青蓮院門跡 2 庭園 客殿
←新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。 ※写真は全て拡大します。
今日は「小御所」 「華頂殿」(白書院) 「霧島の庭」 「相阿弥の庭」 「宸殿前庭」です。
青蓮院 (しょうれんいん)
比叡山東塔南谷に伝教大師最澄が僧侶の住居として建てた青蓮坊が起りで、その12代行玄(天台座主)が鳥羽天皇の御帰依を得て、その皇子覚快法親王を托されて、京都の里坊(さとぼう)を拡充して以来、門跡の称号が起り、親王は第2世門主となられた。
皇族、摂関家の子弟が入室される例となって、天台宗で最高の寺格をもつ寺となった。
寺宝は多く、中でも不動明王二童子画像(国宝)は「青不動」と呼ばれて有名である。
この地は、鎌倉時代に青蓮院に合併された十楽院門跡の里坊にあたり、青蓮院は三条白川坊・吉水坊などが老朽化したのちはもっぱらこの坊を維持して今日に至っている。建物は応仁の乱で焼失したが、江戸時代に再建され天明の京都大火にさいし後桜町上皇の仮御所となった。
門主には代々名僧が任ぜられ、17世入道尊円親王は能書をもって知られ、青蓮院流(のちの御家(おいえ)流)を開かれた。
現在の建物は、明治26年火災後の再建のものが多いが、江戸時代門跡寺院の格式を再現している。(京都市駒札)
華頂殿 (白書院)。
雅です。
ここから相阿弥作の庭が眺めることができます。お抹茶もいただけます。
相阿弥作の庭です。庭園は粟田山の山すそを利用しています。
三十六歌仙額絵と木村英輝氏奉納の「蓮の襖絵」が60面。
小御所に向かう廊下の窓ガラスが美しくて。。。
左が小御所、右が宸殿です。
宸殿から見た小御所です。
小御所
本堂の北側に建つ入母屋造桟瓦葺きの建物。明治に焼失した為、江戸中期の建物を移築している。
◆ライトアップの時の「小御所」「華頂殿」はこちらです。
全く雰囲気が違って何とも美しいです。
小御所から見た「相阿弥の庭」と龍心池。
こちらは小堀遠州作の「霧島の庭」です。
茶室「好文亭」が見えます。紅葉の頃も良さそうですね。
霧島の庭から日吉社へ上がる道から見た小御所です。サツキが少し残っていて彩りを添えています。
宸殿。出口へは宸殿前庭を通ります。ライトアップ時はここに青い光が点滅します。
あの大きなクスノキの幹です。
未だ記事にしていないところが色々あって・・・忘れてしまいそう。。。なので、今日の記事は2度に分けようと思ったのですが1度にまとめました。
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コメント
お早うございます。
朝は必ず拝見し、仕事で数字ばかり見ているとフッとこちらに御邪魔します。癒されますよ。
昨日、アレッ私勘違いしたかな記憶違いかなと思ったら、変更のコメントが記されていました。安心致しましたよ。
活躍を祈ります。
投稿: Tacchan | 2008年6月26日 (木) 09:35
昼間の拝観はまだ行ったことがなくて。昼間見ると広々として明るい御殿ですね。中も写真撮らせてもらえるし、ここも行かなくては!
投稿: shimasi | 2008年6月26日 (木) 10:01
自由に・・・
いやぁー
ならしてみたいなあ
投稿: munixyu | 2008年6月26日 (木) 11:22
★Tacchanさん こんにちは♪
時間中に・・・ブログ見てくださってて・・・スミマセン・・・いいんでしょうか・・・。
気分転換、息抜きになって仕事への意欲となれば嬉しいです。
勧修寺、小野方面、京都タワーの眺め・・・~いっぱい貯まってます。。。なので、一回に変更しました。
写真も後から入れ替えたり増やしたりしてて・・・ご迷惑をかけています。
気力があって、身体が動く間に撮っておこうと思っています。これでも、去年、一昨年と比べたら出かけてないんです。
投稿: りせ | 2008年6月26日 (木) 11:44
★shimasiさん こんにちは♪
青蓮院はライトアップで何回も記事にしていたので・・・お昼に行く事を忘れていました。
小御所の襖絵を近くから撮る事以外は自由です。嬉しい事です。
お抹茶をいただきながら、お庭を拝見。広い広い建物、お庭も散策して・・・人も少なくて・・・良いでしょ。近所も名所ばかりで。良いところです。こんどは忘れずに是非、お昼に行ってください。
投稿: りせ | 2008年6月26日 (木) 11:53
★munixyuさん こんにちは♪
あまりにも静かだし~・・・撞くには勇気がいります。
munixyuさん、是非思いっきり撞きに来て下さい。
投稿: りせ | 2008年6月26日 (木) 11:57
私が京都に住んでいた時には「青蓮院」は確か「非公開」でした(特別公開はやっていたかも・・ですが)
外から「大楠木」を見るのが精一杯でしたよ。
今は、常時拝観しているのでしょうか??
