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2008年7月23日 (水)

祇園祭 新町通りにて

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。 ※写真は全て拡大します。

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今日も祇園祭の山鉾巡行です。お付き合い下さいね。

長刀鉾のお稚児さんは鉾が御池の新町に来た時に鉾から下ります。神様のお使いですから、地面には足を下ろしません。
鉾にハシゴ段がかけられて強力さんが上がって行かれます。観客の皆さんにお顔が見えるようにグルッと回られてからゆっくりゆっくり下ります。(2人の禿さんは自分の足で歩きます)

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新町通りが細くて危険だからでしょうか、この先に車が待っていました。

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さあ、私は四条通に急ぎます。途中保昌山が通って行きました。停まっている長刀鉾より先に「山」が何基か鉾町に帰って行きました。

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長刀鉾がやって来ました。勿論もうお稚児さんは乗っていません。

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ちょっと淋しいかな。

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長刀鉾の「長」という字が変わってますね。織田信長の字だと書いてありました。

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長刀鉾の音頭取の方の装束柄もいいですね。蝶でしょうか? 肩いっぱいに羽根を広げています。

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函谷鉾です。辻回しの竹を丁寧に敷き詰めておられます。大きな車輪をデザインしたこの装束もダイナミックですね。

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鉾と鉾の辻回しの間をぬって芦刈山が西に向かって走って帰って行きました。こういうのが見れるのもここに居てこそかな。

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岩戸山が帰って来ました。町内の「山」って感じがします。

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乗っておられる囃子方も和やかな感じ。帰り道で緊張が取れたのかも。

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音頭取のお二人もお年を召しておられました。

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こうして次の世代へと受け継がれて行くのですね。

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昔からの京町家とマンションの並ぶ間を「おかえりなさ~い」の声の中を帰って行きました。

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「船鉾」を見て帰りました。細い道一杯に帰って来る船鉾を、山鉾巡行の最後にしたいと思います。もう一日お付き合い下さいね。

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岩戸山の装束どうですか・・・・肩いっぱいに広がった大車輪。大胆ですね・・・力強さが表れています。

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□ 2008 宵山 祇園祭 2」カテゴリの記事

コメント

のってるほうも
大変だろうね

投稿: munixyu | 2008年7月23日 (水) 11:45

★munixyuさん こんにちは♪
見ててもガタガタ、ゆらゆらしてますよ。外に腰をかけてですから。長刀鉾だけが生稚児さんになったのは、鉾からお稚児さんが落ちて亡くなられたからだと聞いています。

投稿: りせ | 2008年7月23日 (水) 17:38

浴衣の柄、どれも凝っていますね。
祇園祭は鉾や山だけでなく、見どころが沢山あるのですね!

投稿: チャオ | 2008年7月23日 (水) 20:52

無事に、巡行が終わってほっとしているでしょうね。でも、鉾や山を解体するは早いと聞きました。みなさんの努力のおかげでいいもの見せていただきました。ありがとうございました。

投稿: shimasi | 2008年7月23日 (水) 22:06

りせさん こんばんは お疲れさまです。
いやぁ これでもか(笑)ってくらい楽しませてくれますね!こちらは楽させてもらって楽しませてもらって感謝、感謝ですよ。
ところで、もしかしてどこかに書かれているかと思ってブログ内検索をしてみましたが、ヒットしなかったので質問ですが、山鉾巡業は電線はどうして引っかけないでかわしてるんでしたっけ?昔は路面電車の電線もあったと思いますが??

投稿: iwanacreek | 2008年7月23日 (水) 22:31

コメント訂正です。山鉾巡業→山鉾巡行(^^;

投稿: iwanacreek | 2008年7月23日 (水) 22:35

★チャオさん こんばんは♪
着物の町ですから・・・さすがにデザインもステキ!!って思います。見どころが一杯ですね。

投稿: りせ | 2008年7月24日 (木) 02:24

★shimasiさん こんばんは♪
ゆっくりする暇も無く続いて片付けされます。気合が入ってるときに綺麗にするのが片付けの極意ですね。休んだらやる気が・・・。お祭りの継承、大変な事だと思います。

投稿: りせ | 2008年7月24日 (木) 02:27

★iwanacreekさん こんばんは♪
祇園祭、楽しんでいただけましたか。長い時間の巡行では無いのですが、見どころが多くて何回にもになってしまいました。

下から5枚目の写真を見ていただければ分るかと思いますが、屋根方さんが持っておられる器具で電線などは除けるみたいですね。電柱の上に黄色い布がかけられている写真が数々あるかと思いますが、前もって邪魔にならないようにしているようですよ。
信号機はその下の写真のように、回転させられて壁側につけてあります。これで通れます。

投稿: りせ | 2008年7月24日 (木) 02:41

生前に祖母から聞いた話では、市電が全線通っていた頃は信号同様に鉾が通る場所ではすべて機能を停止して、必要箇所では架線もみなとりはずすのだということでした。
初めて聞いたときは驚きましたが、立山ロープウェイのワイヤーロープやトロッコ列車の架線もオフシーズンは取り外してあると知って案外普通にあるやりかたなんだなと感心した覚えがあります。
立山は自然の猛威に対しての処置ですが、祇園さんは年に一度の祭のためというのがいいですねえ。

投稿: よろづ屋TOM | 2008年7月24日 (木) 10:18

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