旧・嵯峨御所 大覚寺
旧・嵯峨御所 大覚寺です。今日はのんびり、入口からです。(説明:大覚寺HP)
旧・嵯峨御所 大覚寺
延暦13年(794)、桓武天皇は新都平安京に遷都しました。
その20年後に即位した嵯峨天皇は、都より離れた葛野の地をこよなく愛され、后との新居として嵯峨院を建立されました。これが現在の大覚寺の前身・嵯峨離宮です。
嵯峨の地名は、
唐の文化に憧れていた天皇が、唐の都・長安北方の景勝地、嵯峨山になぞらえたものです。
大覚寺は 「いけばな嵯峨御流」のお寺。
平安の初め、嵯峨天皇が大沢池で船遊びの折に、小島に咲く可憐な菊を手折られ、殿上の花瓶に挿されたところ、その姿が自ずから「天、地、人」の三才の法にかなっていたと伝えられています。下は華供養塔です。
表門
江戸時代初期 木造切妻造本瓦葺門全体を素木造りとし、屋根は切妻造りの四脚門。
屋根には大覚寺では、鬼瓦を配している 。
式台玄関
正面に銅板葺きの唐破風を備える。妻飾りは木連格子懸魚附き。東福門院の女御御所、長局の一部と推定される。
玄関の部屋は「松の間」とよばれ、豪華な金碧画の「松に山鳥図」が描かれている。図様は正面の壁貼付2面に、老松の巨幹が根を張り山鳥のつがいが羽を休めている。
宸殿から
勅使門 嘉永年間(1848~54)の再建。
門は四脚門とし、屋根は切妻造り、正面および背面に軒唐破風を附け、
全体は素木造りだが唐破風の部分のみ漆を塗り、
金鍍金の飾り装飾を施している。
お月見の日は、宸殿にて演奏が、そしてこの前庭で床机が出てゆったりしたひとときを味わえます。
今日はここまでです。
明日は宸殿の襖絵など、そして先に進みます。
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コメント
御所車でしたでしょうか?
雅な感じですね。
投稿: 金魚 | 2009年9月 8日 (火) 11:17
表門の鬼瓦。拡大してみたら、イカツイお顔のようで、失礼しましたと謝りました。
嵯峨天皇。なにやらありそうな人物だったような……。さて、襖絵楽しみにしております。
投稿: Zu-Simolin | 2009年9月 8日 (火) 16:29
★金魚さん こんばんは♪
御所車ですね。勿体ない気がします。
雨が降ったら片付けるのかしら。
投稿: りせ | 2009年9月 8日 (火) 22:22
★Zu-Simolinさん こんばんは♪
門の上に鬼瓦があるか無いか・・・気にしてなかったから・・・鬼瓦は珍しいようですね。
大覚寺は襖絵の撮影は何も書いていません。全部レプリカのようです・・・綺麗ですよ・・・~☆
投稿: りせ | 2009年9月 8日 (火) 22:32
こんばんは。
大覚寺も有名ですし、大きな規模のお寺ですね。
すぐの御所車ですか?後ろの建物と比べてみると大きすぎませんか!気のせいですかね。
京都のお寺は大きいだけじゃあなくて歴史も古いから植えられている木の幹が太く樹齢何年だろう、と思ってしまう木が其処かしこに見えますね。門の右側と左側では続いている壁の壁土の色が違うのですね。ちょっと不思議な感じがしました。
投稿: たまちゃん | 2009年9月 9日 (水) 00:25
こんにちは、初めてお邪魔します。
大覚寺にはまだ行ったことがないので、とても
参考になります。
時代劇の撮影などをしていた所、くらいのイメージしか無くて…
バスでのんびりと訪れてみたいです。
続きを楽しみにしています!
投稿: RH | 2009年9月 9日 (水) 01:44
★たまちゃん こんにちは♪
大覚寺は旧嵯峨御所、仁和寺は御室・・・どちらも皇室関係で大きくて立派で・・・雅です。
御所車は近付いて見ていませんが、人が乗れる大きさだと思います、何の行事に使われるのでしょうね。
壁の色は気がつきませんでしたが綺麗に塗り直されているのでしょうね。
投稿: りせ | 2009年9月 9日 (水) 11:57
★RHさん 初めまして♪
コメント有り難うございます。りせと申しますm(_ _)m
秋の時期、嵯峨野は嵯峨菊がお寺などに飾られます。繊細で綺麗ですよ。
大覚寺はとっても素晴しいです。是非、ゆっくり行って見てくださいね。
大覚寺・・・あと2回くらい続きます。。これからもどうぞ宜しく。(o^-^o)
投稿: りせ | 2009年9月 9日 (水) 12:11