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2010年8月 6日 (金)

昨日の下鴨神社と糺の森

新しく来て下さった方は 目次 もご覧くださいね。

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※写真は全て拡大します。

今日は久しぶりに撮レ撮レの写真です。
昨日は日中雲も少し現われて、出かけるのにはマシでした。用事のついでに下鴨神社に行って来ましたのでその写真を。

縦写真の方が雰囲気が良いのですが、そちらは「京都*四季のフォト散歩」に入れることにしました。

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益々緑が濃くなった糺の森です。

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人を入れると景色が活き活きしますね。

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まだ提灯がいっぱいぶら下がっている・・・なぜ?? 茅の輪も。

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8月6日(今日)は「夏越祭」 です。

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6月30日に多くの神社で夏越大祓(なごしのおおはらえ)をするのに、なぜ下鴨神社ではしないのだろうか・・・不思議に思ってました。

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今夜、6時から一年の厄を払い、無病息災を祈る夏越神事があります。
御手洗池の中央に斎竹(いみだけ)を立てて清め、奉納された厄除けの人形が流されると、裸になった氏子男子が一斉に飛び込み、矢を奪いあいます。
・・・まあ、ナント・・・あの上品な下鴨神社が・・・裸になった氏子男子・・・ですか。

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これは下鴨神社の祭神玉依姫が川遊びをしていると一本の矢が流れ着き、持ち帰ったところ懐妊し賀茂別雷神を生んだという故事にちなみ、「矢取神事」とも呼ばれています。

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そり橋と光琳の梅(左) 青々と茂ってます。

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真っ赤な楼門、とっても綺麗。

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巫女さんはお掃除中です。

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散策路から帰ります。

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いままで、糺の森のことを書いてませんでしたので、今日はWikipediaのまんまコピーですが、読んでくださいね。

糺の森(ただすのもり、糺ノ森とも表記)は、京都市左京区の賀茂御祖神社(下鴨神社)の境内にある社叢林である。
賀茂川と高野川の合流地点に発達した原生林で、およそ12万4千平方メートル(東京ドームの約3倍)の面積がある。森林の全域が1983年(昭和58年)に国の史跡として指定を受け、保存されている。また、1994年(平成6年)には下鴨神社全域が世界遺産に登録されている。
糺の森は下鴨神社の境内に広がる原生林である。
かつて京都に平安京が置かれた時代には約495万平方メートルの広さがあったが、応仁の乱など京都を舞台とする中世の戦乱や、明治時代初期の上知令による寺社領の没収などを経て、現在の面積まで減少した。特に1470年(文明2年)6月14日に応仁の乱の兵火を被った糺の森は、このとき総面積の7割を焼失している。

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糺の森はこの一帯が山城国(山代国・山背国)と呼ばれていた頃の植物相をおおむね留めている原生林であり、ケヤキやエノキなどニレ科の落葉樹を中心に、約40種・4,700本の樹木が生育している。森は賀茂川と高野川に挟まれるように広がり、南北に細長い。林床を縫ってこれらの川に注ぐ数本の清流があり、周辺には水辺を好む植物も茂る。古くは『源氏物語』や『枕草子』に謳われ、今なお親林の場として人々に憩いを提供する史跡である。

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やぶみょうがの白い花

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森を流れる小川は4つあり、それぞれ御手洗川・泉川・奈良の小川・瀬見の小川と名付けられている。御手洗川は湧水のある御手洗池を水源としている。糺の森の東側を流れる泉川は高野川の支流である。奈良の小川は御手洗川に泉川の流れの一部が合流したもので、賀茂川の支流である瀬見の小川に取り込まれて糺の森の中央を流れる。

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「糺の森」の「ただす」が何に由来するのかという点については諸説ある。
「偽りを糺す」の意とするほか、賀茂川と高野川の合流点であることに起因して「只洲」とする説、清水の湧き出ることから「直澄」、多多須玉依姫の神名に由来するという説などの各説がある。他に、木嶋坐天照御魂神社(蚕の社)にある「元糺の池」、およびその周辺の「元糺の森」から遷された名前であるという意見もある。

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糺の森は原生林ではあるがいわゆる原始林ではなく、ある程度維持管理されてきた森林である。樹種の傾向は河畔林のそれであるが、森にはクスノキなども生えており、これは1934年(昭和9年)の室戸台風と翌年の大水害を経て植生回復のために植栽されたものである。他にも赤椿のように、神社としての機能や格式に係る理由から人為的に植えられた植物もある。

