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2010年10月15日 (金)

真如堂 涅槃の庭 

新しく来て下さった方は 目次 もご覧くださいね。

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※写真は全て拡大します。

真如堂の「涅槃の庭」です。

「涅槃(ねはん)の庭」と称されるこの枯山水の庭は昭和63年(1988)に曾根三郎氏によって作庭された新しい庭です。
以前行った時は南面のお庭は出来て無かったと思うのですが・・・

「涅槃の庭」
東山三十六峰を借景に向かって左を頭にしたお釈迦様が右脇を下にして横たわり、入滅される様子を描いています。
横を弟子や生類たちが囲んで嘆き悲しんでいる様子が石によって表現されています。

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奥に並ぶ石は、お釈迦様の涅槃の姿を表現。周りの石は悲しむ動物、弟子たちです。

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右端の方。

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大きな石は
お釈迦様のお母様の「マーヤ夫人」と弟子の「アーナンダー」だと聞いたと思います。

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住宅のアンテナが見えたりしてて 、生垣も高くなっています。

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水の中からも涅槃に向かう生き物が・・・

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借景の大文字山です。「大」の周りの「ナラ枯れ」が目立ちます。

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南面のお庭・・・少しずつ・・・

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涅槃の庭の後から出来たようで・・・初めて拝見しました。

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仏間の正面の門。向こうは紅葉が溢れますよ。公式HPも紅葉一色。こちらです

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涅槃の庭に続きますが・・・何かを意味したお庭なのでしょうね。

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「シャシャンボ」って変った名前の木ですね。白い花が咲くそうです。

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燈明寺 石灯籠 鎌倉時代のもの。三井家が入手、寄贈されたもの。

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3年前に行った時はもっと自由な雰囲気で仏様以外の撮影はOK。・・・むしろ、宣伝してほしい感じだったのですが・・・今回は何となく雰囲気が違ったので。
説明に当たる方によって違いますね。ネット公開してると困ります。
離宮なども統一されてないようで、係りの人で違うから・・・もう行かないことにしました。

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2007年に撮影した襖絵の記事はこちらです。(今回見かけなかった絵もあります)

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井戸ではないそうです。

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こちらが玄関。

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 3 真如堂の四季」カテゴリの記事

コメント

建物の高さ規制にアンテナは含まれないんでしたっけ。おちおち借景も出来ない世の中ですねぇ。
ここから見上げる夕映えの大文字ときたら、そりゃあオツなもんですが。

投稿: わびすけ | 2010年10月15日 (金) 12:35

モダンだけど古風
こないだの庭より
いいかも♪

投稿: munixyu | 2010年10月15日 (金) 12:50

枯山水、良い感じのお庭ですね。

投稿: 金魚 | 2010年10月15日 (金) 14:34

こんばんは、りせさん。
この前行った時、涅槃の庭について詳しい説明をして頂きました。
シャシャンボの白い花、見てみたいですね。

投稿: さらそーじゅ | 2010年10月15日 (金) 20:33

★わびすけさん こんばんは♪
生垣もあれ以上は高くは出来ないそうですが、アンテナと白い土台部分も見えていました。
大文字・・・ここからだったら、炎も見えるかも知れませんね。

投稿: りせ | 2010年10月15日 (金) 21:41

★munixyuさん こんばんは♪
新しい建物には庭も新しい作家さんで・・・寺院も変化しますね。

投稿: りせ | 2010年10月15日 (金) 21:44

★金魚さん こんばんは♪
そうですねえ・・・
石が良いですね。

投稿: りせ | 2010年10月15日 (金) 21:45

★さらそーじゅさん こんばんは♪
シャシャンボの花・・・6月ごろに咲くって仰ってたと思います。どんな花でしょうね。
紅葉の頃は塀の向こうが真っ赤に染まりますね。

投稿: りせ | 2010年10月15日 (金) 21:51

真如堂は去年の11月に紅葉を見に行きました。こんな枯山水があるとは・・。涅槃の周りの石が悲しむ動物、弟子たちを表現しているとは・・実に見事な石の配置です。4日前に父を亡くしたばかりで、生死のことばかり頭に浮かびます。

投稿: なりひら | 2010年10月15日 (金) 23:39

★なりひらさん こんばんは♪
遅くなりました。m(_ _)m
真如堂は紅葉を見に行くのが専らで、本堂に上がる人は少ないですから・・・ここのお庭に行かれる方も少ないです。
涅槃図を枯山水で表現されてるお庭は初めてです。お父様の御冥福をお祈り申し上げます。なりひらさん、お力落としの無いように。

投稿: りせ | 2010年10月17日 (日) 00:41

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