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2010年9月 2日 (木)

貴船神社 奥宮 結社 御神木

新しく来て下さった方は 目次 もご覧くださいね。

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※写真は全て拡大します。

貴船神社の本宮より先に奥宮(おくのみや)からにしました。
何度も紹介していますから、少しでも違ったアングルからの写真にしますが、杉木立の向こうのこの景色だけは何度も登場します。

奥宮は本宮より500メートル上流にあります。古社中の古社といわれます。
「思ひ川」にて・・・奥宮まで来る人は少なかったのですが、さすが、パワースポット流行りのようです。

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緑濃い向こうに赤い門が。

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門を入って・・・初めて気づきました。御神木「連理の杉」がありました。下鴨神社では「連理の枝の木」がありました。記事はこちらです

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奥宮の中に説明板がいくつかありますが、今回は撮っていませんので・・・
こちらの記事をご覧ください。

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「御船形石」と今も龍穴がある「奥宮の本殿」

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奥宮 (貴船神社HPより)
伝説によると第18代の反正天皇の御代(1600年程前)の御創建といわれています。
浪花の津(大阪湾)に黄色い船に乗った女の神様が現れ、「われは玉依姫なり、この船の留まるところに社殿を建てて、そこの神様を大事にお祀りすれば国土を潤し、庶民に福運を与えん」とのお告げがあり、その船は淀川、鴨川をさかのぼって水源の地・奥宮辺りの川のそばから水の湧き出るところに船を留め、そこに御社殿を建てたと伝えられています。
白鳳6年(1300年程前)には社殿を造り替えたとの社伝が残っています。
キフネの地名は、玉依姫の乗ってこられた黄船から起こったともいわれています。

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貴布禰(きふね)神社は下鴨神社の摂社の河合神社の中にもあります。
記事はこちら。この記事の写真で確認しましたが・・・この当時の河合神社の看板には「女性の守り神」って書かれていませんでした。(*^-^)

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奥宮をあとにします。

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道を戻って、本宮まで

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ここにも御神木がありました。「相生の杉」同じ根から生えた2本の杉。樹齢1000年。
相生は「相老」に通じ、夫婦共に長生きの意味。

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結社
和泉式部が不和となった夫と復縁を願いお詣りしたことで知られています。

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平安の昔から、日照りや長雨がつづいた時、また国家有事の際には必ず勅使が差し向けられ、祈念がこめられました。

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水の神様としての信仰、心願成就、えんむすび、航海安全、火防せ・消防の神様として信仰が今もつづいています。

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御神木の「桂の木」 樹齢400年

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船形の自然石「天の岩船」  他に和泉式部の歌碑などもあります。

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続いて・・・本宮に向かって下ります。

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本宮では今まで気付かなかった重森三玲氏の庭園がありました。次回紹介します。

前回の「貴船の川床」の写真、数枚増やしました。       

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 2 鞍馬 貴船」カテゴリの記事

コメント

鬱蒼とした森に囲まれた社ですが、実によく保存されています。写真に癒されました。

投稿: なりひら | 2010年9月 2日 (木) 03:17

樹齢1000年かぁー
なんか凄いですなぁ
うん・・・

投稿: munixyu | 2010年9月 2日 (木) 12:12

こんにちは、りせさん。
この前、行きました。
奥宮、ほんと名前どうりの雰囲気がありますね。
狛犬さんが可愛いです。
御神木、樹齢がすごいです。
昨日の記事の満月、美しかったです。
以前、子供の父母会にお話しに来られていた講師の方が、満月の日は喧嘩になるから嫌いな人に会わないようにしていると言われた事を思い出しました。

投稿: さらそーじゅ | 2010年9月 2日 (木) 12:35

本宮に、重森三玲氏の庭園ですか。
また行かなくては。

緑が綺麗ですね。

投稿: 金魚 | 2010年9月 2日 (木) 15:23

★なりひらさん こんにちは♪
本宮への道・・・良いでしょ。好きなんですよ(o^-^o)
樹齢数百年はありそうな樹木に巨岩。澄んだ空気。
なりひらさん・・・癒されてくださいましたかヽ(´▽`)/

投稿: りせ | 2010年9月 2日 (木) 16:24

★munixyuさん こんにちは♪
樹齢1000年はなかなか無いですね。
この辺り全体に凄い歴史を感じます。

投稿: りせ | 2010年9月 2日 (木) 16:26

★金魚さん こんばんは♪
重森三玲氏の庭園・・・思いがけないところにありました。
明後日紹介します。

投稿: りせ | 2010年9月 2日 (木) 16:28

ここにも玉依姫の名前が出てくるんですね。

すこし調べてみましたが、どうやら平安時代ごろから貴船社と賀茂社がセットで扱われるようになったらしく、そのころから賀茂の祖神である玉依姫の説話が付会される様になったようです。
「キフネ」の由来としては「気の生まれる峰、気生根」あるいは「樹木の生い茂った山林、木生根(木生峰)」とする説もあるようですね。

これも名前が出たので、反正天皇についても少し。
仁徳天皇の三男で、兄の履中天皇についで即位。
古事記の記事によれば、「御身の長、九尺二寸半(古事記編纂当時は一尺35.6cmなので、3m超!)、御歯の長さ一寸、廣さ二分、上下等しくととのひて、既に珠を貫けるが如くなりき」とあります。数字はともかく、歯並びのきれいな人であったようです。
有名な「倭の五王」のうち、二人目の「珍」に比定する説、また、堺市の仁徳天皇陵の真の被葬者とする説など、いろいろある方です。

投稿: わびすけ | 2010年9月 2日 (木) 23:58

★わびすけさん こんばんは♪
有り難うございます・・・深い歴史の勉強になります。
キフネにもいろいろな説があるのですね。
どれもが納得しそうな説です。
反正天皇・・・そうなのですか、興味が湧いてきます。
いつも勉強になるコメントを有難うございます。(*^-^)

投稿: りせ | 2010年9月 3日 (金) 00:09

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