閑院宮邸跡 京都御苑
←目次 からたっぷり京都をご覧ください。2006・1・27から毎日更新。
また、蒸し蒸し暑い京都です。
今日は京都御苑南西の角にある江戸時代より続いた閑院宮家の屋敷跡です。
京都御苑は江戸時代には200もの宮家や公家達の邸宅が立ち並んでいた公家町でした。明治になって都が東京に移ってからはこれらの邸宅は姿を消しましたが、その中で唯一「閑院宮邸跡」は創建以来の場所にあって当時の建物や庭の面影今に伝えています。
門を入って玄関です。
門の正面にある松を玄関から。
閑院宮家は伏見宮家、桂宮家、有栖川宮家と並ぶ四親王家の一つで、1710年に東山天皇の第8皇子直仁親王を始祖として創立され、公家町南西部のこの場所に屋敷を構えました。創建当初の建物は天明の大火(1788年)で焼失し、その後再建されていますが、現在の建物との関係など詳しいことはわかっていません。
明治2年の東京遷都に伴い、閑院宮が東京に移られてからは、華族会館や裁判所として一時使用され、御苑の整備が一段落した明治16年、宮内省京都支庁が設置されています。
第2次世界大戦後の昭和24年、京都御苑が国民公園となってからは、厚生省、のちに環境庁の京都御苑管理事務所などに使用されていました。
平成18年3月に改修工事を終え、京都御苑の自然と歴史についての写真・絵図・展示品・解説を備えた収納展示室と庭園などを開放しております。
御苑内に生育する樹木は約5万本といわれており、芝地ではカンサイタンポポの群落が見られるなど、苑内に生育する植物は400種を超えます。
野鳥もオオタカが餌場として利用したり、アオバズクの繁殖が見られるなど90種以上が確認されています。また、50種を超えるチョウやマツカサを分解するマツカサタケなど400種を超えるキノコ類が確認されるなど、驚くほど豊かな自然の生き物たちを見ることができます。(説明は公式サイトより)
訪れたのは桜の咲く頃。今はもっと緑が濃いはずです。
入ってきた門が見えました。
◆カテゴリーは京都御苑の四季 京都御所・離宮 「★旧・・・その1」にも御苑の写真が沢山入っています、是非どうぞ→こちらです。
休館日 月曜日・年末年始(12月29日~1月3日)
参観時間 午前9時~午後4時半 ※受付は午後4時まで
入場料 無料(ご予約の必要はありません)
◆ いつも励ましの応援クリック有り難うございます。
とても嬉しいです。今日も宜しくお願い致します。
--------------------------------------------------------------
是非よろしく→ こちらも →
--------------------------------------------------------------
| 固定リンク
「○ 1 京都御苑とその界隈 Imperial Palace」カテゴリの記事
- 秋色の京都御苑(2008.10.30)
- 閑院宮邸跡 京都御苑(2008.08.29)
- 御所の中の神社2つ(2008.05.26)
- 花の御所 (京都御苑)(2008.04.25)
- 御所 出水の小川は桜満開(2008.04.23)
コメント
緑の感じがええですなぁ
投稿: munixyu | 2008年8月29日 (金) 11:37
温暖化の影響でしょうか、町を飲み込む集中豪雨。
東も不安定な灰色の空が続いています。
静寂な京都御苑を拝見していると心が和みます。
投稿: Tacchan | 2008年8月29日 (金) 13:47
★munixyuさん こんばんは♪
遅くなってゴメンナサイ。
これくらいの緑でも良いですか・・・桜の時期だったから1本でもあったら華やかだったんだけれど。
投稿: りせ | 2008年8月29日 (金) 21:54
★Tacchanさん こんばんは♪
こちらはぐずついたハッキリしない空模様ですが、東海、関東は大変でしたね。大丈夫でしたか?
「閑院宮邸跡」は目立たないし、「入っても良いのかな?」って感じで訪れる人は少ないみたいです。
投稿: りせ | 2008年8月29日 (金) 22:00
今晩は!今年の6月に京都に行ったとき、京都御苑を歩いていたとき偶然見つけて入ってみました。中庭が広くて気持ちがいい建物だなと思いました。
投稿: shimasi | 2008年8月29日 (金) 23:25
★shimasiさん こんばんは♪
もう行かれましたか。。。入って良いものかどうか・・・そんな感じですね。ゆっくり出来る良い場所でしたね。
投稿: りせ | 2008年8月30日 (土) 01:49