・・・
◆京都の雪景色・・・お楽しみいただけましたでしょうか。今日も応援宜しく。
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是非よろしく→ こちらも是非 →
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朝霧橋と・・・源氏物語 宇治十帖の地ですから~❤
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コメント
「菟道」と書いて「うじ」と読むとは初めて知りました。
「莵」くさかんむりに兎と書く字が「莵道(とどう)」の地名の正しい漢字です。
変換では出てきませんがね。
地名って本当に上手く読めないで困りますね。
りせさんのブログは本当に勉強になります。
雪の日に精力的に動き回るりせさんには頭が下がります。金閣寺を撮るためにお正月大阪から駆けつけた知人もおりましたが(笑)
投稿: さくらんぼ | 2011年2月18日 (金) 10:54
稚(幼い)郎子(男の子)ですから、子供だったんではないかと思うわけですが、何故か明治になって描かれた肖像画では髭を生やしています。
応神天皇の末っ子で、母親が宮主宅姫(ミヤヌシヤカヒメ)、一名を木幡少女(コバタオトメ)と記されていますから、この辺りの人だったのでしょう。
父の死後、その後継者とされますが、兄の仁徳と位を譲り合った末に、宇治川に身を投げて死んだという哀しいお話。
あくまで伝承ですけどね。
宇治神社の祭神であり、宇治上神社の本殿横にある若宮社の祭神でもある、この地域では古くから大切に祀られてきた人であるようです。
稚郎子の墓とされる前方後円墳が、京阪宇治から少し北へ行った宇治川の畔にあります。
投稿: わびすけ | 2011年2月18日 (金) 12:40
冬の閉門時間は、だいたい4時半が多いですね。
残念でしたね。
また、雪、ふるのでしょうか?
投稿: 金魚 | 2011年2月18日 (金) 16:16
★さくらんぼさん こんばんは♪
「うさぎ」で変換すれば「兔」「兎」が出ますが「莵」もウサギなのですね。
知人に宇治の人がいるので「菟道(とどう)」という学校があることは知っていましたが・・・ウサギとは結びつけていませんでした。私も勉強になります。
金閣寺も行きたかったけれど、以前に何度も雪の金閣寺は撮っているので今年は初めての所にしました。
雪で頑張ったから、今はボーっとしています。
投稿: りせ | 2011年2月18日 (金) 21:25
★わびすけさん こんばんは♪
歴史には興味が無かった方ですが、わびすけさんのお陰でなんだか面白くなってきました。
名前をそういう風に読まなくてはいけないのですね。勉強になります。それにそういう歴史のある人だったのですか。
円墳も・・・宇治も奥深い歴史の地ですね。
投稿: りせ | 2011年2月18日 (金) 21:34
★金魚さん こんばんは♪
行く時はいつも5時をまわっていて・・・「5時で閉門だ」って決めつけていました。
4時では早過ぎですよね。4時半かな。
今日は寒かったですよ。時雨れてて・・・
投稿: りせ | 2011年2月18日 (金) 21:38
今宵は満月ですね…冴え冴えする夜空に輝ける望月に思いを込めて…!
風そよぐ
貴方の息吹き
感じつつ
君が瞳に
映える望月
闇夜さえ
消え入る月の
明るさに
太陽様の
力冴えるよ…
この歳になり太陽と月と地球の深い関係は知れば知るほどに頭のさがる思いがします。
そういえば、一度望月を北山方面から東山方向で観月してみたいと…思っております。(笑)
投稿: もうアルツ | 2011年2月18日 (金) 23:05
やーれやれやれ なんとか今日退院し、
無事に帰ってこれました
これも応援のおかげ 嬉しい限りです
でも、検査って本当に大変・・・汗
とりあえず休憩ですわぁ
投稿: munixyu | 2011年2月18日 (金) 23:15
こんばんは、りせさん。
雪景色の中、朱色の建造物はきれいですね。
鏡に映った兎さん、いい感じです。
去年行った三室戸寺の狛兎さん、私は玉の中の卵型の石を立たせませんでした。
宇冶上神社、がっかりでしたね。
立砂が白くて美しいです。
昨日、石清水八幡宮に行って来ました。
おみくじを引いたら、平(たいら)でした。
投稿: さらそーじゅ | 2011年2月18日 (金) 23:55
