妙心寺・塔頭 退蔵院・元信の庭
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今日は妙心寺山内寺院の中でも屈指の古刹の退蔵院です。国宝の瓢鮎図(ひょうねんず)を所蔵するお寺です。
退蔵院 (たいぞういん)
今から600年余り前、越前の豪族波多野重通が、妙心寺三世の無因禅師を開山として、応永11年(1404)に創建した妙心寺の塔頭です。建物はその後再建され、現在の方丈は慶長年間(1596~1615)の建築である(重文)。
猫ちゃんが、招いてくれてます。
今日は方丈の西にある「元信の庭」までです。
方丈の方への道ですが、振り返ってます。蓮が一輪咲いています。
袴腰の玄関 (これも振り返ってます)
退蔵院の本堂と玄関に付いては下を読んで下さいね。
写真は道順から前後しますが、方丈です。
寺宝のうち瓢鮎図(ひょうねんず)一幅(国宝)は、瓢箪でなまずをどうして捕らえるかという禅の公案(試験問題)を絵にあらわしたもので、31人の答が絵の上に書かれています。如拙(じょせつ)が足利義満のために描いたものです。如拙は相国寺の僧で、中国水墨画の新様式を学んで我国水墨画の先駆者となった。
拡大して読んでくださいね。この絵は教科書に出てきますね。
方丈の西側にあるのが「元信の庭」です。
元信の庭 (全ての写真が拡大します)
室町時代の有名な画家狩野元信の作庭と伝えられています。(史跡名勝)。
200平方メートルほどの広さであるが、石組本位の枯山水庭園で、一見無造作に石や橋が配置されているようにみえるが、全体としてみごとに絵画的な調和を保っている名園である。(以上説明部分は駒札より)
右の方から。
次回は矢印の方に行って「余香苑」をお届けします。
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玄関までに一輪だけ咲いていた小さな蓮の花です。
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コメント
銀の猫かぁ
なかなかええですなぁ
御利益ありそう
投稿: munixyu | 2008年8月 5日 (火) 13:19
★munixyuさん こんにちは♪
今、Wikipediaで招き猫の事調べたんですよ。
左手を挙げている猫は人(客)を招くとされる。
黒い猫(これは黒というより銀に近いけど)は、『夜でも目が見える』等の理由から、『福猫』として魔除けや幸運の象徴とされ、黒い招き猫は魔除け厄除けの意味を持ったんですって。
投稿: りせ | 2008年8月 5日 (火) 17:37