一休寺 5 本堂も緑の中に
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先ず一休寺の全景をご覧ください。広いですよ。
画面左下の総門を入って真っ直ぐに上に向かう参道、所々紅葉色になっています。そして右に曲がると御廟所、虎丘庵、中門を見ながら進むと本堂になります。
ずっとずっと今は青もみじの中を進みます。
先に本堂があります。
本堂(重要文化財)
永享年間(1429~41年)室町幕府の六代目将軍、足利義教の帰依により建立せられました。入母屋造り檜皮葺で、本堂の内部には本尊釈迦如来坐像と文殊・普賢菩薩像が安置されています。山城・大和の唐様建築中としては最も古い遺構の建造物です。
このあたりは妙勝寺の旧跡にあたるところです。
1本、赤い紅葉が・・・年中紅いのでしょうね。
振り返ると・・・門のむこうにも浴室まで青もみじです。
開山堂
大応国師さんは25才の時に、中国の唐に渡って禅を学び、ここ「妙勝寺」でその教えを弟子たちに伝えていました。晩年はここ妙勝寺で暮らしたそうです。大応国師の弟子大燈国師が大徳寺を作った人です。
開山堂は大正時代に改築されたものですが、内陣には妙勝寺を開かれた大応国師の木像を安置しています。この像は一休さんが63才の時につくられたものです。
こちらはちょっとお年を召した一休さん
緑鮮やかな苔。
これから益々美しくなるのでしょうね。
羅漢さんがたくさん居られました。
酬恩会の方々の奉納でしょうか。
◆奥嵯峨の愛宕念仏寺にも1200躰の羅漢さんがおられます。→こちらです。
朝に行けば睡蓮の花も開いていたかも。
墓地には、
能楽観世流三代音阿弥元重、十五代元章、十九代清興、江州観音寺城主佐々木承禎、弓木多攝津守、茶人寸松庵等、禅師の遺徳を慕ってこられた名士の墳墓があります。
鐘楼・浴室(ともに重要文化財) 慶安三年、方丈等再建時に修復せられたものである。
ひと休み、ひと休み・・・
5回にわたって「酬恩庵 一休寺」をお届けしました。
楽しんでいただけましたでしょうか。
一休寺へは京都市内から新しい道路も出来、意外に近かったですよ。
周りに田園風景が広がり、緑が益々広がっている京田辺市。秋の紅葉はどこよりも鮮やかな紅葉を見せてくれると、今から想像しただけでもワクワクします。
酬恩庵 一休寺 場所はここです。
〒610-0341 京都府京田辺市薪里ノ内102 TEL 0774-62-0193
拝観料:500円
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コメント
よかったぁ。
ひとあんしん、ひとあんしん
投稿: 京都が恋人 | 2010年6月12日 (土) 15:43
★京都が恋人さん こんにちは♪
ひとあんしん・・・待ってて下さって有り難う。(*^-^)
来週くらいは梅雨入りだそうですね。
投稿: りせ | 2010年6月12日 (土) 17:08
こんばんは、りせさん。
更新して下さってありがとうございます。
9枚目のお写真、青もみじがとても綺麗ですね。
開山堂、重厚で美しいです。
17枚目の羅漢さん、ユーモラスな感じです。
銅像が多いんですね。
きょうは、娘の高校の文化祭をのぞいて来ました。
お茶席があったので、お抹茶を頂いてきました。
投稿: さらそーじゅ | 2010年6月12日 (土) 21:03
今晩は!お久しぶりです。毎日、ブログの更新するのは、私たち見る側の人は楽しいですが、作る人は大変です。マイペースで、末永くです。一休寺、私は三年ほど前にいきました。いいお寺ですね。少し街中から離れているから、観光客も少ないし、ゆっくりできました。私が行ったのは10月終り頃。紅葉には早くて、もみじが青々してきれいでした。またいつか行きたいです。ありがとうございました。たくさんの写真で一休寺を堪能できました。
投稿: shimasi | 2010年6月12日 (土) 22:27
★さらそーじゅさん こんばんは♪
いえいえお礼を言われるほどのものじゃないです。
ちょっとゆっくりしたら、更新する習慣が直ぐに消えますね。
投稿: りせ | 2010年6月12日 (土) 23:50
★shimasiさん こんばんは♪
お久しぶりです。お元気でしたか。(o^-^o)
意地悪コメントが来て、対抗して下さる方がおられないと、即ブログ辞めたくなります。これが辛いですね。
一休寺は3回くらいで終わるかと思いましたのに、5回にも引きずってしまいました。
shimasiさんも紅葉にはちょっと早かったのですね。
一休寺は紅葉に是非行きたいと思います。
これからも見て下さいね。
投稿: りせ | 2010年6月13日 (日) 00:01
一休寺・・古刹のたたずまいのあるお寺ですね。今更ながらに宗教都市;京都の底力に触れた思いです。
投稿: なりひら | 2010年6月13日 (日) 05:54