雪の神社というのは、どこか幻想的で、いろいろなことを想像してしまいます。
投稿: なりひら | 2011年2月19日 (土) 01:19
すいません、少し記憶違いがあったようで、訂正いたします。
「コバタオトメ」ではなく「コハダオトメ(古波陀嬢子)」、「宮主宅媛」(←ヒメという字もこちらが正解)ではなく、「髪長媛」の別名でした。
「髪長媛」は日向の国の女性。最初応神天皇の妃として参内したものの、息子の仁徳天皇に見初められ、請われてその妃となった人です。「古波陀嬢子」とは彼女のことを詠った仁徳天皇の歌に現れる呼び名でした。
『古事記』では、応神天皇が「木幡村」で宮主宅媛(『古事記』では矢河江比売(ヤカワエヒメ))と出会った話のすぐ後にこの記事が続いているので、ごっちゃになっていたようです。
生半可なことは書くべきじゃないですね。
どうも失礼しました。
投稿: わびすけ | 2011年2月19日 (土) 01:39
★もうアルツさん こんばんは♪
満月でしたね・・・見ましたよ♪ 綺麗でした。
まあ、何とも美しい句を2首。素晴らしいです。o(*^▽^*)o
寒い夜の月は特に冴え渡ってるように思います。
京都は東山三十六峰から月が昇ります。どのあたりから見られても美しいですよ。
投稿: りせ | 2011年2月19日 (土) 02:43
★munixyuさん お帰りなさい♪
無事検査が終わって・・・(v^ー゜)ヤッタネ!!
お帰りなさい(◎´∀`)ノ
今日はゆっくり・・・(-.-)zZ・・かな?
投稿: りせ | 2011年2月19日 (土) 02:53
★さらそーじゅさん こんばんは♪
雪の神社も良いですね。
宇冶上神社は2度ほどシャットアウトで。
宇治を廻ってるとき、最後に訪れるからでしょうね。
こんどは1番に行かなくちゃ。
おみくじに「平」ってあるのですか・・・初めて知りました。
平だったら・・・平穏とかいうことですか?
三室戸寺の狛兎さんも牛さんも私は中に手を入れたことがなくて。難しいんですね。一度試してみよう。
投稿: りせ | 2011年2月19日 (土) 03:06
★なりひらさん こんばんは♪
夕方5時くらいというのが、雰囲気を出していたかも知れませんね。
宇治神社は誰も居なくて・・・淋し過ぎでした。
投稿: りせ | 2011年2月19日 (土) 03:09
★わびすけさん こんばんは♪
「木幡」って近鉄沿線で宇治とは直ぐ近くですし、
八幡には「神應寺」というのがありますね。元は「應神寺」と称したらしいです。応神天皇=應神天皇 でよかったのですか?
いえいえ・・・「コバタオトメ」「コハダオトメ」の違いがなかなか分からず・・・どこが??・・・そんな私です。
わびすけさん、かなり調べていただいたのではありませんか、有難うございます。
それにしても、昔の人の名前は難しい。何度読んでも覚えられない。
投稿: りせ | 2011年2月19日 (土) 03:27
りせさん 雪景色の宇治神社を見たことがないので、ここで見られて
うれしいです。 素敵な光景ですね。 いつもながら写欲とポジティブな
撮影行に驚いています。 いつまでも続けてください。 毎日見ています。
投稿: pretty | 2011年2月19日 (土) 15:27
★prettyさん こんばんは♪
宇治に雪が降るって珍しいと思います。
私も見れて、そして紹介出来て嬉しいです。
雪に喜んで寒さも忘れて出かけて・・・
やっぱりです。今ごろ疲れが出て来ました。
京都の景観変化も進んでいるから、今のうちにと思っています。
毎日見て下さってますか・・・(o^-^o)有り難うございます~♪
投稿: りせ | 2011年2月19日 (土) 23:18
雪の京都。いいですね
2月に2度、伺いましたが、両日とも、2月とは思えぬ陽気の温かさ。外人さんなどは、タンクトップだったのを覚えています。
京都の寒さを心して行った私も、一枚脱ぎ、二枚脱ぎ。荷物が増えるばかり。
白に朱が映え、樹木には雪の華が咲き、白と黒。
喧騒を忘れさせてくれる墨絵の世界は、美しいばかりですね。
投稿: サブリナ♪ | 2011年8月 2日 (火) 18:15
★サブリナ♪さん こんばんは♪
雪の宇治を撮りたくて、ブログでお届けしたくて・・・
心を込めて撮って参りましたが、雪の風情、美しさが私の写真で伝わりましたでしょうか。
投稿: りせ | 2011年8月 2日 (火) 22:50