« 枳殻邸 (渉成園) | トップページ | あの梅と桜・・・その後 »

2009年3月10日 (火)

興雲庵 陀枳尼尊天

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。※写真は全て拡大します。

Dsg_9162a

建仁寺あたりをウロウロしていて見つけました。大和大路を花見小路に抜けるところ。
陀枳尼尊天・・・だきにそんてん・・・と読みます。 ◆場所はここです

突き当りが花見小路、右は建仁寺になります。マンホールを右に曲がって・・・。

Dsg_9132a

左の長い塀は建仁寺の方丈。右の塀の中が「興雲庵」と「豊川陀枳尼天堂」です。

Dsg_9133a

北に面して「豊川陀枳尼尊天」の額があがった古い門。

Dsg_9161a

豊川陀枳尼尊天

Dsg_9169a

興雲庵  (こううんあん)
初め臥雲庵と号した。開基は石梁仁恭(せきりょうにんきょう)。元の台州の人。天文5年(1536)の兵火に罹り、正保年中(1644−48)に再建された。天明8年(1788)にも類焼したが、再建。

Dsg_9134a

閉まっているのであちらの門から・・・。

Dsg_9137a

ここから中へ入りました。

Dsg_9138a

豊川陀枳尼尊天

Dsg_9175a

陀枳尼天・・・難しい字で書いていますね。

 Dsg_9143a

豊川稲荷  (京都ではあまりお馴染みじゃないですね)
愛知県豊川市は豊川稲荷の門前町である。「稲荷」と称するが神社ではなく寺院である。正式の寺号は妙厳寺(みょうごんじ)、詳しくは円福山 豊川閣 妙厳寺(えんぷくざん ほうせんかく みょうごんじ)と称するが、一般には「豊川稲荷」の名で広く知られる。本尊は千手観音。「稲荷」は鎮守として祀られる荼吉尼天(だきにてん)のこと。

Dsg_9150a

お稲荷さんは神社かと思っていましたが、豊川稲荷はお寺だったのですね。
   私、鈴鳴らして、手も叩いてお願いしてきましたが・・・良かったの?
日本三大稲荷の1つとされています。三大稲荷とは伏見稲荷大社、豊川稲荷、祐徳稲荷神社または笠間稲荷神社。と考える稲荷神社が多い。

荼吉尼天(だきにてん)=陀枳尼天なのでしょうね。

Dsg_9154a

陀枳尼尊天 
興雲庵の鎮守稲荷、陀枳尼(だきに)尊天は、当庵の中興の祖、三江紹益(さんこうじょうえき)禅師の厳父慈母が深く崇神された霊神である。
この因縁をもって、三江大和尚も生涯の守護神とされ、また当庵の中興に当たっても、国家安寧(あんねい)・佛日増輝(ぞうき)・寺門昌盛とともに、信者各家の諸願成就の請願のため、『悪事災難を除き、福徳智慧を授け、苦を抜いて楽となし、悲しみを転じて喜びとなす。』といった本誓(ほんぜい)をもつこの善神をこの地に勧請されて、長く鎮守として祀(まつ)るようになったと伝えられる。

Dsg_9153a

境内の中はここも、近所の駐車場になっていました。

Dsg_9155a

白梅は咲いていても紅梅がまだ蕾だったり・・・難しいですね。

今はまだ梅の時期だと思っていても、早咲きの桜が咲いていたりで・・・いまさら梅?・・・迷って、出かけるのが億劫になっています。

このごろ体力が無くなったなあ・・・と思いながらも・・・ついつい出かける私です。

いつも応援有り難うございます。検索で見に来て下さった方もクリック宜しく。
 --------------------------------------------------------------
    是非よろしく→     こちらも是非 → にほん
ブログ村 旅行ブログへ
 --------------------------------------------------------------

Dsg_9173a

|

« 枳殻邸 (渉成園) | トップページ | あの梅と桜・・・その後 »

○ 2 建仁寺 塔頭」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
今回のところはすごい名前のお寺?ですね。しかも京都で豊川稲荷に縁のあるお寺ということで意外なところで意外な知り合いに合った気分です。こちら(岐阜)では結構なじみのある名前です。お隣の愛知県にあるのですが、近所でもわざわざお参りに出かける方もいらして東海地方では結構有名な所です。
ところで、2枚目の写真のような風景が好きです。ただの路地なのですが長い塀に囲まれる様にしてありこの通り自体が見所というかこういった路地を歩くだけでタイムスリップしたような気分が味わえる気がしてゆっくり歩きたくなります。花見小路もそんな気分が充分すぎるくらい味わえる通りですし、建仁寺は見所満載のお寺ですしこの辺りも見所だらけですね。
前回のコメントへの丁寧なお返事ありがとうございました。京都人(ビト)の生のお声を聞くことが出来ました。知ったかぶりしている知り合いに教えてやろうと思います。恥をかくぞと。彼は3代どころか自身が住んだことすらないのですから。

投稿: たまちゃん | 2009年3月11日 (水) 01:58

★たまちゃん こんにちは♪
読めない漢字がぁ~で、困ります。
塀に囲まれた道・・・良いですね。大サービスでもう1枚入れました(たまちゃんの仰った写真の上)
豊川稲荷の大きな提灯がかかっていました。京都の出張所ですね。私、鈴ならして、パンパンとやって来ましたが良かったのかしら。
建仁寺だけ見て帰ってしまいますから、こちらへも是非。
観光客としてだけなら、神社仏閣に食べ物も美味しいし、雰囲気一杯のお店がたくさんあってサイコーの京都ですが。。。
住むとなると狭い京都・・・京都は好きだけれど結構煩いですよ。

投稿: りせ | 2009年3月11日 (水) 12:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 枳殻邸 (渉成園) | トップページ | あの梅と桜・・・その後 »