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2011年1月30日 (日)

秋の常照皇寺 3 九重桜  

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

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※写真は全て拡大します。

常照皇寺の3回目、今日はお庭を歩きます。
そして順序が逆になりましたが、山門からお寺までの帰路の景色もご覧ください。

左の柵の中が江戸時代に京都御所左近の桜を株分けしたとされる「左近の桜」です。

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勅使門の塀づたいに入ります。

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苔蒸した屋根にも歴史がありますね。

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方丈と右は開山堂の怡雲庵(いうんあん)です。

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葉を落とした桜。白い枝々が綺麗です。

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後水尾天皇が美しさに感動して御車(みくるま)を返したとされる「御車返しの桜」。一重と八重が一枝に咲くという桜です。

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次のバスの方が来ておられます。

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庭には桜の木がいっぱい・・・春こそ来なくては。

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樹齢600年余の九重桜 (国の天然記念物)

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花は咲くのでしょうか・・・春には是非・是非見たいです。

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開山堂の怡雲庵(いうんあん)

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怡雲庵の中を拝見しています。

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禅宗仏殿形式の建物で、奥に袈裟を着した光厳法皇の肖像彫刻がある。

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十六羅漢さんが灯りに照らされて・・・

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帰りを急ぎます。勅使門の下の道を・・・

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勅使門を見上げ・・・

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勅額門に向かって・・・

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碧澤池を横に見て・・・

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勅額門から見返って・・・

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名残りの方丈の茅葺き屋根

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あとは山門、駐車場に向かってまっしぐら。

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途中石仏、石碑などがありますが・・・帰りを急いで歩きながらの撮影。出発1分前に到着。ああ・・バスツアーは忙しい。
京都駅発9時半(出発はもっと遅れました)から5時までの紅葉ツアー。
「京都の一番早い紅葉を巡る旅・・・神護寺、西明寺、高山寺、常照皇寺」でした。

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  常照皇寺   拝 観 料:志納 (300円~500円)
            拝観時間:9:00~4:00 (裏山散策:3:00まで)

アクセス: JR京都駅→JRバス周山行きで1時間20分、終点下車。京北ふるさとバス山国・黒田線に乗り換え15分、バス停:山国御陵前下車、徒歩5分

桜の頃に是非とも行きたくなりました。お伝え出来れば嬉しい。            

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帰りは「道の駅」に立ち寄って買い物して・・・京都市内に向かってノンストップ。

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コメント

こんばんは、りせさん。キャロルです。2011年に入ってからここまで、毎日見て来ました。常照皇寺、いいですわぁ~。
樹齢600年の九重桜。600年前というと1400年頃。日本では室町時代、西洋では例えばイタリアのルネサンス時代の前期になると思います。(僕、西洋史にも興味ありますので)九重桜、この辺りの長老でしょうね。こういういろんな時代を見て来た老木、好きです。新発見ありがとうございます。また永遠の都、京都のひとかけらが…。りせさん、またいつか僕の夢の空間、嵐山の渡月橋が見たいなぁ…。最高の美酒(りせさんのブログ)に浸りたいです。

投稿: キャロル | 2011年1月30日 (日) 01:48

京都市内からでもかなり遠そう。関東からはなかなか行かれそうもありません。綺麗な紅葉渋い境内、有難うございます。
以前何かの本で寂聴さんがお車返しの桜がお好きで何回かお出かけになり著名な作家さん(鎌倉にお住まい)とぱったりお会いしたとが記されてありました。それ以来是非行ってみたいと思っておりました。春の景色も是非お願いします。

投稿: Taeko | 2011年1月30日 (日) 10:35

「御車返しの桜」なんやね。失礼しました。┐(´-`)┌
でも、いい響きの名やね。

投稿: Tacchan | 2011年1月30日 (日) 11:12

春!
春にみてみたいね
ここの桜
絶対綺麗だとおもうよ

投稿: munixyu | 2011年1月30日 (日) 12:38

こんにちは、りせさん。
九重桜の幹、すごいです。芸術的です。
勅使門、屋根の曲線が優雅です。
茅葺き屋根の方丈は、珍しいですね。
あわただしいバスツワー、お疲れ様でした。

投稿: さらそーじゅ | 2011年1月30日 (日) 13:58

★キャロルさん こんにちは♪
公開時間を早めたので、深夜のコメントでしたか。お待たせしてしまいました。m(_ _)m
日本とローマ、パリを比べたらビックリしますが、日本の「木の文化」も捨てたもんじゃないなあと、ちょっぴり悔し紛れですが誇りに思います。
醍醐寺の枝垂れ桜が樹齢150年で元気に咲いていますが、樹齢600年・・・今年は是非見に行って来ようと思います。バスを乗り継いで平日に。
2代目、3代目も植えてあるそうだから、写真の木々はそれだろうと思います。
嵐山、渡月橋・・・いいですね。京都一番の観光地だから常に人が一杯。観光客が多いってことはヤッパリ魅力的なところです。
雪の天龍寺の後に行こうかと思ったのですが、雪がほとんど融けてたので斑は汚いので家に帰りました。
毎日更新してますから、どうぞ毎日見に来て下さいね。とっても嬉しいコメントを有難うございます。毎日更新の甲斐があります。

