上七軒 上七軒歌舞練場
今日は天神さんの東門から続く「上七軒」です。◆場所はここです。
上七軒 (かみひちけん) 京都では”七”は”ひち”と発音します。
京都最古の花街で京都市上京区真盛町から社家長屋町に位置します。
室町幕府の頃、北野天満宮の社殿が一部焼失し、再建の際に残った資材を使って東門前の松原に七軒の茶店を建て、天満宮へ参詣する人々の休憩所としました。
その茶店を「七軒茶屋」と称したのが、「上七軒」の地名の由来になります。
天正15年(1587)8月10日、豊臣秀吉が北野天満宮で「北野大茶の湯」と呼ばれる大茶会を催した際に、七軒茶屋を秀吉の休憩所としました。
その時、名物の御手洗団子を秀吉に献上したところ、大いに誉められて、褒美として七軒茶屋に御手洗団子を商う事の特権を与えられました。以来、上七軒では五つ団子の「つなぎ団子」紋章がつかわれています。
その際に山城一円の法会茶屋株を公許されたのが、わが国最初のお茶屋の始まりと伝えられています。西陣との結びつきで花街としての繁栄を極めました。
鐘馗(しょうき)さんをよく見かけます。◆「鐘馗さん」を集めた記事は→こちらです。
どこかでランチを・・・上七軒歌舞練場の門のところで見かけたポスターのお店に・・
上七軒歌舞会 上七軒お茶屋協同組合
その前にあるのが「光盛大明神」
「茶ろん上七軒」の入口。残念ながらランチの時間が過ぎていましたが中に・・・
中に入ると上七軒歌舞練場・・・全く知りませんでした。
上七軒歌舞練場は500の客席と日本庭園を備えた多目的なホールで、春の北野をどり、秋の寿会の定期公演・・・
他にも各種公演・催物会場として利用されるそうです。
お昼の場所を求めて、外に出ました。
静かで趣のある道です。
祇園の花見小路では芸・舞妓さんを見かけることはよくあるのですが、この界隈では見かけたことがありません。
2007年、お茶屋10軒、芸妓、舞妓合わせ25名。(以上説明はWikipediaとHP)
再び天神さん東門から続く道に戻ります。
和ものを扱うお店・・・
老舗の和菓子やさん
この通りは観光客にも人気です。
私は「七」を”しち”とは発音し難いです。「七福神」も「ひち」ですが、京阪の「七条」はアナウンスが昔からずっと「しちじょう」って言うから慣れました。言い易いです。
明日の記事はクイズにしようかと、ちょっと楽しみになりました。
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コメント
上七軒歌舞練場、さすが絵になりますねぇ。
夏のビアガーデン、舞妓はんもいるというし、お茶屋遊びが無理ならば、ぜひここに田舎の父親を連れてってみたいものです。
投稿: genchan | 2009年1月30日 (金) 09:24
★genchanさん こんにちは♪
「茶ろん上七軒」もゆっくり出来そう。舞妓さんもこられるかも知れません。ビアガーデン用のテーブルもあったし、、、。良いですよ。是非、お父様と。
北野をどりの頃は賑やかだと思いますよ。リンクしたHPで確かめてくださいね。
投稿: りせ | 2009年1月30日 (金) 11:32
京都の町って
いう感じがいいねぇ
投稿: munixyu | 2009年1月30日 (金) 11:37
おはようございます! 祇園の花見小路とはまた違う雰囲気。歩いてみたくなりました。”茶ろん上七軒”ネツトで少し調べました。美味しそうな洋食の写真の写真気になります。
投稿: shimasi | 2009年1月30日 (金) 11:37
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news004722.html
地域ブランド力ranking…京都府2位、京都市1位だそうです。
投稿: lelelele | 2009年1月30日 (金) 11:46
なんなんでしょうね、上七軒の不思議な魅力って。
クルマはワシワシ通りまくって落ち着かないし、店に入ろうにもめっちゃ敷居高そうで一見さんはもちろん、庶民には無縁なのに。