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糺の森には、幹の直径が10cmを超える木本がおよそ4,700本群生している。そのうち、樹齢200年から600年に達するものは約600本である。1983年より京都大学の研究チームを中心とするグループによって植生調査が行われており、それによればムクノキが71.9%、ケヤキが15.9%、その他エノキ・イチイガシ・ツバキ ・ナナミノキ・アオキ・シュロなどの自生が確認されている。2001年の調査でもこの傾向は変化していない。

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 Wikipediaの丸写しですが、糺の森のことを入れておきました。(夜22時半)

同じような写真ですが、今日はいっぱい入れました。

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 3 糺の森 河合神社 流鏑馬」カテゴリの記事

コメント

下鴨神社:糺の森は平安時代あたりから続いている由緒ある森という理解でよろしいでしょうか?写真がとてもきれいで、情景が伝わってきます。

投稿: なりひら | 2010年8月 6日 (金) 07:24

今日八月六日は、広島出身者には特別な日です。

女性が川に入っていると、一本の矢が流れてきて…
神話学では「丹塗り矢」と呼ばれるモチーフ。記紀神話では、神武天皇の皇后イスケヨリヒメの誕生説話にも登場します。

糺の森について。
太秦広隆寺の近くに木嶋坐天照御霊神社(このしまにいますあまてるみたまじんじゃ)という長ったらしい名前の神社があります。別名を嵐電の駅名でもあった「蚕ノ社」、三本脚の鳥居で知られたところですが、ここの社叢を「元糺の森」といい、社伝によると平安時代、嵯峨天皇のときに下鴨神社に移したのだといいます。

真偽のほどは解りませんが、興味深い伝承です。

投稿: わびすけ | 2010年8月 6日 (金) 11:36

いやぁーでも森の雰囲気
ええですよね
涼しそう&トトロがいそう♪

投稿: munixyu | 2010年8月 6日 (金) 12:35

下鴨神社、好きです。
緑と水が涼しそう。
16日に、比叡山延暦寺からの帰りに寄りたいと思っています。そして、そのあしで、送り火も見ようかなと、思っていますが
鴨川沿いは、すごい人でしょうね。
船岡山に行くと、良く見れると
ガイドブックなど書いてありますが、
どうなんでしょうか?
りせさんは、観光客が、送り火を見るのは、
どの辺がお勧めだと思いますか?

投稿: 金魚 | 2010年8月 6日 (金) 14:26

こんにちは、りせさん。
糺の森、雰囲気いいですよね。
せせらぎが流れているあたりが気にいっています。
前に行った時、ウォーキングされている方がおられて、世界遺産でウォーキング出来るなんて羨ましいと思ったものでした。
9枚目のお写真、とても美しいです。
この前行った御洗祭を思い出しました。
やぶみょうがの花、小さくて可愛い。

投稿: さらそーじゅ | 2010年8月 6日 (金) 15:51

★なりひらさん こんばんは♪
今、糺の森を検索で見ました。何度も何度も記事にしているのに、「糺の森」をしっかり書いていませんでした。
Wikipediaのままコピーしますが、入れておきますので読んでみてくださいね。
私も写真を見て驚きました・・・綺麗な色に撮れていて。(o^-^o)
喜んで頂いて嬉しいです。いつもコメント有り難うございます。m(_ _)m

投稿: りせ | 2010年8月 6日 (金) 22:10

★わびすけさん こんばんは♪
わびすけさんは広島の出身の方ですか。8月6日、9日は人類が永久に心に刻まなくてはいけない日です。今年初めてアメリカから政府の要人が式に来たとは驚きです。
サスガわびすけさん、詳しいですね。凄いです。
蚕ノ社へは、夕刻に訪れて記事にしていますが、暗くて異様で・・・三本脚の鳥居の前の池は枯れていました。
明るい日中にもう一度行かねばと思っています。
http://kyoto-albumwalking2.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_013c.html

