雪舟寺 丸窓から見える庭
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今日は智積院にサツキを見に行った後に訪れた東福寺・塔頭の「芬陀院」。別名「雪舟寺」といわれるところです。
芬陀院(雪舟寺) (ふんだいん)
水墨画などで有名な雪舟等楊禅師が東福寺に参るときは必ず当院に寄寓し庭を作ったので「雪舟寺」ともいう。
元亨年間(1321~1323)に時の関白一條内経公が定山祖禅和尚(東福寺開山聖一国師の法孫)を開山にむかえて創立した。
さつきが残っている時に出かけました。
建物は元禄4年(1691)と宝暦年間(1751~1763)の両度、火災にかかったが、桃園天皇の中宮恭礼門院の御殿の1棟を賜って移築し、さらに明治32年(1899)に昭憲皇太后から御内帑(ないど)金を下賜されて改築した。
庭園は、寛正応仁の頃(1460~1468)、時の関白一條兼良公の好みにより雪舟が作ったと伝え、一部荒れていたのを昭和12年に重森三玲氏が復元修理した禅院枯山水の庭である。東山区本町15丁目 (以上駒札より)
南庭・「鶴亀の庭」重森三玲氏の復元・修理
京都最古の枯山水庭園でこの南庭の鶴島・亀島は立体的「二段基壇」表現。
東庭。こちらも修復は重森三玲氏
図南亭
中へ。
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円窓から見えるのが東庭。
襖絵の美しいお部屋。落ち着きます。
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コメント
丸窓の作る明暗は印象的。不思議なセンス。
そして、それも面白いけれど、柱であれ、襖や畳の桟であれ、直線が描く構図がまた印象的です。まるで遠近法の線描みたいだったり……。人間の眼とは面白いものだとあらためて思いました。
それにしても、いつものことですが、こちらも歩きながら眺めているように写真を拝見できるのでとても見ていて心地よい。まさに、「歩く」「アルバム」とは言いえて妙。
投稿: Zu・Simolin | 2009年6月19日 (金) 11:42
丸窓
うんうん
いつみてもええですなぁ
投稿: munixyu | 2009年6月19日 (金) 11:48
窓から見える景色は素敵ですね。
風情がありますね。
投稿: 金魚 | 2009年6月19日 (金) 14:58
★Zu・Simolinさん こんばんは♪
○・□・△など幾何学的なのと、立体的なまあるい植木。そういう組み合わせって面白いものですね。
一応、見て頂くのに自然な流れで写真を入れているつもり(結構順番に悩みます)・・・分っていただけて、感謝です。
このブログのタイトル・・・日本語として変でしょ。「アルバムが歩いているの?」みたいで。(笑)
投稿: りせ | 2009年6月19日 (金) 21:24
★munixyuさん こんばんは♪
丸窓の障子が、思わせ振りに開いているところが良いですね。
投稿: りせ | 2009年6月19日 (金) 21:27
★金魚さん こんばんは♪
全部開けないで、チョットだけよというのが宜しいようで。
投稿: りせ | 2009年6月19日 (金) 21:28
丸い窓が考えられた頃にはもう景色を切り取って見るという工夫がなされていたんだなあ~と先人の賢さに上から目線で感心してしまいます。(◎´∀`)ノ
今では写真が代表格だと思うのですが便利な物が無かった頃でも同じように綺麗な景色を楽しんでいたのですね。そして、中から外を見るだけではなくてこの形の窓によって造られる部屋の感じも楽しむセンスがあったのですね。(センスという言い方はちょっとへんかもしれません。)
でも、この灯りと影を一番楽しむ方法はやっぱり写真かな?って思わされる今日の写真でした。最後の障子越しに外を見ると上の方はちょっと暗く下のほうがほの明るくなるのはなぜでしょう?
ちょっと間の空いたコメントになりますが一昨日いただいた返信ですが、ヨーロッパの油絵の端っこに書かれてあるようなサインが入っているとかっこいいなって思います。確か、りせさんは絵も描いておられたと思いますのでその時に使っているサインなんかどうでしょう。
投稿: たまちゃん | 2009年6月20日 (土) 00:17
★たまちゃん こんばんは♪
先人は庭を楽しむ方法を色々試みておられるようですね。
丸窓の隙間の障子越し、額縁庭園、借景・・・それぞれ楽しい見方ですね。
あの障子のお部屋は四畳半くらいで暗いお部屋、カメラの位置からは障子からの明かりだけなのです。
サインは結局「りせ」は辞めました。ハンドルネームだし、自分だという気がしなくて。ブログのタイトルにしました。宜しく。
投稿: りせ | 2009年6月20日 (土) 22:15