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2009年5月31日 (日)

龍安寺 石庭の不思議

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。2006・1・27から毎日更新。

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今日の記事の本番です。 (遅くなりましたm(_ _)m)
石庭は2-3枚入れて後は池の睡蓮を中心にしようと思っていたのですが、ちょっと石庭を調べようかとネットを見てみると。。。
15個ある筈の石がどうしても14個しか見えないのなんのって・・・物議をかもしているようです。私は真剣に石庭を見てないのでしょうね、数えもしませんでしたが、工事中の今は普段の2-3mほど前から見れます。今日の記事は石の数に焦点を当てます。

龍安寺 方丈庭園(史跡・特別名勝)
いわゆる「龍安寺の石庭」は幅25メートル、奥行10メートルほどの敷地に白砂を敷き詰め、帚目を付け、15個の石を5か所に点在させただけのシンプルな庭。

しかし、15個の石は、庭をどちらから眺めても、必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されているという。また、中の部屋から1ヶ所だけ15個の石すべてが見える位置があるそうです。 ※説明はWikipediaです。 写真は拡大して御覧下さいね。

東洋では十五夜(満月)にあたる15という数字を「完全」を表すものとしてとらえる思想があり、15に一つ足りない14は「不完全さ」を表すとされている。
また、日本には、日光東照宮の陽明門にみられるように、「物事は完成した時点から崩壊が始まる」という思想があり、建造物をわざと不完全なままにしておくことがある。

石を全部入れて撮ったのが雪の石庭。見難いですが石に番号を付けました。
石の数が15個かどうか確かめてみます。

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の石  古い写真ですが、左端の石が分るかと。 

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は5個。(この写真では大きな石の左後に隠れてる石は・・・上の写真で確認)

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の石  新緑の枝垂桜が塀に掛かって綺麗。

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見えるのは2個ですね。

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石庭は別に「虎の子渡し」の庭と呼ばれ、15の石が東から7・5・3で構成されているので「七・五・三の庭」とも呼ばれています。
また、大海や雲海に浮かぶ島々や高峰、また中国の五岳や、禅の五山の象徴とも。。。観る人により自由に様々な鑑賞ができます。
 「虎の子渡し」という中国の説話は・・・以前の桜の記事に書きましたこちらです
 雪の龍安寺 石庭はこちらです

の石から左はの石

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② ③ ④の石が並んでいます。

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一見水平に見える石庭ですが、左奥に向かって低くすることで排水を考慮した工夫がされています。
また、右にある塀は奥に向かって低くなるように作らており。視覚的に奥行きを感じさせる遠近法を利用しています。

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の石・・・3個ですね。

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右はの石

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の石は2個。

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角度を変えるとの石はこんなに近く見えます。

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の石です。

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の石は個?それとも個? 
        ★大きな石の右後ろの方が石の色、質が違う。隠れてるみたい。

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実は上の写真はこの位置からしか撮れず、石が写っていませんでした。下の写真で正確な石の位置をご覧ください。大きな石の右横に平らな小さな石。 (撮影:2011/7/30)

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の石を個と見て「15個」。5+2+3+2+3=15

これで解決したのでしょうか。 石庭の前では何も考えずに撮りました。
今は工事中の為、接近して石を間近に、そして違った角度から配列を見ることが出来ますが、石庭はかなり狭くなっていてガッカリ感があります。

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確認し難い石は右端だと思います。
1ヶ所だけ15個の石すべてが見えるとしたら、位置はかなり右寄りだと思います。

龍安寺・方丈屋根の全面葺き替え工事は、来年(2010年)1月まで続きます。

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コメント

確かに石は、5・2・3・2・2ですね。誰が見ても。普通に見れば。お写真を食い入るように見て楽しみました。何か誰も気付かない仕掛けがあるのかしら。あるいは騙されていることに遊ぶのがよいのか、どちらでも面白いところですね。

 
 

投稿: Zu・Simolin | 2009年5月31日 (日) 23:41

★Zu・Simolinさん こんばんは♪
早速コメント有り難う御座います。
私は15個あると思いますよ。
⑤がハッキリ見えませんが、大きな石の後ろに隠れているのだと。石の色、質が違うように思います。
以前、タクシーの運転手の方が15個を一生懸命に説明してられるの耳にしたことがあるのです。多分15個あるのだと思います。こういう楽しみ方もある石庭、奥が深いですね。

投稿: りせ | 2009年6月 1日 (月) 00:43

再び今晩は。
竜安寺へは行ったことがあるんですよ。この石庭の写真を絵葉書や、観光案内で何度も見て、これは行かねばと思い近所に昨日までの記事にもあった金閣など観光スッポッとも多くあることから企画が立てやすく紅葉の時期に行きました。以前取り上げられた時にもコメントさせていただいたことをなんとなく覚えています。
石庭は物がものなので、期待値もちょっと高かったので行く前までは正直ちょっとがっかりするかも?と言う心配をして行ったのですが時期も良かったことも手伝って期待通りといいましょうか作りとしては請ったものではないのに雰囲気と言うか趣と言ったものにちょっと見入られました。
次に行く時にはやっぱり写真にもある枝垂桜がわざとらしく石庭を覗くように咲いている時期に訪れたいと思います。そしてその時に自分の目で今日の記事の石庭の不思議を確認して来たいなあ~と思います。

投稿: たまちゃん | 2009年6月 1日 (月) 00:50

★たまちゃん こんばんは♪
今日は早いのでもうお返事いたします。(o^-^o)
石庭の正面は皆さんゆっくり座られますから、席がなかなか空きませんね。一度ゆっくりジックリ座って・・・と思いますが。
シンプルそのものの石庭ですが、だからこそ読み取れるものが多いのでしょうね。秀逸だと思います。
桜・・・綺麗でしょ。私も来年行ってみたいと思いますが・・・石庭を楽しみたい方には桜は無粋かも知れませんね。今の緑が似合ってるように思います。

投稿: りせ | 2009年6月 1日 (月) 01:08

へー、ナニナニ。オモシロイ。
石のかず数えるの楽しかった。
そやけど不思議な空間をかもしだしてるのよね。

投稿: Tacchan | 2009年6月 1日 (月) 11:27

石に番号札
おいてくれるといいよね

投稿: munixyu | 2009年6月 1日 (月) 11:38

★Taccha~n こんにちは♪
今日はゆっくりし過ぎました。
私は数なんて気にならなかったけれど。
石庭の前で石の数の事を説明してらっしゃる運転手さん(京都の観光タクシーさんは勉強してらっしゃいます)を必ず見ますが・・・
石庭をネット検索したら・・・15個だ14個だって何件もあって。。。もっとシッカリ写真を撮ってくるんだった。
今だからこそ近くで見れるし・・・が、大切な左右の隅が見えない。

投稿: りせ | 2009年6月 1日 (月) 18:36

★munixyuさん こんにちは♪
フフフ・・・ダメダメ・・・石庭が台無しよ(´,_ゝ`)プッ

投稿: りせ | 2009年6月 1日 (月) 18:38

はじめまして
龍安寺の石庭に 魅せられて 何回もかよっています
石庭の 記事みつけて おじゃまさせていただいています

いろいろ考察をかさねています
よろしかったら ご訪問ください
http://sekitei.oknext.net

おまちしております

投稿: sai | 2013年7月22日 (月) 14:16

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