1度訪れてみたくなりましたよ。
凸ヾ(^^)ポチッ
投稿: good_tom | 2008年6月26日 (木) 20:13
★good_tomさん こんばんは♪
青蓮院は多分ですが・・・私の若い頃も非公開だったと。。。「格式が高過ぎて・・・」って聞いていたように思います。
今、青蓮院は毎日公開してます。ライトアップにも力が入っていて、年に何回もしてます。シンプルでセンスのあるライトアップです。
通りの向かいにも大楠木があって、「楠荘」とかいう旅館があったと思います。今はマンションになってます。以前「クスノキが老朽」というニュースも見たことがあります。昼も夜も良いですよ、来て下さい。
good_tomさんの毎日のブログの言葉に癒されています。ありがとう。
投稿: りせ | 2008年6月26日 (木) 21:12
りせさんこんばんは。
質問されましたので、又出て参りました。
京都駅では、警察犬をつれたお巡りさん。街中では、機動隊のバス。そして明日は渋滞で車が動かないヨ、という声に遭遇!! 明日までですね。
八坂の塔は閉門でした。残念・・・・
次の機会に又行ってみようと思います。
投稿: チャオ | 2008年6月26日 (木) 22:37
★チャオさん こんばんは~♪
スミマセ~ン コメント有り難うございますm(_ _)m。
そうでしたか・・・以前から交通規制のタテカンが出てて、、御所には入れないって聞いてたし。
サミットの要人が京都観光するらしくて、明日もまだ大変そうです。
八坂の塔は、、、気分次第で公開してらっしゃるのかしら。。。私は昼間公開してる時に通ったことがありません。私も次回に期待です。
投稿: りせ | 2008年6月26日 (木) 22:54
春の桜、霧島つつじ、楓等はそれぞれの季節のあでやかさ、それを一層引き立てますのが四季変わらぬ色彩の松。彼方此方に在ります松の中にあって枝が枝垂れている松をご存知でしたか。まだでしたら是非発見して下さい。年老いたものの表皮は六角形、また頭垂れて腰も低いですね。そのような事から私は「壽・枝垂れ松」と命名して絵画作品の題材にも致しました。学術的には全てのものには「しだれる」性質があるそうですが、それにしても見事であります。ここ青蓮院門跡寺院には他の社寺に比べ多くの楽しみが隠れていて私は好みます。私の作品にも多くの仕掛けを表現してあります。私は山田光造ですwww.mitsuzo.comお寄り下さいませ。
投稿: 山田光造 | 2011年4月 6日 (水) 19:33
★山田光造様 こんばんは♪
貴サイトにて、青蓮院の寺標の蛙さんを見せていただきました。是非今度行った時は確認して・・・撫で撫でさせていただきます。
青蓮院は特に松が多くて綺麗ですね。枝垂れ松ですか・・・どれくらい枝垂れているのでしょうか?写真に撮ってなかッたでしょうか?
「壽・枝垂れ松」・・・貴サイトで探しましたが分かりませんでした。
こんど青蓮院に行った時は好文亭の蹲を始め、見る楽しみが出来ました。
目的を持って見るって様々な発見、興味が広がりますね。有り難う御座います。
投稿: りせ | 2011年4月 6日 (水) 22:59
あなた様のブログをお借りして私と青蓮院との関わりが明らかにする事が出来ました事、御礼を申し上げます。これからも是非続けて紹介をしておいて頂ければ有り難い限りです。如何でしょうか。第三回目のコメントは寺標の蓮と蛙の創作意図を投稿する予定です。有難う御座います。
投稿: 山田 | 2011年4月 7日 (木) 17:49
すみません。パソコンの技術が未熟でした。第一回目のコメントを発見致しました。お騒がせ致しました。本日のコメントは二つとも消去して下さいませ。御願い致します。
投稿: 山田 | 2011年4月 7日 (木) 18:44
★山田光造様 こんばんは♪
コメント有り難うございます♪
最初の1行を消しておきました。
後は嬉しく拝見しております。
1回目のコメントは2007年の記事でした。今回のは2008年の記事。
何時の記事のコメントでも結構です。有り難うございます。
投稿: りせ | 2011年4月 7日 (木) 19:14