伏見・松本酒造 宝福寺
BSで録画をしていた「剣客商売」(女用心棒)を先日見ました。この松本酒造の建物が滋賀県近江八幡の風景と合成されていました。見られた方、分られましたか?
◆近江八幡 水郷巡りの記事は→こちらです。(前後の記事も見てください)
ところで・・・この松本酒造は「菜の花の風景」としてとても有名だったのですよ。
初めて行った時は花が少なくて・・・「来年こそは真っ盛りの時に行こう」・・・
次の年、次の年・・・菜の花は少なくなってて、刈り取られている。・・・絶対刈り取られる前にと思って早々と出かけたのが2月16日。
花が咲いているどころか・・・スッカリ・スッカリ刈り取られていて・・・。
なので、菜の花の咲いているのを(撮影:2006年)・・・これでも不満だったのです。
これは4月中旬、草は緑。・・・刈り残された菜の花が育ったみたい。
かつて写真で見て、絶対に撮りたいと思った菜の花はこんなのじゃありません。
◆松本酒造の去年の記事は→こちらです。
多分、もう菜の花の景色は見れないと思います。その訳は・・・この道路です。
道路から川越しに「菜の花と酒蔵」を撮ります。
車1台が通るのがやっと。ここにカメラマンが並んだら・・・事故が起こりそうです。
もしかしたら・・・僅かに残ったのが大きく育つかも・・・シブトクもう一度4月になったら行くつもり。
在りし日の名残を留める様に酒造の敷地内に菜の花が咲いていました。
◆松本酒造は大黒蔵・煉瓦倉庫・煙突が京都産業遺産に指定されています。
・・・で、ガッカリな私は以前から気にはなっていたところへ・・・すぐ近くです。
宝福寺 (ほうふくじ) ◆場所はここです。
久祥山と号する曹洞宗の寺院で、三十石船で伏見港に着いた旅人がよく参詣したといわれ、「木挽町の金毘羅さん」として知られている。
もとは真言宗で、伏見奉行所が管轄する九つの村「伏見九郷」の一つ、森村にあったが、応仁の乱(1467~1477)による兵火に遭い、末寺であった「瑞応院」に寺号を移した。慶長四年(1599)に薩摩国の宝福寺の11代住職「日孝芳旭大和尚」を招いて、開山とし、「久祥山宝福寺」と称する曹洞宗寺院に改められた。
ここのお寺では「座禅会」があるようです。
座禅に興味のある方は右下の表を拡大して見てくださいね。 ↓
本堂前にある金毘羅堂は、伏見城の学問所前に建立されていたものを、元和6年(1620)の伏見城廃城に伴い、寺社奉行の山口駿賀守が当寺に移転したものといわれている。また、その際、豊臣秀吉と淀君が「子授け成就」の祈願をして、秀頼を授かったという「陰陽石」や、羅漢像二体なども共に移された。
境内には、宝福寺檀信徒一同により建てられた夢街道・慕古の旅の顕彰碑があります。平成14年(2002)の道元禅師750回大遠忌を前に、住職、副住職一行が平成8年(1996)に禅師の足跡250km(京都から福井県・永平寺まで)を行脚したことを記念するものです。拡大してくださいね。なお、この行脚は全国からの参加希望有志を交えて、毎年続いているそうです。(平成29年現在)
高校時代に1度だけ黄檗山・萬福寺で座禅の経験があります。姿勢が悪いから叩かれました。でも、音ほどには痛くありませんでしたよ。このごろは写経、写仏も流行っているようですね。座禅体験される方も多いでしょうね。
京都では調べれば寺院で座禅の体験が出来るところは多そうですよ。
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コメント
菜の花
綺麗でいいねぇ
投稿: munixyu | 2009年2月24日 (火) 11:43
★munixyuさん こんにちは♪
菜の花・・・良い花ですよね。
近くの街路樹の根元には菜の花が満開だったのに・・・絶対に生やさない計画のように、毎年バッサリです。
投稿: りせ | 2009年2月24日 (火) 14:17
こんばんは!
今回は伏見に行かれたんですね~!
私もこの松本酒造と坂本龍馬で有名な寺田屋に一度行ってみたいんですよ。いつも良い処にお出掛けになってられます。(滋賀の桜の咲く頃や水草が生える頃の水郷巡り最高ですね!)