必ず近くに来ると無理にコースを曲げてでもここを通ります。
私も芸妓さんは見たことありませんが、夏の昼下がり、開けはなった二階から練習されているらしき三味線の音なら何度か耳にしました。
夕方頃に通りかかると、灯りの入った提灯や行燈のある仕出し屋さんから、煮物や卵焼きの香りや活気のある板前さんの声が流れてくるのがなんとも素敵。
投稿: よろづ屋TOM | 2009年1月30日 (金) 18:00
★munixyuさん こんばんは♪
そうですね・・・落ち着いた京都っぽい通りです。
投稿: りせ | 2009年1月30日 (金) 20:49
★shimasiさん こんばんは♪
お昼のメニューはオムライスやカレーライスがセットになってました。手頃な値段でした。喫茶だけならいつでもOKでしたよ。
あの通りはお店も無いから歩くだけですが、良い雰囲気が楽しめましたよ。
投稿: りせ | 2009年1月30日 (金) 20:55
★leleleleさん こんばんは♪
地域ブランド力ですか・・・「京のいっぴん」っていう番組をよく見るのですが、京都にはいろいろありますね。
投稿: りせ | 2009年1月30日 (金) 21:02
★よろづ屋TOMさん こんばんは♪
老松のある広い通りは観光客も見かけますが、1本入ると静かですね。
フフフ・・私はあまり興味はないのですよ。女ですしね。
・・・それだけかな・・・ゴメンナサイ。
投稿: りせ | 2009年1月30日 (金) 21:21
こんばんは。
昨日コメントの返信でいただいたアドバイス次回訪れる時の参考にさせていただきます。ご丁寧な返信ありがとうございました。
上七軒歌舞練場、自由に出入りが出来るのですか?ぱっと見池のあるお庭が素敵な感じで建物にも趣が感じられますね。池に突き出して作られている様に見える欄干に囲まれた、廊下の床は朱色に塗られているように見えますが雰囲気ありですね。
通りの両側に古民家のような家が建ち並び趣がありつつもそこに自転車が停めてあったり、電柱があったりしてここが決してテーマパークではなくて地元の人達の生活の場なのだと言うことがうかがい知れてこういった通りに足を入れるたび京都を感じます。こういう感じが大好きです。
せっかくだから電柱を埋めて欲しいと思わないわけではないのですがそうなったら今感じるこういった説明のつかないようなトリップ感は味わえないのだろうなあと勝手に妄想してしまいます。
あとは、ここに生活をしている人達に嫌われてしまわない様に。ですね。
投稿: たまちゃん | 2009年1月31日 (土) 01:40
★たまちゃん こんばんは♪
いえいえ、分る範囲だけですから参考になれば嬉しいです。
上七軒歌舞練場は初めてでした。正面がココなのか分りませんが、ここから入れるようです。工事中だったのと、催しが無かったからでしょうか中には入れませんでした。「茶ろん上七軒」は普通の喫茶店のようでした。
京都には1筋入ると、ぐっと違った雰囲気の通りになることがあります。京都の路地が最近よく取り上げられていますね。懐かしい京都がそこにあります。けれど、今も生活の場。人々が活き活き生きているところ。決してレトロじゃないのです。京都を「古都」といいますが、私は「古都」だとは思っていません。。。京都人だからでしょうか。
電線は徐々にですが地下に埋められているようです。狭い歩道に電柱はジャマ、電線もうっとおしいですしね。
投稿: りせ | 2009年1月31日 (土) 03:33
昨年の3月、北野天満宮にはお参りしましたが上七軒は車で通過だけでした。素敵な街並みですね~
今度はゆっくりと歩いてみたいです。
投稿: 白熊二代目 | 2009年2月 1日 (日) 00:52
★白熊二代目さん こんばんは♪
こちらにもコメントを有り難うございます。
「北野天満宮」と「上七軒」は「セットで1つ」として・・・。それが良いかもです。
投稿: りせ | 2009年2月 1日 (日) 01:53