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2010年2月28日 (日)

清凉寺 梅の花と松明式・・・

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。※写真は全て拡大します。

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2月7日、珍しく積もった雪の日。仁和寺、天龍寺そして嵯峨野を歩いて最後に清凉寺にやって来ました。ここでも梅の花が綺麗に咲いていました。清涼寺

清凉寺(嵯峨釈迦堂) (せいりょうじ さがしゃかどう)  五台山と号する浄土宗の寺。

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もとこの地には、源融(みなもとのとおる)の山荘棲霞観(せいかかん)があったが、これが後に寺となって棲霞寺と称した。
永延元年(987)ちょう然上人が、愛宕山を中国の五台山に模して大清凉寺を建立しようとして志半ばで没し、弟子の盛算がその遺志を継いで棲霞寺内の釈迦堂をもって清凉寺としたのが当寺の起りである。

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現在の本堂は、元禄14年(1701)徳川五代将軍綱吉、その母桂昌院、大阪の豪商泉屋(後の住友)吉左衛門らの発起により再建されたものである。
本堂内には、体内に内臓を形どった納入物があり、生身如来といわれている「本尊釈迦如来立像」(国宝)及び地蔵菩薩立像(重文)を安置する。

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霊宝館には、阿弥陀三尊像、十大弟子像、四天王立像、文殊菩薩騎獅像、普賢菩薩騎象像、兜跋(とばつ)毘沙門天立像(いずれも重要文化財)等が安置されている。
他に境内には、奝然上人、源融、嵯峨天皇、檀林皇后の墓などがあり、境外北側墓地には、遊女夕霧太夫及び十萬上人の墓がある。下は大阪の陣の供養碑と秀頼の首塚。

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清凉寺本殿の屋根を見上げていつも思うのがコレ・・・留蓋(巴蓋)というそうです。雨水が入るのを防ぐのが役目らしいのですが、魔よけもあるようです。おめでたいもの、水に関係しているものなどが多く、桃や菊の花を見かけることが多いのですが・・・

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清凉寺のは大きくて凄いです。ちょうど雪解け水が落ちています。

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大文字屋さんをバックに・・・ここであぶり餅をいただきました。

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多宝塔前の紅梅が可愛い色で咲いていました。

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これは・・・

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3月15日(旧暦2月15日)のお釈迦様の命日に行われる「お松明式」のたいまつ・・・

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広い境内で行われる「お松明式」こちら嵯峨大念仏狂言「土蜘蛛」こちら

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◆清凉寺はカテゴリーは独立しています。

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この梅の色がとっても優しいピンク。

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松をバックに。

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白梅も咲いていました。

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途中で見た落柿舎の景色。

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柿にメジロがたくさん来ていました。

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清凉寺のお隣の「森嘉」さんでお豆腐を買って帰りました。。勿論夕食は湯豆腐ですよ。

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コメント

匂うような梅の花。今まっさかりで見事です。

投稿: なりひら | 2010年2月28日 (日) 19:15

★なりひらさん こんばんは♪
楽しんでいただいてますかo(*^▽^*)o・・・梅は春の香りを運んでくれますね。
コメント有り難うございます。

投稿: りせ | 2010年2月28日 (日) 22:13

愛宕山を五台山になぞらえて・・・、実際に愛宕山系に五つの寺が作られたそうです。そのうち現在まで残っているのが、明治の神仏分離で愛宕神社となった白雲寺、愛宕参詣道の途中にある月輪寺、それと神護寺もここに含まれるようです。

月輪寺には一度だけ訪れたことがあるんですが、車も通わぬ山中、尼さんの御住持がお一人で切り盛りされているお寺です。境内には明智光秀が植えたと伝える石楠花の木(天然記念物)があります。
こちらの収蔵品に、有名な六波羅蜜寺のものによく似た空也上人像がありまして、同じように南無阿弥陀仏をかたどった小さな仏像を(こちらは二筋)吐き出していらっしゃいます。一度拝見したいと思いつつ(要予約)、いまだ果たせていません。
なかなかお参りするのに覚悟のいるお寺です。

投稿: わびすけ | 2010年3月 1日 (月) 00:15

★わびすけさん こんにちは♪
貴重なお話を有難うございます。
そうなんですか。。。愛宕の山中に月輪寺・そのようなお寺があるのですか。
愛宕山にはそのうちお参りしよう・・・と思ってるうちに・・・もう登れなくなりました。(u_u。) 
足が元気なうちに登っておけば良かった。残念です。
またいろいろ教えてくださいね。

投稿: りせ | 2010年3月 1日 (月) 18:15

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