興正寺の紅・白梅と飛雲閣
←新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。※写真は全て拡大します。
興正寺に大きな紅梅があるというので行って来ました。
写真は西本願寺の唐門(国宝)を撮りに行った後(2007年10月)、に撮影したものも併せて今回公開します。◆西本願寺唐門は→こちらです。
興正寺 (こうしょうじ) 浄土真宗 山号は円頓山(えんとんざん)。
西本願寺の南隣に位置する。◆場所はここです。
かつて西本願寺の脇門跡であったが、1876年(明治9年)に真宗興正派として独立した際に、同派の本山となる。住職は門主の華園家。本山だけあって大伽藍であるが、壮大な西本願寺の南に隣接しているため、一見西本願寺の伽藍の一部と見まがいます。
三門を入ると左右に白梅、紅梅が・・・。正面は御影堂。
残念ながら、梅は見頃をとっくに過ぎて・・・。
侘しげ。。。
巨大な三門です。
左に御影堂、右に阿弥陀堂
阿弥陀堂
右に見えるのが経蔵
経蔵
嘉永元年(1848)建立。御影石の欄干を巡らし、経典が納められています。
御影堂
御影堂・・・明治45年(1912)再建。幅33m、奥行き41m、高さ28m。中央に親鸞聖人のご真影を安置しています。
阿弥陀堂
大正4年(1915)再建。阿弥陀如来像、左右に七高僧、聖徳太子の御影を安置。
三門の両脇の木が紅白梅だったとは気が付きませんでした。その右横に鐘楼があります。(鐘楼撮影を忘れていました)
鐘楼・・・安永3年(1774)桃園天皇の忌にあたり、皇太后恭礼門院から梵鐘と共に寄進されたもの。
西本願寺の「飛雲閣」(国宝)が見えます。(通常非公開)
金閣、銀閣と共に「京の三名閣」の一つに数えられる建物。
西本願寺境内地・東南に位置する「滴翠園」の中に建てられ柿葺の三層からなる楼閣建築で、前面が滄浪池に面し、舟で出入りするようにつくられている。
金閣・銀閣が左右対称であるのに比べ、建物全体の景観を非左右対称に配置し、不規則な中に巧みに調和を保っている。
◆ところでクイズです。。。金閣、銀閣があるのに「銅閣が無い!」ということで建てられたのは・・・どこ?(答えは最後に)
一階は主室の招賢殿と八景の間、舟入の間、さらに後に増築された茶室・憶昔からなり、二階は歌仙の間、三階は摘星楼と呼ばれる展望室。 (説明:京都市観光文化情報システム)
御影堂の横にあった白梅。
■カテゴリーは本来・・・1 京都駅界隈 東寺 のなかの「駅ビル 京都タワー・・」・にするべきですが、「東本願寺 西本願寺」にしております。
記事にするのを忘れていたわけでは無いのですが・・・写真が少なくて記事にするきっかけが無くて眠ったままの写真も入れました。
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宗務所と三門との間から見える「京都タワー」です。
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コメント
「一階は主室の招賢殿と八景の間、舟入の間、さらに後に増築された茶室・憶昔からなり、
二階は歌仙の間、三階は摘星楼と呼ばれる展望室。」
の下の写真は初めて見る角度からの飛雲閣で新鮮です!
南西から見ると飛雲閣はこんな形なんですねえ!