投稿: りせ | 2011年1月30日 (日) 16:42

★Taekoさん こんにちは♪
寂聴さんのお寺は嵯峨野にあるそうですが、どこなのでしょうか? 嵯峨野からだとここへは近いと言えるところですね。
このツアーには新幹線で来てられる方が数組おられて、帰りの時間を確かめて、時間に間に合うようJR二条駅だったかで降りられました。1日旅で充実・便利そうでした。
春の桜は人が多そうなので、平日にバス乗り継ぎで1人で行こうかと思っています。お楽しみに。(*^-^)

投稿: りせ | 2011年1月30日 (日) 17:12

★Taccha~n こんにちは♪
勅使門の下って石段が急なの、そこからなだらかな石段が山門まで。
何度も見返りされたんじゃないかな。

投稿: りせ | 2011年1月30日 (日) 17:16

★munixyuさん こんにちは♪
枝垂れ桜が多そうです。
それも、大きいのが・・・絶対行って来るからね。
バス乗り継いで・・・待っててね。(*^-^)

投稿: りせ | 2011年1月30日 (日) 17:19

★さらそーじゅさん こんにちは♪
600年といえば凄い幹ですね。花を見てみたいです。
やはり雪深いのでしょうね。茅葺き屋根の角度も雪国だなあと思いました。
見学の間は忙しくて飛び回ってますがツアーは楽です。
ちゃんと行って連れて帰ってくれます。途中で夕飯の買い物まで出来て・・・また行って来ます。(o^-^o)

投稿: りせ | 2011年1月30日 (日) 17:25

今年は必ずや見えずには居られない!と…決心しました

な…懐かしき
ご…御門を背に
り…離別難し
み…御車返す
る…類無き桜

りせさんの風流な写真を見ると…これはどんなことが有っても眼に焼き付けに行かないと!って決意しました

私も平日の予定にします(笑)

投稿: もうアルツ | 2011年1月30日 (日) 20:51

★もうアルツさん こんばんは♪
もうアルツさん・・・春に行かれますか。
ブログを見てそう思ってくださるなんて最高に嬉しいです。o(*^▽^*)o
名残り惜しくなるような見事な桜。何度も「なごりみる」して下さいね。
それにしても、見事に一句出来ています。お上手です。もうアルツさんは先生ですか?

4月15日の桜情報(何年かは不明)・・「九重桜:見頃過ぎ、御車返しの桜:満開」というのがありました。市内より見頃は少し遅めのようです。参考にして下さいね。
「九重桜の衰えが・・・」と桜情報で見たことがありますので、私も予定にシッカリ入れておくつもりです。
春にもバスツアーがあるとは思います。
ここが目的地だったら良いのですが。三尾込みだったら今回みたいに忙し過ぎですね。
桜の時期の京都は異常に混み合います。少しでも人が少ない平日に・・・(゚ー゚)

投稿: りせ | 2011年1月31日 (月) 02:29

「山国」という地名は古くて、平安時代には禁裏領「山国荘」が置かれていました。
近代以前、燃料といえば薪であった頃、その一大供給地として、京都、とりわけ天皇家とは深い繋がりがあったといいます。
この地に皇室ゆかりの寺が営まれたり、幕末に山国隊が結成されたり、というのも決して偶然ではない、ということですね。

…なんてことを調べていたら、いきなり「日本映画の父」マキノ省三(俳優長門裕之さん、津川雅彦さんの祖父)の名前が出てきてビックリしました。山国隊士の家系なのだそうですね。

投稿: わびすけ | 2011年1月31日 (月) 09:26

★わびすけさん こんにちは♪
常照皇寺では小さなパンフを1枚貰っただけですが、地図の隅っこに「山国御陵」「後山国陵」とあります。
どなたかのHPに・・・明智光秀が周山城(現在は石垣のみ)を築くための木材を集めで周辺の社寺を取り壊し当寺は衰退・・・その後も、太閤検地で寺領の没収や戦火で・・とも書かれています。
こんなにも都から離れたところなのに・・・何故・・・と思う歴史があります。
時代祭の先頭を行く山国鼓笛隊・・・大好きです♪、鼓笛隊だけを目的に時代祭に行ってます。

投稿: りせ | 2011年1月31日 (月) 17:26

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