いやぁーここ
とぉおおおーっても広いんですなぁ
見所満載ですよね
投稿: munixyu | 2010年6月13日 (日) 11:47
こんにちは。
えらい雨です。
いよいよ本格的に梅雨ですね。ここ最近の好天でアジサイが少し干からび加減でしたが、うれしい雨になったんじゃないでしょうか。
足利義教の名前が出ましたね。
三代将軍義満の子で、出家して青蓮院門跡、後には天台座主の地位に就きながら、くじ引きによって六代将軍に選ばれるという数奇な運命をたどった人です。
将軍となってからは、もと天台座主でありながら延暦寺と対立、これを焼き討ちしています。
そうした行状や、家臣に殺害されるという最期など、のちの織田信長と対比される事もよくあります。
現在等持院に伝わる木像を見ると、確かに面差しに一脈通じるところはあるような…。
フィクションの世界では、一休さんに意地悪を仕掛ける役どころでよく登場しますね。
悪役のイメージが強いですが、京都市周辺の寺社を歩いていると、意外とこの人の寄進を受けたところが多いのに気が付きます。
投稿: わびすけ | 2010年6月13日 (日) 14:33
お膝の上のお賽銭・・・。ほほえましいね。
投稿: Tacchan | 2010年6月13日 (日) 17:14
★なりひらさん こんばんは♪
京田辺市・・・市内からは遠いと思っていた処にこんなにも大きくて立派なお寺がありました。
宗教都市ですか、、、私はそうは思っていませんが。
投稿: りせ | 2010年6月13日 (日) 21:53
★munixyuさん こんばんは♪
一休寺が5回になりました。
初めて行ったところで、新鮮でした。
投稿: りせ | 2010年6月13日 (日) 21:57
★わびすけさん こんばんは♪
梅雨になりましたね。紫陽花、花菖蒲の季節ですね。
一休さんは、とんち、アニメ程度しか知りませんが・・・悪役イメージがあるのですか。変人という感じがそうさせたのかも知れませんね。一休さんの寄進もあるのですか。
人生様々なことがありますね。誰もがそうかも知れませんが、足利義教さんは波乱万丈な人生・・・数奇な運命といえるかも知れませんね。
投稿: りせ | 2010年6月13日 (日) 22:11
宗教都市とは難しい表現やね。
投稿: Tacchan | 2010年6月14日 (月) 10:36
わぁ。
それ違う、それ違う(汗)。
悪人て書いてるの、足利義教さんのことですよ。
「万人恐怖、言フナカレ、言フナカレ」と同時代の人の日記に書かれています。
一休さんを悪く言ってる人、いないんじゃないですかね。
うーん、私の文章、おかしかったかなぁ…
投稿: わびすけ | 2010年6月14日 (月) 12:51
★Taccha~n こんにちは♪
お寺も神社も多いけど・・・宗教都市と言われると違和感を感じるなあ・・・私は。
投稿: りせ | 2010年6月14日 (月) 14:49
★わびすけさん こんにちは♪
ゴメンナサイm(_ _)m
わびすけさんの文章全然おかしくないです。
歴史をあんまり知らないから・・・
私寝ぼけて読んでました。(;´д`)トホホ… スミマセンι(´Д`υ)アセアセ
投稿: りせ | 2010年6月14日 (月) 14:50
これでこの一休寺5では3回目のコメントで~す。
京都は宗教都市とは思わへん。貴女と同感で~す。
投稿: Tacchan | 2010年6月14日 (月) 16:13
★Taccha~n こんにちは♪
良かった~o(*^▽^*)o 力強いわ。
宗教都市というと お線香臭い気がする。
京都タワーに違和感があるのも、ろうそくイメージやからやねえ。
私・・・「古都」っていうのも嫌いやねん。古くなんかないぞ!って思う。
投稿: りせ | 2010年6月14日 (月) 16:38
老舗は新しいもん好きでないとあかんというもんね。
投稿: Tacchan | 2010年6月14日 (月) 17:10
★Taccha~n こんにちは♪
そやろねえ。
私、駅ビルも嫌いやけど、そういう意味では
常に「新しく挑戦する京都」のイメージかも。
投稿: りせ | 2010年6月14日 (月) 19:15
緑が綺麗ですね。
いつか訪れてみたいと思いました。
トップの重森三玲のお庭が綺麗ですね。
投稿: 金魚 | 2010年6月15日 (火) 11:30
★金魚さん こんにちは♪
苔の庭・・・1番に思いつくのがここでした。
・・・でも地味みたいです。
投稿: りせ | 2010年6月15日 (火) 12:53
地味ですかね。
綺麗で素敵だと思います。
投稿: 金魚 | 2010年6月16日 (水) 14:51
★金魚さん こんばんは♪
重森三玲さんのモダンな市松模様・・・
この部分だけ切り取ったら色が2色しか無くて・・・ちょっと地味かな?と思いました。
投稿: りせ | 2010年6月16日 (水) 22:31