昔、伏見の藤森神社の直ぐそばに親戚がありましたので伏見には馴染が深いんですが、今はもう何年も行っておりません。
宝福寺は知りませんでした。曹洞宗の流れを汲む禅宗のお寺は京都には多いんですね~。ちなみに私が幼少の頃通った保育園はもう一つの禅宗、臨済宗の妙心寺の中でした。怖い編み傘の出で立ちの坊様(修行中)がいっぱいおられたのを、うっすらと覚えています。
投稿: ヒロ | 2009年2月24日 (火) 23:35
瓦屋根なのにどこか異国風でいい写真ですね。
けっこうこういうの好きです。
黄色一面の向こうにこの建物、その上には青い空と白い雲・・・だったんでしょうね。
投稿: iwna-creek | 2009年2月24日 (火) 23:43
★ヒロさん こんばんは♪
友人が寺田屋の近くに住んでまして、よく行くのですよ。松本酒造も近いからこの季節になると行くのですが、菜の花は無理なようです。
寺田屋は記事にしています。↓見てくださいね。
http://kyoto-albumwalking.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_b5e3.html
松本酒造の前に大きな標識に「宝福寺」ってあったので行ってみました。
ヒロさんは妙心寺の保育園でしたか、私は東福寺の幼稚園に通っていました。土曜日に通天橋を渡ってお参りに行った後、おやつが「松風」でした。
投稿: りせ | 2009年2月25日 (水) 02:24
★iwna-creekさん こんばんは♪
京都にはレンガ造りの建物が産業遺産として残っています。街にレンガって良いですね。
松本酒造の菜の花の写真。。。一面真っ黄色の菜の花の向こうに酒蔵があるのですよ・・・一度見たかったです。
投稿: りせ | 2009年2月25日 (水) 02:29
こんばんは。
2日ほどご無沙汰をしました。
三角州の写真はとても2月のものとは思えませんね。いくら、暖かいと言っても水は冷たくわないのかとと思ってしまいます。京都というと歴史を感じさせられる町並みや個々の建物と言う感じがしますが京都市民の憩いの場今の京都の生活の場の風景ですね。こういった景色のすぐとなりにすごい歴史の建物や町が普通に存在するところがまた大きな京都の魅力ですね。
今日の写真は京都の歴史ある風景ですね。菜の花はなぜそんなにも必死に刈り取られてしまうのでしょうね。綺麗な春を告げる景色として咲くままに任せておく事は出来ないのでしょうか?伏見は1度は訪れてみたいと思いながらも1度も訪れたことがありません。僕は司馬遼太郎の「竜馬が行く」を全部読みましたので寺田屋へは1度言ってみたいと思っています。酒蔵などはその雰囲気などはガイドの写真などで良いなとは思いつつも自分が下戸なのでちょっと距離を感じています。
投稿: たまちゃん | 2009年2月25日 (水) 02:33
★たまちゃん こんばんは♪
ちょっとのご無沙汰でした。淋しかったけれど、無理しないでくださいね。
菜の花を見に行くと刈り取られている。→来年は刈り取られる前に→去年より早く来たのにスッカリ刈り取られている→来年はもっと早く→やっと気が付きました。菜の花を絶滅させるようです。カメラマンが並んだら危険この上ないところですから。。。それでも・・・なにか方法は無かったのかしら。
寺田屋は残念なことになりましたが、そういうものだと分って行けばいいと思います。お酒がダメだと(私も)ちょっと淋しいですが、充分に見どころがある伏見ですよ。伏見も良いところです。是非。
投稿: りせ | 2009年2月25日 (水) 03:01
宝福寺様、慕古報恩行脚記念碑の内容について訂正。
平成8年最初に行脚されたのは、檀信徒ではなく、当時の住職様・副住職様です。檀信徒の参加は少なく、全国から有志希望参加者で、毎年続いているそうです。(22年目
→平成29年現在)
投稿: K4 | 2017年10月12日 (木) 22:05
★K4さん こんばんは♪
記事の内容について、コメントありがとうございます。「宝福寺檀家有志が行脚した」という記事は、京都市歴史資料館情報提供システム「フィールド・ミュージアム京都」からの情報です。
でも、このシステムの情報が正確とは限りませんので、頂いたコメントの内容を考慮して記事を修正・加筆しました。
ご指摘ありがとうございました。
投稿: りせ | 2017年10月13日 (金) 00:32