投稿: つくば | 2009年2月28日 (土) 02:21
★つくばさん お早うございます♪
「検索」の件、あまりお役に立てなくて・・・m(_ _)m。
飛雲閣の公開にはまだ行ったことが無いのですが、テレビでは見たことがあります。撮影禁止だそうですね。
公開中はもしかすると窓が開いていて・・・ここから望遠で・・・悪い事考えちゃダメですね。
投稿: りせ | 2009年2月28日 (土) 11:20
銅閣
へぇえええー
そんなのあるんねぇ
投稿: munixyu | 2009年2月28日 (土) 11:37
おはようございます!西本願寺の「飛雲閣」は通常見られないので、ここへ来れば概観だけは見られるのですね。今度行ってみます。クイズ、京都オタクの友人に今度教えてあげます。祇園閣の方もタイミング良く見れたら好いですね。先日、初めて京都タワーに登りました。望遠鏡(無料)が360°置いてあって、あちこち眺めたり、写真を撮ったりして楽しかったです。
投稿: shimasi | 2009年2月28日 (土) 12:07
★munixyuさん こんにちは♪
「金銀」とくれば「銅」ですよね。銅閣寺・・・考えましたね。
投稿: りせ | 2009年2月28日 (土) 12:29
★shimasiさん こんにちは♪
西本願寺の南東の隅では囲いがあったかで見えません。西本願寺の中に入れば良いかもしれませんので、こんど行ってみます。
祇園閣からの眺めも良いでしょ。公開時にあえば良いですね。
「京都タワー」って穴場というには可笑しいけれど、意外と行かないものでしょ。でも360°の眺望・・・双眼鏡が楽しいです。
投稿: りせ | 2009年2月28日 (土) 12:37
サイト内検索の件は旦那様の回答までいただきありがとうございました。
飛雲閣は宗門の京女同窓会御一行が見学に訪れた時は写真OKだったそうですよ。
(うちの母談)
投稿: つくば | 2009年3月 1日 (日) 00:47
★つくばさん こんばんは♪
サイト内検索・・・私はピエロを覚えていたのですが、主人は「こんなの使ったか?」・・・みたいで・・・充分にお役にたてませんでした。
京女は西本願寺ですから、私も在学中は内部見学もしましたが、飛雲閣へは行ったことがありません。
わ~お母様とは大先輩なのですね。全体の同窓会はどうも大そうで一度も行ったことがありません。。こんど、西本願寺の中に入って、どこまで撮影できるか・・・行って来ます。
投稿: りせ | 2009年3月 1日 (日) 01:36
こんばんは。
また1つ京都の秘密を此処で知ってしまいました。2枚目の写真を見たとき、本願寺ですが・・・と思ってしまいました。そしたらコメントに「大伽藍ではあるが壮大な本願寺の南に隣接している~」京都駅から堀川通りを北上するルートは何回も通っているし歩いて通ったこともあったのに思い込みって怖いですね。しかも,書いていて気づいたことですが秘密でも何でもありませんね。ただの勘違いですね。
興正寺も在る場所が場所なのに規模の大きなお寺ですね。ここはまさに駅前といっても過言で無い場所ですものね。しかし、京都の梅はもう盛りを過ぎているのですか?それともこちらの梅は京都でも早いほうなのでしょうか?昨日もコメントしましたが岐阜の我が家では今が盛りです。ちょっと京都のほうが暖かいのでしょうかね。
あと、あの東山の建物が銅閣とは知りませんでした。これって結構秘密と言ってもいい位のうんちくなのでは?知らなかった人、結構いたと思いますよ。
投稿: たまちゃん | 2009年3月 1日 (日) 01:40
★たまちゃん こんばんは♪
私も興正寺はてっきり西本願寺の一部だと思い込んでいたのです。今回記事にして、駒札やHPを見て初めて知ったのですよ。
堀川通りの土塀も共通みたいに長くて。以前は西本願寺だったのですものね。
興正寺の梅は見頃だと思ってたのですよ。それも紅梅しか無いと思ってました。白梅もあって・・・予想外に花は早かったです。満開だったら見事だったでしょうね。
お金持ちの考える事ってスゴイですね。「銅閣」を建てちゃいました。屋根と扉などが銅なのですね。
投稿: りせ | 2009年3月 1日 (日) 02:53
祇園閣を建てた大倉喜八郎さんのお話は、結構それなりに有名なお話です。かの金閣、銀閣に並ぶものを建てようとしたのですから、すごい意気込みですが・・・。まぁ、鹿鳴館や帝国ホテルを建てた方ですから、ね。
飛雲閣・・・ずっと、見られる機会を狙っているのですが、東京からでは、如何にせん、機動力がなさすぎます。
りせさんのお写真を拝見していると、「別に、梅の名所じゃなくたって、いい梅は沢山咲いているなぁ。梅の名所より、むしろいいのでは・・・?」と思ってしまうのは、私だけではないと。
投稿: 写真を愛する者 | 2009年3月 1日 (日) 21:29
★写真を愛する者さん こんばんは♪
東山に祇園閣があって、京都のど真ん中にホテル・オークラがあって・・・何とも言えない。飛雲閣の公開は年2回くらいでしょうか。
梅って木の形・枝振りが大切ですね。特に日本画などでは木・幹の美しさ。それに比べると桜は幹は見事な花に隠されていますね。
お寺に1本だけある梅・・・それが良いのかも・・・写真を愛する者さんに今教わりました。有り難うございます。
投稿: りせ | 2009年3月 1日 (日) 23:55