岩戸落葉神社は源氏物語ゆかり
「岩戸落葉神社」は周山街道を高雄・槙尾・栂尾の三尾からさらに清滝川沿いを北上、杉坂口からさらに北へ。JRバス「小野下ノ町」下車すぐのところです。
運転手さんに「落葉神社はどこですか?」って聞いたのですが全くご存知無い。バスを降りても誰にも会わない・・・。そんなところです。
銀杏の葉に埋め尽くされた境内をイメージして行ったのですが・・・銀杏の黄葉は進んでいたものの、地面はまだ葉っぱで埋め尽くされ・・・とは行きませんでした。
その分、巨大銀杏が見事でした。
「源氏物語」の”落葉の宮”とも重ねて信仰されてきたところです。
源氏物語ゆかりの場所・・・ここにもあったのですね。
岩戸落葉神社(いわとおちばじんじゃ) (撮影:11月9日)
小野郷の産土神(うぶすながみ)で、岩戸社と落葉社の2社からなっています。
清滝川・岩谷川・笠谷川の3川が合流する場所にあって、千年を超す歴史の「墜(おち)川神社」が、いつからか「落葉(おちば)神社」と呼ばれるようになったといいます。
ここが黄色に埋め尽くされるのは・・・
紅葉がこんなに綺麗・・・。日陰だから遅いようですが。
もみじ・・・華麗な色加減が素敵です。
「落葉の宮」 (おちばのみや)
源氏物語に登場する架空の人物。朱雀帝の第二皇女(女二宮)で、母は朱雀帝の更衣であった一条御息所。妹の女三宮に比べると落葉のようにつまらない人だと蔑む歌を詠まれる。このことから「落葉の宮」と呼ばれました。
柏木巻では
夫・柏木が没し、その後、死の床で彼女の後事を託された夫の親友・夕霧の訪問を度々受けるようになる。そのうちに夕霧は彼女に思慕の念を抱くようになり、母・一条御息所の死後、夕霧の手によって半ば強引に隠棲していた小野山荘から本邸の一条宮に移され、執拗に結婚を迫られる。初めは拒むものの、結局は結婚を余儀なくされてしまう(以上「夕霧」)。
匂宮巻では、
六条院の北東の町に居を移し、夕霧の側室・藤典侍の産んだ六の君を養女に迎え、比較的幸福に暮らす宮の様子が描かれています。(Wikipediaより)
◆「源氏物語千年紀」も”横笛ー岩戸落葉神社”として紹介していました。
全く人気の無いところでした。
高山寺から車で14-5分の所、これから落葉が始る大きな銀杏です。
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コメント
こんにちは りせさん
落葉神社なんてこれからの季節にぴったりの名前の神社ですね 真っ赤な鳥居と黄色い銀杏の葉がとても素敵ですね これからだんだんと秋色も深まり雅な京姿が始まりますね・・・行きたいです・・・行く時間が無いと思うと益々行きたくなる(涙)
投稿: じんべい@新潟 | 2008年11月12日 (水) 07:04
と、なると銀杏の香りは・・・・。
投稿: Tacchan | 2008年11月12日 (水) 09:13
★じんべい@新潟さん お早うございます♪
今日は良い天気ですよ~♪ 陽にあたるところは赤色が進むでしょうね。
私、京都市の回し者じゃないから本当の事を言います。
・・・お家でこのブログ見ていてください。
気軽についつい「来てください」って言ってますが、それはそれは凄い人ですよ。
京都人はその間は家に閉じこもりたい程の混雑になります。車が動きません。
私が今心積もりしている処全てを回ることは出来ないと思いますが、出来る限りまわってきますから。
投稿: りせ | 2008年11月12日 (水) 09:30
★Tacchanさん お早うございます♪
・・・ギンナンの匂い?・・・気付かなかった・・・というより・・・落ちていたかなあ??
あの銀杏の木はギンナンのならない雄の木なのかしら???。
だったらギンナン好きには残念。
地面の写真を入れたかったのですが・・・葉っぱは少ししか落ちてないし辞めました。
投稿: りせ | 2008年11月12日 (水) 09:41
うーむ、美しい。グラデーションではなくデジタルチックな色の出方はやはり冷えの厳しい山間部ならではでしょうか。
塗り直して間もないペカペカの鳥居ですね〜。人がいないようでも実は来客が多いという事でしょうね。
さすがにもうコッチ方面は人が集中しすぎるしルートも限定されるのでシーズン時は最初から諦めてますが。
私のサイトのテーマが“いかに人混みに合わずに美しい京都に出逢うか”なので、本当はこういう方面でも盲点を見つけないといけないんでしょうけど、三尾の場合移動の基本が車やバスで一本道となれば避けようがありませんわね。無念。
投稿: よろづ屋TOM | 2008年11月12日 (水) 10:19
銀杏の紅葉
ええですわぁ
投稿: munixyu | 2008年11月12日 (水) 11:24
こんにちは!小説の中とはいえここまで来るの大変だったでしょうね。銀杏がきれいですね。自然の素晴らしさを感じます。
投稿: shimasi | 2008年11月12日 (水) 13:04
こちらも、今日は晴天です。高い山々は雪化粧しました。
撮影日とても参考になります。
りせさんのブログ見てて無性に京都が恋しくなり、この25日から、2泊で上洛の予定です。今はただただお天気を祈るばかり。
りせさんは銀杏お好きですか。
以前に加茂川と北大路の交差した西側で銀杏拾いしてる人達見かけました。晩秋の風物詩ですね。
投稿: なごり雪 | 2008年11月12日 (水) 15:25
★よろづ屋TOMさん こんにちは♪
三尾は紅葉の頃が一番人気がありますからね。。。
今週末からは周山街道の車が渋滞かもしれません。道が細い所、工事中の所は一方の車を止めて片側通行でしたから。
三尾を通らずにココに来るには・・・京見峠からかな??? ルートはよく分りませんが。かなり迷いそう。
落葉神社は山陰で紅葉には早かったですが、三尾はそこそこの色合いで良かったですよ。明日はここから下って「高山寺」です。
投稿: りせ | 2008年11月12日 (水) 15:46
★minixyuさん こんにちは♪
寒くなって黄葉、紅葉が進みましたね。景色が鮮やかにカラフルになってきましたよ。
投稿: りせ | 2008年11月12日 (水) 15:52
★shimasiさん こんにちは♪
楽しいですね・・・小説なのにちゃんとそれらしい場所が在るのですから。宇治の「橋姫神社」もありますし。それにしても・・・ここは遠すぎます。
銀杏の大きさ・・・見事でしたよ。あの葉っぱが黄葉して落ちるのですから。。。黄色一色の地面。見てみたいです。
投稿: りせ | 2008年11月12日 (水) 15:59
★なごり雪さん こんにちは♪
日付から今日の色具合を想像してくださいね。
もう山は雪化粧ですか・・・なごり雪さんが来られる頃は比叡山がうっすら・・・かも知れません。
25-26日は平日だから少し混雑は避けられるかもしれませんよ。
ギンナン好きです。西明寺近くで焼き栗とギンナンを買って歩きながら食べました。銀杏の木の下ではギンナン拾いの人をよく見かけますね。私は手がかぶれそうなので・・・拾いたいけれど我慢しています。
投稿: りせ | 2008年11月12日 (水) 16:09