京の豪商 洛東遺芳館
←新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。 ※写真は全て拡大します。
洛東遺芳館 (らくとういほうかん)
京都の江戸時代の豪商「柏屋」現柏原家を母体とし昭和49年(1974)に洛東遺芳館として設立開館しました。春、秋の年2回特別公開しています。
婚礼衣装、調度品など約8000点、経営記録、古文書、古書籍1万冊、商家伝承の古美術品、婚礼調度品、衣装等が残っています。場所はここです。
特別公開に行ったのは去年の10月。今日やっと登場です。川端通りの五条を少し下がった所にあります。この建物を「何だろう?」って思われていた方もあると思います。
現存の建物は宝暦13年(1763)に増築されたもので何度も大小火難を逃れ、数百年来の商家を保っています。敷地 520坪、36室の部屋を構えます。
玄関正面、立派な衝立です。
柏原家の先祖は肥後熊本加藤清正公の家臣、柏原御右衛門と伝えられている。初代三右衛門が正保2年(1645)当所に居を構え、初め京小間物・扇子等を粥ぎ、徐々に身代を築き、寛文(1661~)頃に江戸に進出、木綿店、漆器店、紙店等を経営、豪商と称されるようになりました。明治期終り頃、東京に本拠を移した。
「柏の葉?のれん」の向こうは収納性に優れた箱階段になってます。
箱階段です。
2つの坪庭や雪見障子の茶室など日本文化が全て取り入れられた、贅沢な町家です。
天井が網代です。◆島原の「角屋」もそうでした。→こちらです。
この日は「婚礼調度と秋景画展」でした。
豪華な婚礼道具に合わせ貝。ここでの展示品の撮影はOK。「合わせ貝」を撮れるとは思ってなかった。貝合わせ
◆ いつも励ましの応援クリック有り難うございます。今日も宜しくお願い致します。
--------------------------------------------------------------
是非よろしく→ こちらも →
--------------------------------------------------------------
| 固定リンク
「■散策・02 ◆博物館~六波羅蜜寺 大和大路」カテゴリの記事
- 国立博物館とその界隈(2010.02.24)
- 半兵衛麩 むし養い(2009.08.09)
- 大和大路 千日回峰行 夏越祓(2009.07.01)
- 百日紅(さるすべり)と国立博物館(2008.08.16)
- 若宮八幡宮と清水焼(2008.08.13)
コメント
どのようなお方が、どのようなお姿で、どのような日々をお過ごしになっていたのでしょうかね。
投稿: Tacchan | 2008年7月 3日 (木) 09:38
昨日はありがとう
検討してみまぁあす
投稿: munixyu | 2008年7月 3日 (木) 11:43
★Tacchanさん こんにちは♪
そうですよね~・・・どのような生活をされていたのでしょいか・・・。お嫁入りもどんなんだったのでしょうか?
投稿: りせ | 2008年7月 3日 (木) 17:58
★munixyuさん こんにちは♪
お役に立ちましたか??~。美味しい胡麻豆腐が見つかればいいですね。
投稿: りせ | 2008年7月 3日 (木) 18:00
初めて聞いた、そして見た場所ですが・・・
とても「雅」ですねぇ~
うーん
特別公開がないと、見れないんですねぇ~
凸ヾ(^o^)b
投稿: good_tom | 2008年7月 3日 (木) 19:44
こんばんは!綺麗に手入れされたお庭や建物ですね。一度豪商の家の娘に生まれて贅沢を味わってみたい門ですね。綺麗な着物や美味しい食べ物とかいただきたいです。
投稿: shimasi | 2008年7月 3日 (木) 21:30
★good_tomさん こんばんは♪
いつも応援有り難うございます。
川端通りの五条を下がった所に棕櫚の木が並ぶ大きな建物があることはずっと前から知ってましたが・・・京都市の月毎の観光案内を見るようになって、初めてどういうところか知りました。
中に宝物館というか蔵があって、そこで年2回展示が行われる時だけ入れます。
投稿: りせ | 2008年7月 3日 (木) 22:58
★shimasiさん こんばんは♪
当時の豪商の生活ってどんなんだったのでしょうか・・・?
私も、あの見事な合わせ貝で「貝合わせ」などして・・・オホホな生活がしてみたいものです。
投稿: りせ | 2008年7月 3日 (木) 23:04