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2009年8月 2日 (日)

拾翠亭 四阿と九条池

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

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※今日も昨日の続きで「拾翠亭」をお届けします。

京都御苑は、江戸時代200もの宮家や公家の邸宅が立ち並ぶ町でした。
明治になって都が東京に移り、これら邸宅は取り除かれ、公園として整備され市民へ開放されました。
戦後は国民公園として位置づけられ、御所と一体となった景観を維持しつつ、散策や休養等の場として親しまれています。
現在苑内には百年を越える樹林が育ち、旧公家屋敷跡や庭園等歴史的遺構が点在し、古都の中心で特別な空間となっています。(京都御苑HPより)   

広間から見えた四阿(あずまや)です。あそこまで行きます。

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ほたる壁のある小間です。

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ここから見える九条池の風景。

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四阿(あずまや)

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四阿(あずまや)  休息や眺望を目的に庭園内に設けられた小建築。
規模はおおよそ2坪ー3坪ぐらいまでのものが多い。
屋根の上・・・何かしら? 可愛いのか? 恐いのか?

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ほのかに明るい丸窓。ここに座ると・・・ホッとするひとときです。

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これが「石垣貼り」です。紙の継目は縦桟の間隔を二分の一ずつずらした貼り方。拾翠亭の障子は独特なこの貼り方で統一されています。          Dsi_7596a
この丸い障子は風が吹くとゆらゆら~~♪ ホラ、隙間が見えるでしょ。

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小さな窓から・・・藤の頃だと良いですね。

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拾翠亭を池の方にグルッと回ってみます。

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拾翠亭の周りには今の時期「さるすべり」の赤い花が咲いています。
百日紅と書くように花の時期が長く、9月頃まで池の周りを華やかにしてくれます。

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高倉橋の先には建礼門が見えています。

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今日も来ていただきまして有り難うございま~す。ヽ(´▽`)/

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アヒルに亀・・・いつもこの石は満員です。

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○ 3 御所(御苑) 界隈 Imperial Palace」カテゴリの記事

コメント

見張らしがいいように
上手く作ってあるんですね

投稿: munixyu | 2009年8月 2日 (日) 11:32

石垣貼りか、しかも風に揺れるとは、風流というものなのか、何なのか。面白いですね。

投稿: Zu・Simolin | 2009年8月 2日 (日) 13:29

こんばんは。
昨日に続いての拾翠亭違う角度から見ても感じの良い建物ですね。昨日の記事の中でこちらでお食事をなさったことがあるという件がありましたが何だか贅沢ですね。ちょっとお公家さんになった気分が味わえそうです。
和風の建築の中の小間にたまに見受けられる丸い形の障子窓どんないわれや意図があって丸くされているのかは知りませんが良い雰囲気をかもし出してくれますね。しかも、こちらでは石垣貼りというちょっと変わった障子の張り方こちらも何か意図があるのでしょうか。何だか昔の人の知恵が潜んでいそうです。障子が風になびいて揺れるのも何だか生活の知恵が隠されていそうな気配です。
四阿(あずまや)の上に乗っかっているのなんでしょうね。僕にはあまりかわいらしくは見えませんでした。最後に、四阿の作りがちょっと寂しいような気がするのですが、雨の日に障子がぬれてしまわないような工夫はされているのですよね。


投稿: たまちゃん | 2009年8月 3日 (月) 02:18

こちらへの記事のコメントを有難うございます♪
北海道に持ってきた小さなパソコンで打ち込んでいます。

★munixyuさん こんばんは♪
拾翠亭から見る為の景色なのでしょうね。
優雅な景色、綺麗です。

★Zu・Simolinさん こんばんは♪
障子紙貼るのにも細やかな・・・遊びごころというか・・・優雅ですね。
あの時風が吹かなかったら、分からなかったですよ。風でふらふら~~っとなって。上だけが綴じ付けてあるから、障子紙も安全なのかしら。知恵ですね。

★たまちゃん こんばんは♪
コメント有難うございます。
丸窓は美しいですね。お寺の丸窓は障子の部分が開いて庭が見えるところがいいのですが。
まん丸の・・・満月かしら。石垣貼りも分かる人には分かる・・・憎いですね。
私たちは仕出し屋さんから料理を持ってきてもらってここで楽しみました。今もお茶会などに利用されるのでしょうね。
四阿の屋根の上・・・カエルのお腹みたい。


 

投稿: りせ | 2009年8月 3日 (月) 22:58

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