« 雪の瑞峯院 大徳寺・塔頭  | トップページ | 雪の大徳寺 三門 境内   »

2011年1月11日 (火)

雪の高桐院 大徳寺・塔頭

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

Dso_0367b
※写真は全て拡大します。

昨日の積雪は期待した程ではありませんでした。
午後には雪も融けそうだったので思い切って鞍馬と貴船に行って来ました。
大原は?・・・って言われそうですね。雪の大原には既に行ってたっぷり撮ったのを記事にしていますので、今のところ予定はしていません。

去年の大晦日は大雪・・・大忙しでした。大徳寺の塔頭は3ヵ所廻りました。
今日はその最後「 高桐院 」です。(撮影:2010・12・31)

説明部分はどの記事も「駒札」「京都観光Navi」「Wikipedia」から引用しています。

Dso_0317a

廻った塔頭の中でもやっぱりここが一番人が多かったです。

Dso_0322a

高桐院 (こうとういん)
江戸時代初期の武将で茶人としても有名な細川忠興(三斎)が、父・幽斎の弟・玉甫紹琮を開祖として建立した大徳寺の塔頭で、細川氏の菩提寺です。

Dso_0452a

三斎は茶人としては利休七哲の一人といわれる名手で、当院の書院は利休の邸宅を移築したものといわれる。

Dso_0446

Dso_0449a

この景色を紅葉の頃に訪れて撮影する方が大勢です。

Dso_0447a

去年も紅葉の頃は敬遠しておきました。

Dso_0334a

紅葉の記事こちらでご覧ください2007年に行った時で、詳しく撮ってます。

Dso_0443a

額縁風に見えるお庭が素敵です。

Dso_0352b

書院に続く茶室松向軒は三斎好みの二帖台目で、三帖の水屋がつき、壁や天井にも趣向が凝らされていて有名。

Dso_0356a

本堂前の庭園は江戸初期の作庭で、通称「楓の庭」と呼ばれます。

Dso_0358c

簡素ながら趣のある庭で、一面の苔地の中に一基の灯籠が据えられています。

Dso_0411a

Dso_0391a

寺宝では中国南宋時代の画家李唐の山水画二幅が有名で、現存する墨絵山水画の圧巻と賞賛されています。

Dso_0420b

Dso_0369a

三斎とガラシャ夫人の墓。(2007年の記事でハッキリ撮っています
墓石となっている灯籠は、初め千利休が「天下一」と名づけ愛用の処、豊臣秀吉がその名声を聞き所望したが断ったもの。利休切腹のおり遺品として三斎に贈ったものです。

Dso_0374a

他に近世初期の歌舞伎踊りの名手、名古屋山三郎、出雲阿国の墓がある。

Dso_0380a

袈裟形のおり蹲踞 
この浄水盤は加藤清正が朝鮮王城羅生門の礎石を持ち帰り細川三齋に贈ったもので、地面低くおさめられているので「おりつくばい」と呼ばれる。

Dso_0386a

高桐院の後は今宮神社まで行きました。大徳寺境内と今宮神社はまた後ほど記事に致します。

 ◆ブログランキングを励みに作っています。応援宜しくお願い致します。
             両方クリックしていただくととっても嬉しいです。
-----------------------------------------------------------------
  是非よろしく→人気ブログランキングへ  こちらも是非→にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
-----------------------------------------------------------------

Dso_0415a

|

« 雪の瑞峯院 大徳寺・塔頭  | トップページ | 雪の大徳寺 三門 境内   »

● 2 大徳寺・塔頭 今宮神社」カテゴリの記事

★ 2011 雪景色 1」カテゴリの記事

コメント

学生時代、貴女と雪景色を見に出かけたのを思い出します。京都では成人式の朝に雪が舞ったみたいやね。

昨日、高1の時同級生だった北海道にいる彼女(Y)に電話を。(*´v゚*)ゞ
「昨年は楽だったけど、今年に入ってから雪下ろしで大変」と云っていました。「プラスマイナスで人生と一緒や」とね・・・。

