御香宮 遠州ゆかりの石庭
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「御香宮さん」として親しまれる、伏見の御香宮神社 です。
御香宮神社 (ごこうのみやじんじゃ)
御祭神は神巧皇后、仲哀天皇、応神天皇など九柱を祀ります。
社伝によれば、貞観4年(862)境内から香の良い清泉が湧き出し、その水を飲むとたちまち病が癒えたので、「御香宮」と呼ばれました。
今日は社務所後ろにある「遠州ゆかりの石庭」です。2回目の訪問です。
小堀遠江守政一は元和9年(1623)、伏見奉行に着任すると庁舎の新築を命ぜられました。
寛永11年(1634)7月、上洛した三代将軍家光をここに迎えた時、立派な庭園に感心して褒美として五千石加増、一躍大名に列しました。
伏見奉行所の庭園は遠州公にとって出世の糸口でもあったのです。
庭園の手水鉢には、文明9年(1477)の銘があり在銘のある手水鉢としては非常に珍らしいものです。(説明はいただいた栞から抜粋しています)
この庭は・・・今から350年ほど前奉行所内に作った庭園の石を、戦後移して作ったもので・・・
中根金作氏(中根造園研究所長)の作庭です。
たった一人の拝観者に、お庭の説明テープが流れ、自由に見学させていただくのが勿体ない感じでした。
西のお庭に移動して・・・(レースのカーテンが残念)
こちらも綺麗に手入れされたお庭です。
後水尾上皇が命名された『ところがらの藤』も移植、その由来碑も建てられています。右に少し見えますが、それでしょうか。
松の右に藤があるのですが、構図として良くなかったので・・・。
ここには紅葉はないのですが、境内の紅葉の葉っぱも風に流れて来ています。
すだれ越しにさっきの紅葉です。
御香宮の境内は次にまわして今日は先に庭園をしています。
拝観料をいつも書かないのですが・・・ここは200円でした。昭和の作庭ですが、良心的と思います。
境内も綺麗に色づいていました。伏見城の遺構も合わせて次回に紹介します。
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社務所玄関に咲いていた嵯峨菊です。
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コメント
落ち葉と石庭
いいですなあ
投稿: munixyu | 2008年12月18日 (木) 11:22
久しぶりにコメントしてます。
実はこの度、初めて京都検定2、3級受験してきました。
で、こちらのサイト参考にさせて頂いてて、お陰様で結果はバッチリでした。
ありがとうございます。
これからも応援してます。
投稿: げんちゃん | 2008年12月18日 (木) 12:28
★munixyuさん こんにちは♪
赤い落葉は白砂や石に合いますね。いつも見てくださってて有り難う(*^_^*)
投稿: りせ | 2008年12月18日 (木) 17:33
★げんちゃんさん こんにちは♪
お久しぶりなのはお勉強でしたか・・・。
ブログがお役に立ちましたか・・・良かった。結果も花丸ですね。
私も京都検定受けてみようかと思ってるんですよ。来年あたりは~。3級からですが。
げんちゃんさん次は1級、これは凄く難しいらしいですね。このブログはお役にたてませんが、いつまでも宜しく。応援ありがとう(^o^)/
投稿: りせ | 2008年12月18日 (木) 17:45