だん王 三条京阪あたり
三条京阪の駅の前に「だん王」というお寺の大きな石柱。三条門の向こうに楼門が見えます。子供の頃からいつも見ていたのに、この日初めて中に入りました。
だん王の紹介の前に三条京阪あたり。
随分スッキリしてからどれくらい経つだろうか。高山彦九郎像の位置が変わっても・・・待ち合わせ場所。
三条大橋
三条大橋の西には東海道五十三次の終点らしく、野次さん喜多さんの像も。
だん王(だんのう) 正式名称:檀王法林寺 山号:朝陽山
檀王法林寺は、もとは天台宗に属し蓮華蔵寺と称していたが、文永9年(1272)、望西楼了恵がこれを浄土宗に改め、悟真寺と称したことに始まる。
その後、永禄年間(1558~70)に焼失、廃絶したが、慶長16年(1611)に袋中上人が当寺を再興して、現在の名称に改めた。
楼門です。「派祖望西楼」の石碑があります。
楼門の南面の上には「朝陽山」の額。
左右には持国天、増長天。
北面には「望西楼」の額
左右には多聞天、広目天の四天王が。楼門の前後に四天王って珍しくないですか?
石仏
本堂は、元文3年(1738)から寛延3年(1750)ごろにかけて再建されたもので、彫刻、彩色等の装飾的要素が多用されている点に特色がみられ、また平面構成は江戸時代中期における浄土宗寺院本堂としては異色なものである。(以上駒札)
「南无(無)阿弥陀佛」の碑に山桜が・・・
訪れたのは京都に桜が咲きだした3月30日です。
幼稚園が併設されていました。お地蔵様が子供たちを護って下さいます。
西門 川端通りに面しています。
本堂とほぼ同時期の寛延4年(1751)に造営された朱塗の一間薬医門。
いつも更新時間の遅さに「何してるんだろうか?」って不審にお思いの皆様・・・たくさんおられるでしょうね。大したことはないのです。
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私は家で映画三昧と、宇治と流鏑馬などでちょっと出かけました。
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コメント
数えきれへんぐらい三条大橋を渡り、京阪電車にゆられて学校に。あの頃と風景が少し変わっている・・・・。
うれしくもあり、寂しさもありと複雑な思いやわ。
投稿: Tacchan | 2009年5月 7日 (木) 08:54
すごく古い感じが
いいですよね
投稿: munixyu | 2009年5月 7日 (木) 11:43
★Taccha~n こんにちは♪
貴女・・・この三条京阪を知らない?? 長い間京都に帰ってないのねえ。
巨大陸橋が目障りだったでしょ。階段もしんどいし。すっきりしたでしょ。京阪も京津線も地下になったし・・・淋しいよ。
投稿: りせ | 2009年5月 7日 (木) 15:50
★munixyuさん こんにちは♪
京阪の駅も新しくなったのに、お寺はそのまま。。。
これが京都ですね。
投稿: りせ | 2009年5月 7日 (木) 15:53
はじめまして! 毎日ブログ楽しみに 見せていただいている、京都にずーと住んでいる 男子です。
いつも綺麗で 役に立つ内容で 自分も4月よりブログを始めたのですが(京都 おいしい 写真と グルメ)すごく参考になります。この間の藤 とてもきれいに撮れていて 平等院にこの季節に行ったことがなく、(恥ずかし~ぐらい何も知らにので) これからもよろしくお願いします
投稿: おいしい~ | 2009年5月 7日 (木) 17:23
三条大橋に、野次さん喜多さんの像があるなんて、知りませんでした。勉強になりました。
投稿: 砧 幸四郎 | 2009年5月 7日 (木) 23:22
★おいしい~さん 初めまして♪
いつも見てくださって有り難うございます。m(_ _)m
新しいブログが・・・おいしい~♪グルメ~♪写真・・・魅かれます、楽しみです~♪♪
私もブログを作り出すまでは、京都のことは修学旅行生以下でしたが、この頃は観光案内出来そうです。
平等院には藤の季節に行きたいですね。綺麗に撮れていますか~嬉しいです。
京都の方だとか、これからも宜しくお願い致します。
投稿: りせ | 2009年5月 7日 (木) 23:46
★砧 幸四郎さん 初めまして♪
コメント有り難うございます。
三条大橋の西の袂に小柄な野次さん喜多さんの像がありますよ。
投稿: りせ | 2009年5月 7日 (木) 23:55
こんばんは。
三条大橋が東海道五十三次の終着だとは知りませんでした。
良く、お江戸の出発地点は日本橋だとはよく耳にしていたのですが京都のほうはそういえば何処だったろうといつも思いながら勝手に御所?かな?って自分で納得していました。思い込みって奴ですね。
「だん王」って石碑を見たら何だこれって思いますね。上に浄土宗とあるからかろうじてお寺かなって思えますけど。三条の駅周辺は何度かうろうろしている覚えがあるのですが、気が付きませんね。1枚目や最後から2番目の写真から見ると街角にある小さなお寺かな?という気がしますが、他の写真を見る限りでは結構大きそうだしちょっと不思議な感じのお寺ですね。
最近思う事は昨日の平等院や清水のようないわゆる大伽藍と呼ばれるような大きなお寺も京都らしいと言えばらしいのですがこういったガイドにあまり出てこないようなお寺が意外と古かったり街の中に溶け込むようにして存在しているのも京都ならではかな?って気がしてきています。
投稿: たまちゃん | 2009年5月 8日 (金) 01:36
★たまちゃん こんにちは♪
何事も最初は気合が入ってて覚えているものですが、尻切れトンボ風で最後があやふやな事ありますねえ。三条大橋が終点です。
だん王・・・お寺なんだろうけれど、中に入っても良いのかな?って感じだったように思います。だん王・・・って恐そうだったし。
観光客が押し寄せる有名寺院以外に、京都では当たり前のように普通にお寺があります。そういうお寺は見学者は誰も居ませんから躊躇しますが、お寺の方も挨拶して下さって・・・
投稿: りせ | 2009年5月 8日 (金) 18:53