投稿: Tacchan | 2011年1月11日 (火) 09:35

紅葉もいいけれど、雪景色もいいですね( ^ー゜)b 歴史のゆかりのある人物が、いっぱい、出て、嬉しいです\(o^▽^o)/ 灯籠、一つで切腹とは、びっくりです(☆o☆) fmkさん、コメント、ありがとうございますm(._.)m イライザちゃん、元気ですか?りせさん、この場をお借りしました。すいません(___) りせさんも、ブログに来て頂けるていう事で、嬉しいです\(o^▽^o)/

投稿: ごま | 2011年1月11日 (火) 10:18

★Taccha~n こんにちは♪
雪を見に行った?・・・覚えて無い。スキーツアーに行ったのは覚えているけど。
プラマイ・ゼロの人生やったら良いけれど・・・
出発がマイナスやったらマイナスにもどるの? それは可愛そうやよ。

投稿: りせ | 2011年1月11日 (火) 11:00

★ごまさん こんにちは♪
このブログは歴史ブログじゃなく、写真ブログのつもりなのですよ・・・そこのとこ宜しくお願いします。m(_ _)m
「灯籠」のことは灯籠についてだけです。説明は灯籠の横の「駒札」の文字を起こしたものです。寺院の説明は「駒札」や「Wikipedia」などで調べています・・・「写真ブログ」だけで行きたいんですが、ブログ充実の為に入れています。
ごまさんのブログにはまだ伺ってなくて・・・ゴメンナサイ。行きます m(_ _)m 
人付き合い、ネットの付き合いが苦手で。サイドバーのプロフィールには書いてるんですが。御理解下さいね。

投稿: りせ | 2011年1月11日 (火) 11:08

雪の中に燈籠がひとつ…。
「禅」ですなぁ…、なんちゃって(笑)。

細川さんというのも面白いお家でして、管領として室町幕府の中枢をなしたかと思えば、応仁の乱では一方の当事者となり、幕府消滅後は信長・秀吉・家康と三人の権力者の下を泳ぎ切り(幽斎・三斎親子がこの時代)、肥後熊本の藩主として明治維新を迎え、子孫は内閣総理大臣となって、現在は作陶に励んでいらっしゃる、と。

こうして並べるとものすごい紆余曲折ですよね(笑)。

投稿: わびすけ | 2011年1月11日 (火) 18:31

★わびすけさん こんばんは♪
シンプル過ぎるお庭ですね。瞑想にふけるのには余分なものが無くて。
スゴイお家柄ですね。岡崎の御屋敷街にも別荘が・・・って、タクシーの運転手さんに聞きましたが・・・
作陶、農業・・・テレビで見ましたが、何とも羨ましい。

投稿: りせ | 2011年1月11日 (火) 22:30

はじめまして、こんばんは。通りすがりのsnowです。
雪に包まれた京都…ちょうど今週の日月が休みになったので降るなら行きたい!!
……と、情報収集していました(^^)京都のことは京都人に、ということで(笑)
私も写真が好きで旅先では撮りまくっています。モチロン京都でもvv(まだまだ修行中ですが^^)

蓮華寺いいですね♪
昨年・一昨年と秋に行きましたが癒されます。
にゃんこの写真もなごみます。にゃんこ大好きvv

投稿: snow | 2011年1月11日 (火) 23:34

★snowさん 初めまして♪
まあ・・・よくぞ通りがかって下さいました(o^-^o)
今週の土日ですか・・・雪はどうでしょうね。
今、大原のライブカメラを見ましたら雪が結構残っています。
市内で雪が舞う程度でも大原では積もってますから、参考にして下さいね。
貴船も雪が残ってるかも知れません。
にゃんこの写真は・・・「ふわふわ猫日記」ですか・・・この頃猫は放ったらかしで。( ´艸`)プププ
これからもどうぞ宜しく。観光に役立てて下さいね。

投稿: りせ | 2011年1月12日 (水) 13:35

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 雪の瑞峯院 大徳寺・塔頭  | トップページ | 雪の大徳寺 三門 境内   »