« 大田神社 杜若と大田の小径  | トップページ | 瑠璃光院 2 瑠璃の庭 »

2010年5月14日 (金)

瑠璃光院 1 青もみじ

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。写真は全てクリックで拡大します。

Jmg_6299a

待って下さっていた方、お待たせいたしました。m(_ _)m 青もみじの瑠璃光院です。
写真を見てみると一回では終わりそうにありません。(撮影:5月5日)
今日は拝観順序に従って、門から2階をお届けします。

瑠璃光院は叡電・八瀬比叡山口から歩いて4-5分のところ。場所はここです

八瀬  (Wikipedia)
弘文天皇元年(672年)の壬申の乱の際、背中に矢を受けた大海人皇子がこの地に窯風呂を作り傷を癒したことから「矢背」または「癒背」と呼ばれ、転じて「八瀬」となったという。この伝承にちなんで後に多くの窯風呂が作られ、中世以降、主に公家の湯治場として知られた。
歴史学的な見地からは大海人皇子に関する伝承はほぼ否定されており、八瀬の地名は高野川流域の地形によるものであるとされている。

Jmg_6271a

山門を入ると山の斜面に石段が続きます。

Jmg_6276a

無量寿山光明寺 京都本坊・瑠璃光院  (以下瑠璃光院HPより)

本願寺歴代門跡もしばしば訪れたと記録に著され、明治の元勲三条実美公は、当時の庵に「喜鶴亭」と名付けて直筆の命名額を下されています。(瑠璃光院に現存)

その後、大正末から昭和の初めにかけて、1万2000坪の敷地に延240坪に及ぶ数奇屋造りに大改築するとともに、自然を借景とした名庭を造営。
建築にあたった棟梁は、京数寄屋造りの名人と称された中村外二、築庭は、佐野藤右衛門一統の作と伝えられます。
その後現在まで、日本情緒あふれる名建築・名庭として多くの人々に親しまれ、囲碁本因坊位の対戦場となったことなどが知られております。

Jmg_6277a

今までは隠れた名刹であったところが、近年、テレビの全国ネットで紅葉の瑠璃光院を取り上げられたことから、観光寺院二百数十の中のベスト12に選ばれるまで有名になったそうです。(東京御廟だより 2009.9,10)

Jmg_6453a

参道の傾斜地には百種以上のかえで、もみじが植えられています。

Dsm_1440a

玄関前の池の錦鯉、青もみじに鮮やか。

Jmg_6437a

玄関を入って・・・外を・・・

Jmg_6431a

順序に従って2階へ

Jmg_6325a

窓枠いっぱいの青もみじです。

Dsm_1447a

2階からの瑠璃の庭(るりのにわ)の青もみじ・・・

Dsm_1461a_2

テーブルには写経の用紙が置かれています。

Dsm_1466a

何か・・・思い当たりませんか?? 

Dsm_1473a

・・・そう 実相院の「床みどり」

Jmg_6308b

青もみじと苔を映す実相院の「床みどり」こちらの記事をご覧ください。
撮影が許されていた時のもので、このブログの検索ワードの上位です。

Jmg_6286a

お約束になってしまったかも・・・以前の記事では外は紅葉でしたね。

Jmg_6296a

※瑠璃光院の公開は年に春秋の2回。今回は5月31日までです。

明日は1階から・・・釜風呂、瑠璃の庭、臥龍の庭、茶庵をお届けします。
この流れで作りますので、公開時間は・・・明日は早朝にセットしておきます。

 ◆ ブログランキング応援クリックを、毎日の更新の励みに作っています。
          両方クリックしていただくと、とっても嬉しいです。
-------------------------------------------------------------------
   是非よろしく→ 人気ブログランキングへ    こちらも → にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
-------------------------------------------------------------------

窓から見下ろした瑠璃の庭です。

Dsm_1478a

|

« 大田神社 杜若と大田の小径  | トップページ | 瑠璃光院 2 瑠璃の庭 »

 2 八瀬 岩倉 修学院 宝ヶ池」カテゴリの記事

花の京都 新緑 青もみじ 1」カテゴリの記事

コメント

景色ひとつひとつに存在する意味があるように見えてきました。私の知らない旧跡がどんどん出てきます。きっと一生かかっても見切れないでしょうね。白猫ちゃんの画像お借りしました。宜しくお願いします。
葵祭も見に行きたいな~

投稿: 京都が恋人 | 2010年5月14日 (金) 16:14

息を呑むような緑、緑、緑!
こんな中に溶け込んでみたいです。
緑の素敵な時期、ゆっくり時を刻んで欲しいですね~。
瑠璃光院って、名前も何だか素敵ですね。

投稿: fmk | 2010年5月14日 (金) 17:11

★京都が恋人さん こんばんは♪
遅くなりましたm(_ _)m
ここは広いから緑のスケールも違いますね。
山沿いで、緑も深いです。
あッヤッパリ白猫ちゃんもどうぞどうぞ・・・猫ちゃんも喜ぶと思いますよ。元気にしてるだろうか?
明日はお天気だとか・・・葵祭賑わうでしょうね。

投稿: りせ | 2010年5月15日 (土) 02:57

★fmkさん こんばんは♪
遅くなりましたm(_ _)m
紅葉が様々な色に色づくんですって・・・それが瑠璃色に光り輝くとか。ステキな名前ですね。
以前行った時は、紅葉も終りの頃だったので、今年は見頃に是非行きたいです。

投稿: りせ | 2010年5月15日 (土) 03:00

★munixyuさん こんばんは♪
予告編で3枚だけ入れた記事にコメント有り難うございますm(_ _)m。
同じ写真を使って新しい記事にしましたので、予告編の記事を削除しました。munixyuさんのコメントも消えてしまって、ゴメンナサイm(_ _)m
いつもコメント有り難うございます。

青もみじも良いですね。目に優しいですね。

投稿: りせ | 2010年5月15日 (土) 03:06

こんにちは、りせさん。
一面、緑色の世界、すてきですね。
特に6枚目と9枚目のお写真が好きです。

投稿: さらそーじゅ | 2010年5月15日 (土) 12:03

癒される緑です。
年に春秋しか公開されないのですか。
夏も気持ち良さそうなのに。。。

投稿: 金魚 | 2010年5月18日 (火) 14:35

★金魚さん こんにちは♪
春秋それぞれ1ヶ月と少し公開されます。
普段はいろいろ貸し出されたりするようですよ。

投稿: りせ | 2010年5月18日 (火) 16:28

秋と春の時期だけの公開ですか。
素晴らしい新緑ですね。
秋の紅葉も素敵でしょうね。
春は終わったようですから秋に是非行きます。

投稿: いずみ | 2011年6月 8日 (水) 13:19

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 大田神社 杜若と大田の小径  | トップページ | 瑠璃光院 2 瑠璃の庭 »