田植祭 伏見稲荷大社

←新しく来て下さった方は 目次 もご覧ください。２００６・１・２７から毎日更新。

田植えの時期になりましたね。伏見稲荷大社で１０日に「田植祭」がありました。

伏見稲荷大社（注意：音が出ます）　稲荷神社　伏見稲荷神社
全国４万におよぶ稲荷神社の総本宮です。「五穀豊穣」、「家業繁栄」の神様です。そして「伏見のお稲荷さん」といえばこの真っ赤な鳥居。
稲荷山には信者から奉納された約一万基の鳥居があり、特にこの千本鳥居は名所となっています。

田植祭
ご神前に日々供饌されるご料米の稲苗を神田へ植えるお祭で、本殿お祭のあと祭場を神田に移され、平安王朝の雅な「御田舞」が奉納され、“早乙女”らによって田植されます。約２・３アールの神田に植えられた稲は秋の抜穂祭で収穫、神前に供えられます。

本殿でのお祭が終わって神田までの行列。

橋を渡って・・・。（うろうろしながら撮りました。先回りです）

緑のなか皆さん着席です。

神田のお清めが済んで、田植祭の始まりです。

左右の田に分かれて・・・水に映った姿が美しくて。赤と青の装束は早乙女さん。「茜だすきに菅（すげ）の笠～♪」。

白と紺は男の方、早乙男（さおとこ）というらしい。（そういえば当たり前でしたね）。
大阪府摂津市の「三島初穂講」の講員さん２０人が植えられます。

◆伏見稲荷大社のカテゴリー→13　伏見　山科　醍醐　★伏見稲荷大社（宵宮祭も）
千本鳥居、お山一周もしています。見てくださいね。

田植えと同時に、平安時代の「汗衫（かざみ）」装束の神楽女が「御田舞（おたまい）」を披露します。田植神事は１９４８年から行われています。

まだ少し植え残しがありますが、皆さん上で並ばれました。

ザッザッザッ・・・と砂利の上を歩く神官たちの足音が響き・・・

神官、神楽女さんたちが帰られた後は。。。

早乙女、早乙男さんはまだ残っていたところを続いて植えてられます。

この神田の先は池に続いています。花菖蒲が綺麗に咲いていました。花菖蒲といえば、八ツ橋も。

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池の向こうに田植祭中の神田が見えます。こちらでは亀が大集合です。