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2008年6月24日 (火)

吉田山 黒谷さんと真如堂

新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。 ※写真は全て拡大します。

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昨日の「道」はいかがでしたか? 以前の写真と比べると、舗装されて見違えるほど綺麗になっていたのを今更ながらに発見でした。

金戒光明寺  (こんかいこうみょうじ)  左京区黒谷町。
紫雲山と号する浄土宗の大本山で、通称、黒谷(くろだに)の名で親しまれている。
寺伝によれば、承安5年(1175)、法然上人が浄土宗の確立のために、比叡山西塔の黒谷にならって、この地に庵を結んだのが当寺の起こりと伝えられている。
以後、浄土教の念仏道場として栄え、後光厳(ごこうごん)天皇より「金戒」の二字を賜り、金戒光明寺と呼ばれるに至った。
また、幕末京都守護職会津藩一千名の本陣にもなった。
正長元年(1428)、後小松天皇より、上人が浄土教の真実義を悟った由緒により「浄土真宗最初門」の勅願を賜った(トップの写真)。

山門です。正面ではなく後ろです。万延元年(1860)の完成。
「車止」の向こうは長~い階段です。木の左に遠く「京都タワー」が見えます。

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御影堂脇壇(みかげどうわきだん)には、京都七観音・洛陽三十三観音の一つ、吉田寺の旧本尊と伝えられる千手観音立像を安置している。
また、御廟には上人の分骨を納め、廟前には熊谷蓮生坊(直實(なおざね))と平敦盛の供養塔二基が建てられている。
寺宝としては、山越阿弥陀図・地獄極楽図等の屏風や法然上人直筆の一枚起請文など数多くの文化財を蔵し、墓地には、国学者山崎闇斎、茶人藤村庸軒(ふじむらようけん)、筝曲開祖八橋検校などの墓がある。山門、阿弥陀堂、本堂 など18もの塔頭寺院が建ち並ぶ。(説明は京都市駒札) ↓御影堂

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墓地の上に建つ「三重塔」(重文)です。

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文殊菩薩と三重の塔
古く、くろ谷の西にあった中山文殊が、江戸時代初期徳川秀忠公菩提の為に建立の三重の塔に安置されている。この本尊の文殊菩薩と脇士の像は運慶の作。

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ここからの京都市内も素晴しく見渡せます。

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墓石、卒塔婆を写したくないので、かなり無理のある構図です。

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下りてきたところにある池。

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花菖蒲も咲いていました。

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蓮の花は7月に入ってからでしょうか。

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真如堂に戻って来て・・・

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紫陽花をお届けします。鐘楼と一緒に。

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真如堂は四季折々に花が咲いています。そろそろ沙羅の花が見頃かも。
「祇園精舎の鐘の声・・・」でお馴染みの沙羅双樹の沙羅の花です。

◆14:30追記
時々「・・・その1」を容量の増えない方法で「タイムリーな花」の更新をしています。今日は見頃を迎えている真如堂の「沙羅の花」を再登場させました。こちらです

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三重塔の横です。

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真如堂の三重塔も美しいです。

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※「吉田神社」から吉田山へは、次の機会にお届けします。

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 1 吉田山 散策」カテゴリの記事

コメント

うーん、美しい。花も美しいけど、構図がいいなあ〜〜。
りせさんの切り取る風景は安心して見ていられるだけじゃなく、これが街角のギャラリーとかなら絶対立ち止まって、時間を忘れてしーばらく眺めてるタイプの写真なんですよね。
いつもいながらにして京都の風景の数々。ありがとうございます。
(-人-)なーむー

投稿: よろづ屋TOM | 2008年6月24日 (火) 10:35

★よろづ屋TOMさん こんにちは♪
いつもながら、嬉しいお誉めの言葉・・・単純に喜んでます。♪ 写真の技術が全く無い私としては、構図を誉めてくださる事がとても嬉しいですm(_ _)m。
何でもやっておくべきですね。見やすい構図になっているのは油絵教室(他にも水彩、アクリル画も)に10年近く通っていた時、風景画の時は良い構図の場所探しにウロウロ。先生の指示、批評を聞いていたお陰かなあ・・・と思うのですが、、、でも、「これはナンという変な構図や!!!」というのも後から発見する事もあります。絵は辞めましたから、今は写真で風景画の構図を切り取るように楽しんでいます。

投稿: りせ | 2008年6月24日 (火) 11:16

今日は塔と紫陽花ですなぁ
緑もいい感じ

投稿: munixyu | 2008年6月24日 (火) 11:21

★munixyuさん こんにちは♪
いつもコメント有り難うございますm(_ _)m
紅葉も良いですが、緑も良いですね。
紫陽花はこれからアチコチでしつこく登場しますよ。覚悟してくださいね。

投稿: りせ | 2008年6月24日 (火) 11:54

こんにちは!金戒光明寺、どっしりとした感じ。真如堂は優しい感じ。どちらもいいですね。りせさんの写真が素敵なのは絵画を習っていたからなのですね。

投稿: shimasi | 2008年6月24日 (火) 13:05

★shimasiさん こんにちは♪
黒谷さんの山門・・・ドッシリ。。。恐いくらいに大きいですね。それも山の上に。
カメラを少しでも勉強すれば、良い写真が撮れそうですが全くその気がなくて。。。それなのに、有り難う御座います。
絵は小さい頃から大好きでしたが、何でもが中途半端で終わってしまう私なので、、、ダメですね。

投稿: りせ | 2008年6月24日 (火) 13:54

黒谷さんのこの長い階段を、井戸で汲んだ水を持って上ってました。
結構上のほうにお墓があるので大変でした。
お参りをして下りてくるとラムネが飲めるのが楽しみでしたね。ずいぶん昔になりました

投稿: ナビ | 2008年6月24日 (火) 20:16

「金戒光明寺」と「真如堂」って・・・どこまでの境内がどっちなのか~よく分からなくなるんですよね

どちらかと言うと~
紅葉が綺麗な「真如堂」の方がよく行くかなぁ・・なんて思いますが、いつの間にか「金戒光明寺」に来ていた・・・みたいな感じでしょうかね・・・

金戒光明寺は「御影堂」から水平線上に「山門」が見えるところが魅力でしょうか・・・

丘と言うか、山と言うか・・・
登るにしても「手頃」な良い運動になりますねー

凸ヾ(^^)ポチッとね

投稿: good_tom | 2008年6月24日 (火) 22:51

★ナビさん こんばんは♪
真如堂から入ってきたら墓地の高さだからそんなに登りは無いですが、下からだと・・・階段は長くキツイですね。
ラムネ。。。あのビー玉カチャカチャ。。。懐かしいです。

投稿: りせ | 2008年6月25日 (水) 02:26

★good_tomさん こんばんは♪
真如堂はお寺としてまとまりがありますが、金戒光明寺はだだっ広い(失礼)って感じで、、、山門から下への石段の急さに「降りるの恐~い」と躊躇してます。金戒光明寺は石段がキツイから真如堂から来るに限ります。
そうそう、あの山門が水平上に見えて横に鐘楼がある石段でのロケが多いんですよね。

投稿: りせ | 2008年6月25日 (水) 02:39

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