« 花の寺 法金剛院の庭 | トップページ | 吉田山花めぐり »

2009年7月26日 (日)

工事中の東本願寺へ

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

Dsj_1293a

東本願寺
長い間を覆っていた工事用の素屋根が外されて美しい姿を現した御影堂(ごえいどう)です。東本願寺の御影堂を覆っていた巨大素屋根が横の阿弥陀堂に移動した・・・というニュースが先日あったので見てきました

京都タワーが見えて・・・

Dsj_1301a

京都駅から歩いて直ぐ。広々していて良いですね。

Dsj_1155a

お堀に蓮と睡蓮が。

Dsj_1297a

蓮の花が少しだけ咲いていました。

Dsj_1151a

御影堂門の上の額。「真宗本廟」

Dsj_1302a

では中に入らせていただきます。

Dsj_1304a

Dsj_1190a

遠くから覆いだけを見るつもりが、中に入ると・・・。
御影堂、阿弥陀堂に入れるとは思っていませんでしたが・・・入れるのですよ!!。
御影堂は綺麗になっていました。そして、大きな工事用の覆いは南側の阿弥陀堂に被さっていました。

Dsj_1189a

工事現場を見るって楽しいでしょ。早速上がって撮って来ました。
その記事は後ほど記事にしますので・・・今日はここまで。

Dsj_1203a

御影堂もまだまだ工事現場な感じです。

Dsj_1168a

手水舎には様々な龍があって興味深く見るのですが、ここのは巨大過ぎて恐いです。

Dsj_1173a

では・・・御影堂に。金が鮮やかです。

Dsj_1213a

工事用の重機が凄いですね。色が可愛い。

Dsj_1218a

京都はサスガです。。。年中外人観光客が多いです。
1-2年前はロシア語をよく耳にしましたが、最近はスペイン語をよく聞きます。

Dsj_1225a

御影堂の中央あたりです。

Dsj_1282a

正面の御影堂門

Dsj_1230a

両堂再建
真宗本廟(東本願寺)の両堂(御影堂・阿弥陀堂)は慶長9年(1604)に完成して以来4度の火災にあい、その都度全国の門徒により再建されてきました。4度目は元治元年(1864)、蛤御門の変(禁門の変)による京都大火で類焼したもので、その後、明治13年(1880)10月に再建工事が始ります。

Dsj_1235a

この両堂には今日では入手することが困難な巨木が数多く使われておりそれらの木材は全国各地から集められ、また、約30万枚にもおよぶ屋根瓦は三河の門徒からの寄贈です。15年の歳月をかけ明治28年(1895)に両堂が再建されました。

Dsj_1279a

今、2011年の親鸞聖人750回御遠忌(50年に1度)に向かい修復されています。

Dsj_1277a

Dsj_1274a

阿弥陀堂まで来ました。向こうは御影堂。

Dsj_1250a

阿弥陀堂

Dsj_1258a

阿弥陀堂正面。

Dsj_1256a

今、御影堂修復工事のため、全ての法要儀式は阿弥陀堂にて執り行われています。

Dsj_1263a

Dsj_1266a

この日は西本願寺の庭園を見に行くのが目的で、東本願寺はスライドした素屋根を撮るだけで行ったのですが。。。

時間が掛かり過ぎて、目的地の西本願寺は次回涼しくなった頃に出直します。

 ◆ いつも応援のクリック有り難う御座います。とても励みになります。今日も宜しく。
 --------------------------------------------------------------
      是非よろしく→    こちらも → にほん
ブログ村 旅行ブログへ
 --------------------------------------------------------------

昔はこの蓮の噴水は大きく高く見えたけど・・・縮んだ? そんな訳ないですよね。

Dsj_1325a

|

« 花の寺 法金剛院の庭 | トップページ | 吉田山花めぐり »

● 東本願寺」カテゴリの記事

コメント

工事中の東本願寺
すごい大掛かりですなぁ

投稿: munixyu | 2009年7月26日 (日) 11:45

以前、NHKスペシャルだったと思いますが、御影堂修復工事の特集番組を見たことがあります。
想像を超える屋根の重さを支える大きな巨木の梁が何本も折れたり、ひび割れたりしていて、その変わりの梁にするために屋根のカーブにあわせて適度に曲がっていなければいけない巨木を山から探すのも簡単ではなかったりと、大変な状況を伝えていました。
当然ながら伝統的な古い建築様式の修復技術などを持った職人が何人もいなければできないことで、なんとか後世にそうした貴重な文化を絶やさず残していって欲しいですね。

投稿: iwana-creek | 2009年7月26日 (日) 12:24

修復大工事。かつては長い年月を要しつつも宮大工などその技に習熟した人々がたくさんいたのでしょうか。今は重機械が活躍して時間と人手は節約できるのでしょうが、でも……。などと想像しています。それでも多くの人の新たな知恵なども生かされているのでしょうね、きっと。そのうち、1番よく知っているのはコンピューターとならないといいのですが。
ところでサグラダファミリアはまだ建造中でしたかしら。