投稿: りせ | 2010年8月 6日 (金) 23:01

りせさんこんばんわ 丁度一カ月ぶりにコメントします。
前回の長文コメントをして頂いた者です。
全国的に猛暑の中、祇園祭も終り本来の落着が戻ってきたのでしょうか。?
アルバム中の下鴨神社の鮮やかさや鯖街道の風景、途中の寺庭園の趣等大変気に入ました。
思わず鯖街道を散策しドライブしたくなりまね、、、又
祇園祭り参加者の浴衣、手ぬぐい、提灯等の柄、色合、紋章 等さすが京都ならではのお洒落センスが感じられますね。
鉾を引張る人達はボランティアの人でしょうか。又は隣組の皆さんでしょうか。?
有料で頼まれた皆さんですかね。ちょっと気になりますが、、。
来年は祇園祭を見に行きたいものです。まだ一度も実物を見たり触った事がありません。
これからも、りせさんの--京都--を楽しみにして居ります。

投稿: kasu | 2010年8月 7日 (土) 00:15

★munixyuさん こんばんは♪
トトロがいそうですか・・・o(*^▽^*)o
夏は爽やかな森です。

投稿: りせ | 2010年8月 7日 (土) 00:42

★金魚さん こんばんは♪
近づいてきましたね。16日の送り火ですね。
◆8時ちょうどに「大」が点火→10分に「妙・法」→15分に「左大」「舟」→20分「鳥居」点火の順です。それぞれが30分燃えます。

送り火は短い時間(8時~8時50分くらい)ですから、「先ず、【大】をここで見る」と決めた所からどれだけ移動して何個見るかでしょうね。
船岡山は見れる隙間を思うと辞めた方が良いと思います。多分「舟形」を見る絶景と最近穴場のように言っていますが、地元の人だけで満員で見れないでしょうし、移動出来ないと思います。山だから往きも帰りも大変ですよ。
平凡ですが「出町」が良いんじゃないですか。「大」は絶対大きく見れます。「法」も高野川方向に大きく見えます。
北大路通は「妙・法 左大 大 舟」が見れますが、移動しなくては全部は無理です。
高野橋では「法」が正面ですが、「大」「妙」は移動しなくては見れません。
賀茂川の土手も良いです。「大」が綺麗だし、移動して妙・法 舟 左大ですね。
御所も「大」は良いですが、他を見る為の移動が大変そう。
移動しているうちに消えますから、念頭に。人が多いから移動が大変かも。
嵐山で送り火を見たことはありませんが、意外に見えるものだなあと思いました。
「鳥居」を広沢の池で去年見ましたが灯篭流しもとっても良かったです・・・でも「鳥居だけ」ですから「大文字送り火を見た」という感じは薄いです。

投稿: りせ | 2010年8月 7日 (土) 01:23

★さらそーじゅさん こんばんは♪
下鴨神社はいつ行っても良いですね。
ウォーキングもですが、ワンちゃんのお散歩仲間がおられたり。小川で水浴びなんて・・・贅沢で素晴らしいですね。
9枚目の写真は縦にした方が素敵です。「。。。フォト散歩」に入れましたので見て下さいね。http://kyotowalking1turedure.kyo2.jp/e192854.html
御手洗祭の忘れもののように、足形が2-3枚水に浮かんでました。
やぶみょうが・・・秋には紫の実になりますね。御所で一杯咲いています。

投稿: りせ | 2010年8月 7日 (土) 01:41

★kasuさん こんばんは♪
コメント有り難うございま~す。(o^-^o)
鯖街道良いですね~ 特に夏は~♪ この調子で記事を作ってたら三方五湖には、なかなか到着しません。
祇園祭の方々のゆかたの柄はさすがだなあ・・・とセンスの良さ、奇抜さに驚きます。
鉾を曳く方々は・・・力のある若いバイトの学生だと思います。京都は大学生が一杯いますから。鉾町の方々はそれぞれにお役目がありそうですよ。
山鉾巡行を見てらっしゃるツアーの方々・・・凄く感激してらっしゃるのが分かりましたよ。
来年は是非どうぞ。
「昼間の鉾町→宵山→山鉾巡行→解体→神幸祭」と見られたら完璧です。
これからもどうぞ宜しく。(o^-^o) 

投稿: りせ | 2010年8月 7日 (土) 04:07

りせさん、ありがとうございます。
16日は、比叡山から降りてくるので、
出町で、大を見たいと思います。
いろいろ情報ありがとうございます。

投稿: 金魚 | 2010年8月11日 (水) 09:15

★金魚さん こんばんは♪
出町は多いとは思いますが、賑やかなのも楽しいと思います。
近くの下鴨神社では古本市が最終日です。最終日は16時で終わりますが。
またどうぞ、仰ってくださいね。

投稿: りせ | 2010年8月11日 (水) 23:38

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