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2009年3月18日 (水)

菅大臣神社 (菅大臣天満宮) 飛梅と産湯の井戸

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。

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菅大臣神社(かんだいじんじんじゃ)  菅大臣天満宮
約1000年前、菅原道真(845~903)の紅・白梅殿という邸や菅家廊下と称する学問所の跡で、また菅原道真の誕生の地とも伝えられ、境内には産湯の井戸が保存されています。

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仏光寺通りを中心に南北二町 東西一町が当時のお邸で、当神社は公没後間もなく創立されたが、たびたび戦火にあい、現本殿は天保6年(1835)造立の三間社流造りという下鴨神社の旧殿を明治2年に移築して、その後幣殿を建立していわゆる八棟造りをなしている。

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   東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ

菅原道真公が大宰府へ左遷にあたり、詠まれた飛び梅の地です。

飛梅(とびうめ)は、福岡県の大宰府天満宮の神木として知られる梅で、樹齢1000年を超えるとされます。

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梅は菅原道真の京都の邸宅に植えられていたが、901年、道真が大宰府権帥として左遷されると、あとを慕って一夜にして大宰府に飛んだという伝説で知られています。

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管大臣神社の今年の梅は花の付きが悪いとか。昨年は多く花が咲いて・・・1年毎に良い・悪いになるそうです。

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一番左の小さな祠(左右あります)に、可愛いお顔の大きな牛さんがおられます。

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菅大臣天満宮

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普段は見れない菅公の産湯の井戸を見せていただきました。枯れているようで、石の蓋がされていました。

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御所の下立売御門の前「菅原院天満宮」にも産湯の井戸がありました。
    記事はこちらです

また、菅公御誕生地としては吉祥院天満宮内にも碑があるようです。

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本殿の屋根・・・瓦も梅の紋。

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可愛い男の子が走ってきたかと思ったら・・・鈴を鳴らして、拝んで頭を下げて・・・

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アッと言う間に帰って行きました。 何をお願いしたのかな?

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手水舎の牛さんも可愛いし、境内の牛も可愛かったです。(境内の牛は屋根が付いた祠の中で、撮り難かった)  子供を見護っているのですね。

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神社を出て少し行ったところに石標が、北側の「紅梅殿」と称される道真邸跡を示すものです。 奥に小さく紅梅殿が見えています。

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菅家累代の邸宅跡を示す「白梅殿」と称されるものも仏光寺のあたりにあるようです。

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もっと梅の名所を巡りたかったのですが、今年はこれでお終いです。

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■散策2 三条 四条 木屋町 新京極」カテゴリの記事

コメント

おはようございます ! “ 黄砂に抱かれて~♪ ”と言う訳で今日は中島みゆき風にお邪魔しまーす ! そちらは黄砂の影響はどうですか ? こちらは影響が出てきそうで空はどんよりとしています。でも少しづつ色々な自然の繰り返しをして春を迎えようとしている今日、この頃です。

子供は何をお願いしているんでしょうか ? りせさんのカメラに気がついて、恥ずかしくて慌てて何処かへ行ってしまったのかな !? 子供は純粋で良いですね、“ あ~ぁ 俺も子供に戻りたいなぁ~ ! ” と思ってしまいました、笑ってしまいますね… 。

            北海道の隠れファンより

投稿: 星野宏 | 2009年3月18日 (水) 08:52

まだ赤い消火用のバケツが存在するのね。
さすが・・・。京都ならではですね。

投稿: Tacchan | 2009年3月18日 (水) 11:31

井戸かぁ
いいねぇ

投稿: munixyu | 2009年3月18日 (水) 11:35

★北海道の隠れファン星野さん こんにちは♪
中島みゆきさん 好きです~♪・・・(*゚▽゚)ノ
春霞じゃなくて・・・京都も黄砂が飛んでますよ。北海道にも飛ぶのですね。
子供はサーッと走っていって、3回ほど頭を下げてお祈りして・・・振り返ったら・・・私が見えて・・・恥しかったのかな? サーッと走って帰りました。
何をお願いに来たのでしょうね。きっとお願い事があると必ずココにやって来るのでしょうね。とてもほほえましかったです。

投稿: りせ | 2009年3月18日 (水) 11:42

★Taccha~n こんにちは♪
赤い消火用のバケツは京都では当たり前ですよ。。。
目立ってしょうがないですが、仕方ないです。

投稿: りせ | 2009年3月18日 (水) 11:46

★munixyuさん こんにちは♪
井戸は残念ながら枯れていますが、井戸があるって良いものですね。

投稿: りせ | 2009年3月18日 (水) 11:50

こんばんは。
菅原道真と言う人は京都ではすごく人気があるのですね。色々な伝説が一杯有る人ですね。同時代に権勢を振るった藤原一族に比べると菅家は道真以外にこれと言った名前をあまり聞きませんね。(僕が勉強不足名だけかもしれません)
しかし、道真を慕って梅が九州まで飛んでいったと言うのはそれだけ彼が京都において人々から慕われていたと言うことのたとえ話のようで、伝説1つとっても菅原道真の京都での人気の高さがうかがい知れます。
京都の子供は生活の近くに神社やお寺があるので神様や仏様に手を合わせるということが自然なことなのかもしれませんね。こちらだと、神社へお参りに行く事は小さいイベント事になりますから手を合わせて子供が走り去ると言う光景を見ませんね。エピソードの一つがなにげに京都っぽいですね。


投稿: たまちゃん | 2009年3月19日 (木) 00:29

★たまちゃん こんにちは♪
人気なのか、祟りを恐れたのか・・・天神さんはたくさんありますね。「天神さん」って呼ばれるのですから、人気なのでしょうね。
京都は各町内に一つは神社やお寺が在るところがありますから、生まれた頃から親しみがあるのですね。
あの男の子、「天神さんにお願いして来ようっと」で、走って来た。。。可愛いわあ。(◎´∀`)ノ

投稿: りせ | 2009年3月19日 (木) 15:02

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