 

投稿: Zu・Simolin | 2009年7月26日 (日) 13:05

★munixyuさん こんにちは♪
大掛かりでしょ・・・何年かかってるのでしょうか・・・長いですよ。

投稿: りせ | 2009年7月26日 (日) 17:56

★iwana-creekさん こんにちは♪
私もその番組見ました。瓦を1枚1枚打ち付けるのも。。。あの瓦の枚数を思うと気が遠くなりそうですが・・・サスガ職人・・・見事です。鬼瓦を乗せる時も凄かったですね。失敗は絶対に許されない。職人さんて凄いプロだなあ・・・と感心して見ました。
意外に若い方がおられたようにも思うのですが、日本が誇る文化財を護り続けるために国をあげて職人さんを育てあげて欲しいと思いますね。

投稿: りせ | 2009年7月26日 (日) 18:14

★Zu・Simolinさん こんにちは♪
両本願寺さんの修復工事はもう何年も掛かってるでしょ。やはり職人さんが少ないのでしょうか。どうなのでしょうね。
荷揚げなどは機会で出来ても、文化財ですからそれはそれは大変でしょうね。コンピューターが先生になって・・・ですか?。ヤッパリ文化財は人の温もりが欲しいですね。
サグラダファミリア・・・日本だったらもうスッカリ出来上がってるんじゃないでしょうかね。国民性でしょうね。
ガウディさんもサッサとやってちょうだいな!!って、空の上からイライラしてるかも。

投稿: りせ | 2009年7月26日 (日) 18:26

再コメントで訂正です。
番組はNHKスペシャルではなくハイビジョン特集だったみたいです、それと東本願寺ではなく西本願寺の御影堂修復工事でした。
こちらに御影堂修復工事中の屋根に登った方の写真が掲載されています↓
http://blogs.yahoo.co.jp/namoamidabutsu18/58475822.html
>国をあげて職人さんを育てあげて欲しいと思いますね。
まったく同感です。なんとか給付金なんかにお金を使うのなら、そういう職人を育てる事業にお金を惜しまないで欲しいです。

投稿: iwana-creek | 2009年7月26日 (日) 21:18

★iwana-creekさん こんばんは♪
そういえばそうでした。西本願寺でした。
2回くらいのシリーズだったようにも思います。
職人さんは文化財保護と文化の発展の宝ですものね。
次々産まれていってほしいですね。

投稿: りせ | 2009年7月27日 (月) 00:26

こんばんは。
修理工事まで本願寺は大規模なんですね。本願寺はいつ訪れても何もかもがでかい!と言う印象です。もしかしたら何処何処はここよりも小さいんだよと言う箇所が有るかも知れませんがすべてにおいて大きいと言う印象が有ります。
でも、皆さんが仰る様にこういう特別な建築技術は本当に我々の世代で途絶えさせてしまうことなく次世代にちゃんと伝えたいことの一つですね。
しかし、一枚目の補修工事が成った御影堂真新しいと言うこともあるかもしれませんが迫力ですね。職人さんの手によって真っすぐに揃えられた瓦の直線が鮮やかなこととそれをいただいた大屋根がすごく誇らしげです。
あと、意外と工事現場の近くまで行くことが出来るのですね。これはちょっと見ものかもしれませんね。長い工事もいつまでもやっているわけでもありませんしね。今しか見られない風景の一つですね。

投稿: たまちゃん | 2009年7月27日 (月) 02:13

★たまちゃん こんばんは♪
本願寺さんは京都駅の正面に東、少し西に西本願寺とドカンとありますが・・・観光で行くのでしょうか??
西本願寺に行くと大勢の門徒さんが掃除とかいろいろ奉仕されていて、さすがに凄いなあと思います。一般観光客は来るのかしら??
整然とした瓦の列・・・凄く美しいですね。
御影堂が修復されていた時は素屋根の中の工事現場にライブカメラがあったのですよ。今中止のようです。
今しか見れない・・・そうでしょ。この状態は今しか見れないのですよね。記念に来るのも良いですよ。

投稿: りせ | 2009年7月27日 (月) 20:27

はじめまして。近日中に漫画家・井上雄彦の「親鸞の屏風」絵を観に行こうと思って、東本願寺をネットで検索中に貴女のサイトを見つけました。京都へは、時々行楽に出かけますので、これからも参考にさせていただきます。

投稿: たいち | 2011年4月 4日 (月) 15:59

★たいちさん 初めまして♪
親鸞の屏風絵展というのがあるのですか・・・親鸞、法然と今年は記念の年なので行事・展覧会が増えていますね。
どうぞ、また見に来て下さい。
コメント有り難うございました。m(_ _)m

投稿: りせ | 2011年4月 4日 (月) 19:11

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 花の寺 法金剛院の庭 | トップページ | 吉田山花めぐり »